堕ちる貞女
一二三:作

■ 第1章1

1、生い立ち。

 私{信恵}は、此の地では裕福で敬虔なクリスチャンの家系に生まれ、幼稚園から大学まで教団の経営する女子学園で貞女教育を受け、異性との交流はご法度で学園に知れるとキツイ反省室に収監されて洗脳され、保護者の同意の上で「神の巫女である修道女と成って1生を神様に捧げる身となる」との事を先生や両親から言い聞かされていました。「そうなればお前は父ちゃんやカーちゃんの子では無くなるのだよ」と口うるさく言い聞かされていました。
何不自由無く蝶よ花よと育てられ卒業したのです、卒業後は朋友達の様に社会人として其れなりの企業に就職して、2.3年は青春を愉しむ心算でしたが、卒業と同時に両親の勧めで今の夫と見合いをさせられ、何も分からないままで6か月後には結婚と成りました。
結婚式が終わり信恵は生まれて初めて他人の家で異性と二人で一つ布団で寝るのです、大勢の祝福者からやっと解放され奥の寝室に案内され、此れから一生を共に過ごす旦那様と二人きりになりました、やっと緊張から解放されて重たい婚礼衣装を脱ぎながら前日母から「向こうに行ったら旦那様には絶対に逆らってはいけませんよ、辛くても痛くても恥ずかしくても旦那様に従って居れば好いのですよ、其れが嫁の務めですからヨーク覚えていなさい」と諭された言葉を想い出しました。
和服の帯を何本も解き肌襦袢とオコシ姿に成った時いきなり旦那様に抱きすくめられキスをされました、生まれて初めての男性とのキスでした、口の中にお酒とタバコの匂いが充満しました、そうして口の中に舌を挿入され私の舌に絡ませ強烈に吸引され、次に大量の唾液を口移しされ飲まされましたが嫌な気持ちでは無く悦んで呑み込みました。
旦那様は私の身体を優しく布団に寝かされ肌襦袢の胸を肌蹴れれました。
「アハ、旦那様お願いが有ります電気を消して下さい、恥ずかしいです」
「何も恥ずかしい事は無いよ、此れからこうやって毎日暮らすのだからね、僕は君と一緒に成れて嬉しいよ、だから恥ずかしがらずにみんな見せて貰うよ」
 云いながら肌襦袢を剥ぎ取られ、乳房を揉まれ、乳首を撫でられ、口に含んで吸われ、舌先で弄られます。真赤なオコシの紐が解かれ一糸纏わぬ全裸にされました、旦那様の手が優しく恥毛を撫で上げ其の指が割れ目に侵入して来ます、旦那様は私の手を御自身の股間に引き寄せ、固くて大きな男根を握らせ、
「夫婦になった証しに之を此処に入れるから股を開きなさい」
 私は握らされた男根を見て吃驚しました、料理実習に使う擂粉木ほどの太さです、こんなのが這入ったら痛いだろうな、裂けないだろうか?、と不安で身体が強張り股を開くどころか固く閉ざしてしまいました。
「サー、良い子だから股を開けなさい

