Hカップお嬢様乃南ちゃん
わたる:作
■ 33
薄いブルマだけに包まれた乃南の下半身はまさに卑猥の極みだつた。
胸に巻けず劣らず大きいヒップにブルマが食い込み、お尻のほとんどが出てしまっている。ハイレグに近い姿だ。
パンツをはいていないため恥丘の形もくっきりわかる。
「見ないで……恥ずかしい……!」
乃南は空いている手で股間の部分を覆った。
そして男の手からブラジャーとパンツを取ってカバンに入れ、乃南は急いで教室を出た。
「すげーな……ブラ外したらますます揺れてる……」
「またいい絵が撮れるぜ……」
カメラを取りだしながら男が笑った。
乃南はトイレに入り、鏡で自分の格好を見た。
「い、いやっ……!」
鏡を見た瞬間、乃南は思わずしゃがみこんでしまった。
汗を吸って濡れた体操着にはうっすら肌が透けており、乃南がノーブラだということはすぐにわかった。
ブラをしていてもこれでもかと大きい胸はさらに強調され、乳首もやや透けている。
「ダメ……こんな格好……」
乃南は呟く。こんな恥ずかしい格好で体育なんてできない。
「そうだ……保健室に……」
乃南は思いつく。男子たちからは下着なしで授業を受けろ、と言われたわけではない。
「そうよ……大丈夫……出なくていいの……」
乃南は急いでトイレを出て、体育教師に欠席を申し出た。
さらに保健室へ行き、体調不良を訴えしばらくベッドで休息する。
そして授業が終わる数分前、
「あっ……そろそろ戻らなきゃ……男子が帰ってきちゃう……」
乃南は保健室を出て、教室に戻った。
誰も居ない教室で乃南は元の制服姿に着替えた。
「ふぅ……よかった……」
乃南は安堵する。あの男子たちは乃南が恥ずかしい格好で体育するのを期待していたのだろう。
乃南は一矢報いた気分になった。
「命令は裸で着替えることだけだったし……逆らってはないよね……」
乃南は安堵の中に、不安も感じていた。
「ちっ……乃南ちゃん授業来なかったな……」
授業を終え教室に戻る途中で男子が言う。
「そーいや授業に出ろ、とは命令してんかったな……」
口惜しそうに言う。
「まぁまぁ、こっちにはまだまだ弱み握ってんだ……このことネタにしてまた脅してやろうぜ」
「そーだな、もっと恥ずかしい目に……」
男子たちがまた例の下卑た笑いを浮かべた。
六時間目、今日最後の授業もそろそろ終わろうかというころ。
男子たちは教室に戻ってきたが、とくに乃南は咎められることはなかった。
「よかった……もうすぐ帰れる……」
乃南は安心する。やがてチャイムが鳴り、授業が終わる。
「さて、次はどうする?」
終礼までの時間、男子数名が集まりヒソヒソと話し始める。
「いよいよレイプでもするか?」
男子の一人が言う。
「いや……それよりも恥ずかしいコトさせるほうが楽しいだろ」
「俺はもう一回乃南ちゃんのパイズリでヌキたいな……あれはキモチよすぎだろ」
各々意見を言い合い、それぞれが下卑た笑いを浮かべている。
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