堕ちる貞女
一二三:作

■ 第2章3

16、VIP外交。

 信恵は目覚めると真っ先にバスルームに這入り、シャワーヘッドを外しシャワーホースを肛門に入れ、盲腸の所まで入れて水を出し、腸内洗浄を行います、極寒の冷たい水でお腹が冷えます、肛門から出る水に匂いや色が無くなったのを確認してホーヅを抜き、排尿を済ませ身体を綺麗に洗って、アウターラビアの左右の穴に6mmバーベルピアスを7本通し、オマ〇コを使用出来ない様に閉じてしまいました。
 昨夜の疲れでぐっすり眠っているシェリゲェの股間を優しく擦り、朝マラの立った珍棒を口に咥え、
「御主人様、ご聖水を戴きます」
「オオ、朝か」
 と言って大量の尿を信恵の口に流し込みます。
「有り難う御座いました、御主人様、お食事は如何されますか」
「ルームサービスを言ってあるから持って来る筈だ」
 暫くして食事が来ました、ポロポロのロシアパンと堅いフランスパンと野菜とスープの軽い物でした。
食事が終わって、シェリゲェに手伝って貰って奴隷支度です、所々に宝石をあしらった飾りチエンを、ニップルピアスから、臍、クリトリスを通してインナーラビアのリングピアスに繋ぎ、奴隷盛装が整った処で、真っ赤な腰巻を巻き、乳房に鋲ブラをきつく着け、振袖の着付けです。
毎日が裸の生活に慣れている信恵には、帯を何本も絞める和服は一番の苦手です、然も内側に針が出ている鋲ブラをきつく着けての着付けです、一寸動いても乳房が痛みます。
やっと着付けが終わった時電話が鳴り、後30分で地下の劇場に集合との事でした、信恵はオマ〇コを塞がれているので、シェリゲェにカテーテルで尿を取って頂き、支度を整えてエレベーターで地階に降りました、信恵達奴隷は舞台裏の控室に案内されました。
其処にはチマチョゴリの朝鮮人、腰までスリットの有る中国服の女性、ビキニのタイ人、夜会服のドイツ人等10人位集まって居ました。
係りの男性が奴隷の首に革製の首輪を着けて行き、ロシア語とローマ字の名札が着けられ舞台に上げられ横1列に並び、其の前に演台が置かれブザーが鳴りました。
緞帳が上がりアナウンスが有り上手から恰幅の良い紳士が演台に立ちロシア語で演説が始まりました、信恵には何を言われているのかさっぱり分かりません。
5分位で演説が終わりディナーが始まりました、信恵達はコンパニオンとして給仕に成ります、各席を回りお酒を注ぎ料理を取り分けます、日本からは外務大臣のA氏と経済産業大臣のK氏が来ていました。
信恵は二人とも国内でお相手をした事が有ります、お二人とも可也きついプレイをされます、信恵は内心「こりゃ大変だ」と覚悟を決めました。
信恵は真っ先に先程演説された此の会の主催者であるアレキサンド、ボロノフ氏の席に駆け寄り、
「本日はご招待頂いて有難う御座いました、ノブエと申します、一生懸命努めますので宜しくお願いします」
 横でシェリゲェが通訳するとボロノフ氏が何か言いながら手を差し伸べて握手して頂きました。
「日本の女性は美しい、宜しく頼むと言ってますよ」
 信恵が手を強く握り返しますと、強く引き寄られ顔を近付けるとキスをされました。シェリゲェが、
「ボスは君を気に入ったよ」
と云って下さいました。
 年齢や、ロシアは初めてかとか、好きな物は何かとか、色々聞かれて振袖を褒められ次の席に移ります、日本の大臣の席に来ました、A氏が信恵の手を引っ張りニヤニヤしながら。
「君が来たのか、知らなかったな、知らせてくれれば良かったのになぁ、可也体力が要るぞ」
 と云いながらお尻を叩かれました、横からもう一人のK大臣が胸を触ります、信恵は思わず、
「イタイ」
と、声を出しました。
 K大臣、バツが悪そうに自分の手を撫でながら。
「鋲ブラしていたのか、済まん済まん、然し今から是じゃ大変だな、身体バラバラにされるぞ」
「イヤですわ、紳士は壊したり殺したりはしませんわ」
「君も大分国際人になったね、こんな事が云えるようになったからな」
「ハイ、皆様のお陰ですわ、帰りましたら又キツイのお願いしますわ」
「オオ、早く帰って来いよ、首を長くして待ってるからな」
「アラ、何処の首でしょう」
「お前の大好きな雁首だよ」
「あまり長くすると胃の中で溶けますわよ」
「そりゃぁ大変だ、下宿のおばさんにドヤされる」
 日本人席から大きな笑い声が上がりました、信恵は、やはり日本人同士が気心が通じ合って好いなぁ、と緊張が緩んで来た時、シェリゲェが耳元で、
「ボスが呼んでます、直ぐに行って下さい」
と云います、信恵は其の場を丁重に辞してボスの席に戻りました。

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