割れ目に侵入している指は尚も奥に入って来ます、耳朶に熱い息を吹きかけられ割れ目の奥には指先が暴れ、今迄絶対にしてはならない非行であった行いが憎悪で無くなって来ました。言われる通りに股を開くと旦那様は大きく開いた股間に座られ、割れ目に男根を当てられ強く押し込まれました、入口の所で一寸痛かったですが、ズル、ズル、と大きな物が這入って来るのが判りました、「是がセックスだわ」と初めて感じました、然し聞くともなく聞かされて想像していた快感とは程遠い物でした。旦那様は腰を激しく上下され男根が割れ目の奥を強く突き捲られ、3分位で、
「アウ、オウー、ウーン、ハーー、ハー、ハーー」
割れ目の奥に生暖かい大量の精液を放出され果てられました、男根を抜かれた割れ目からは赤い血の混じった精液が流れ出していました。旦那様は私が処女であったとたいそう喜ばれました。朝、目が覚めると早速一発、昨夜より大きくなっているような朝マラをグイ、グイ、と押し込まれましたが昨夜のような痛みは有りませんでした。其れからは毎日勤めから帰ると風呂場で一発、食後に一発、寝る前に一発、寝起きに一発、と生理中を除き妊娠中も欠かした事が有りませんでした。
 隣近所の挨拶回りを済ませ3日後に県庁所在地のM市に新築されていた二人の愛の巣に移りました。
学生時代は、SEXや性器を弄ぶ事は人間として最悪の行為とキツク躾けられていましたので、毎日4回のSEX行為は【罪悪感と嫁と認めて頂く儀式だ】と頭の中で自分に言い聞かせて悩みました、だから快感なんて少しも感じず只旦那様に服従の気持ちだけでした。
 結婚して半月ぐらいで生理が始まり、旦那様に其の事を告げ5日間の生理休暇と成り頭の中の罪悪感との葛藤から解放されました、生理が終わってSEXが始まっても罪悪感は消えませんでした、其れから1か月経っても生理が無いので旦那様の告げると、
「色々気苦労が有ったから生理不順に成ったのでは、1度病院に行って来なさい、親戚の三宅産婦人科に行きなさい、電話して於くからね心配要らないから」
 私は生まれて初めて産婦人科病院に行きました、受付に名前を注げ保険証を差し出すと、
「受け賜わって居ります、此の問診票に記入して下さい」
 記入した問診票を受け付けに返し30分くらいで名前を呼ばれ診察室に這入りました。
「コンニチは、宜しくお願いします」
「いらっしゃい、その節は如何も、お元気そうですね、それじゃ診察しますから隣りの部屋に行って下さい」
 医師からカルテを渡された看護師が私を連れて隣室に移動しました、
「スカートとパンツを脱いで其の台に乗って下さい」
 私は言われるままにスカートとパンツを脱ぎ婦人科診療台に上がりました。
「両足を此処に乗せて下さい、此れから陰部を洗浄します、少し冷たいですよ」
 両足を足台に乗せM字開脚にされ、陰部を消毒液で洗浄され、肛門に体温計を挿入されました。其処へ医師が入って来て、
「結婚してからメンスは有りましたか、腹痛などは有りませんでしたか」
「ハイ、普通の生理が1回ありました、腹痛は有りません」
 膣にクスコを挿入され、細い金属棒の様な物で膣内を掻き回され、数カ所から検体を採取されて膣内を洗浄されて診察が終わりました、
「小倉さん、オメデトウ御座います、妊娠ですよ、5か月までは過激な運動は控えて下さい」
 翌年8月、長女を無事出産し1か月後にSEXが始まりました、此の時初めて私はSEXの快感を覚えました、今迄の罪悪感は何だったのでしょう、何故是がもっと早く解らなかったのかと悔やみました、其れからは私の方からSEXを要求する様な身体になりました、人間の身体なんて何故この様に身勝手なのかと自分ながら呆れました。
 結婚時の旦那様は県庁建築課の1級建築士で、将来を嘱望された公務員でした。3年で係長に成り5年で主任に成り各業者の現場を査察して回る様になってから残業だと言って帰宅が遅く成り出し、毎晩のように酒を飲んで帰る様になりました。盆暮れともなれば高価なお中元やお歳暮が届く様になり、世間知らずの信恵でも大丈夫なのかと不安に成って居ました。
 公務員の妻と成り平凡で幸せな日々を過ごしていた時、突現旦那様が逮捕される羽目に陥りました、管制談合、贈収賄容疑でした。当然旦那様は懲戒解雇と成り、失職して日雇労務者となりました。
 こう成るとお決まりのコースで酒と競輪競馬に明け暮れ、一家は奈落の底に突き落とされ、私は生活費を稼ぐためホテルの掃除婦に就職しました、ホテルと云う名称に若干の抵抗は有りましたが、掃除婦なら世間で云われて居る様な事は無いだろうと思っていました。
 掃除婦として働く人は皆さんご年配で私か一番若かったようです、同僚の日頃の会話では、私達が口にした事の無い下品な隠語が飛び交います、私の様な世間知らずは此の雰囲気に呑み込まれるのに時間は掛りませんでした、オマ〇コ、珍棒は日常茶飯事と成ってしまいました。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