ひとみちゃん・覗き魔被害
わたる:作

■ 4

ひとみは恥ずかしい話し、排泄行為が好きだった。
性器に感じるほどよい刺激がひとみにはたまらないのだ。
おしっこをしながら胸を揉む、というのは無意識にくせになっていた。
しかしふいに見られているということを思い出し、

「きゃぁぁぁ〜!! 見ないで! 見ないで…」
声を出す。

ちょろちょろちょろ…
音がか細くなり、ようやくおしっこは終わった。

「い…いっぱい出ちゃった…」
おしっこは袋いっぱいに満ちていた。

「まだ服返してくれないの…?」
放尿という恥ずかしすぎる姿まで晒したのに、男は何の返答もない。

「とにかく…おしっこ捨てなきゃ…」
ひとみが呟き、ビニール袋の口を結ぼうとする。すると…

パァン!! びしゃびしゃ!!

なんとおしっこの容量に耐えかねた袋が破裂、大量の尿がひとみの見事なボディにかかる。

「きゃああああっ!!!」
自らのおしっこを浴び、悲鳴を上げる。
「いやぁぁ…おしっこまみれ…」

ひとみのカラダからはおしっこの甘ったるい香りが猛烈に漂う。
「はやく、シャワー浴びなきゃ…!!」
涙目でひとみはシャワーにすがりつく。しかし…

「嘘っ!! なんででないの…!!」
夏休みに使うことを想定されていないシャワーは水が止まっていた。

「も…もういやぁぁぁ……!!」
おしっこまみれのHカップを抱きしめ、ひとみは泣きじゃくった。

「いいぞ…もっと痴態をさらせ…」
その向こうで男が下卑た笑を浮かべたっていた。


しばらく時間がたつと、おしっこはなんとか乾いた。
しかし、しみついたニオイはとれず、ビキニにも不自然な黄色いシミがいくつもついている。

「どっかでカラダあらわなくちゃ…」
ひとみは思う。

「すぐそばの手洗い場にホースがあったよね…あそこで…」

ひとみはプールのすぐそば、グランドの端にある手洗い場に行った。
そこにはホースと手洗い用の石鹸があった。

「ここならカラダ洗える…でも…丸見え…」
端とはいえここはグランドからも校舎からも丸見えの位置だ。
そんなところでひとみは水着姿で豊満すぎるカラダを晒している。
少なくとも、どこにいるのかわからないが一人には見られているのだ。

「あんまり…見ないで…」
男に一言呟き、ひとみはホースの準備をし、カラダに水をかける。
さらに石鹸を手につけ、首から洗っていく。
水着の中にも手をいれ、念入りに洗っていく。

「エッチ…いや…見ないで…」
いまだ姿の見えない犯人にそう言いながら…

ひとみは石鹸を流し、どうにかニオイはおちた。しかし、

「や、やだ、シミがおちてない…」
ビキニの黄色いシミが全く落ちていなかった。
「どうしよう…こんな水着で海行けない…」
すると、ひとみはすぐそばにタワシがあるのを見つけた。
石鹸もまだ充分にある。
ひとみはおそらくシミをおとせるだろう方法を思いついた。
しかしこんな所ではとてもできない行為。

「ダメ…見られてるんだよ!? そんなことしたら…」
ひとみは思う。しかし、

「恥ずかしいコトしないと服返してもらえない…」
どうせこんな格好じゃ人前に出られない。

どんな男でも満足させられるだろう姿を晒す……
ひとみは決心した。
そして姿の見えない男に対して、恥じらいにまみれた、しかしよく聞こえる声でこう言った。

「水着を…脱ぎますっ……!」

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