堕ちる貞女
一二三:作

■ 第2章8

21、豊原の夜。

 ユジノサハリンスクに着いたのは夕日が地平線に傾いた夕暮れでした、ホテルで寛ぐ暇も無くレセプション出席の準備です、バスルームで身体の内外を綺麗に洗い奴隷盛装に掛ります、身支度をしながら此処ユジノサハリンスクの概要をシェリゲェから聞かされました。
 此のユジノサハリンスクは終戦までは日本が統治していて、其の時の地名は豊原と云い樺太の首都でした、日露戦争で日本が勝利した時に、樺太の北緯50度以南がロシア領から日本領に成ったそうです。
 人口約35万人、其の中に日本人が商社マンや企業関係者て約7000人、北朝鮮と韓国人合わせて3〜4万人だそうで、其の殆んどが第2次世界大戦の時日本から炭鉱労働者として来た人達の子孫だそうです、特に婦女子はロシア兵に身を任せて帰国しなかった人達だそうです。
 日本では全裸の生活が殆どだったのが、ロシアに来てからは毎日何かを着ています、振袖を着るのも2回目です、ロシア人は真っ赤な腰巻と振袖がお好きなようです。
 時間どうりに最上階のステージ付ラウンジに這入ると既に満席でした、州知事とボスが待つ席に着き、
「お待たせしました、遅く成りなして申し訳ありません」
「スパシーバ」
と云いながら快く迎えて頂きました。
 暫くしてアナウンスが有り、州知事が紹介されレセプションが始まりました、お歴々の挨拶や祝辞が有り、此の会を盛上げる為の主役である奴隷達がステージに上げられます、一人ずつ国籍と名前が紹介されディナーショウの始まりでした。
 信恵達はコンパニオンとして各席を回り、お酒を注いで廻ります、ステージではアトラクションが始まりました、歌謡ショウやロシアンダンス、奇術やアクロバットが賑やかに行われ、最後に信恵達M奴隷のSMショウです。
 ステージにはX磔台、十字磔台、婦人科診療台、便座椅子、天井からの吊フック等がセットされ、信恵達M奴隷が、革のボンテージに身を包んだ調教師によってステージに引綱に曳かれて上がりました。
 信恵は中央に立たされ、両手首に革製の手枷を嵌められ、両手万歳で天井からのフックに吊られ、足が床から離れない程度に吊られ、右足首にも革製の足枷を嵌められ、其の足枷を別のフックに掛けられて吊り上げられました。
 足が上がるにつれて振袖の裾が肌蹴、真っ赤なオコシの間から太腿が露出して如何にもエロチックになります、足が水平になると股間の大きなリングピアスが覗きます、尚も吊り上げられアイススケートのヒールマンスピンの格好になると股間は全開と成りました。
 両方に開かれた着物の裾を後ろで一纏めにして、下半身が全部露出するように捲り上げられます、客席には多くの日本人が見ています、日本から此処に進出している大手商社の駐在員だけでも15人以上居ます、日本で其の道の方々の前でのプレイは慣れていましたが、此処では物凄く恥ずかしく惨めな感じになりました。
 信恵は此の恰好のままで帯を解かれ、腰紐が抜かれ、オコシにの紐も解かれました、胸元が肌蹴られ鋲ブラが痛々しく覗きます、吊られていた片手を外され片肌抜きの格好になり、鋲ブラの片方も外されます、手を吊かえて着物をすっぽり剥ぎ取られました。
 鋲ブラが外された乳房には、3日前に釘を打たれた傷跡は在りませんでした、其の両乳房の根元に赤い10mmロープを巻かれ、根元を締め上げられた乳房はソフトボールのように丸くパンパンに張り、真中に鎮座する乳首のピアスが異常に光って見えます、手を吊っていたフックを外して乳房のロープに吊りかえられ、全体重が乳房に掛り乳房を根元から?ぎ取られる痛さでした。
 根元をロープで締め上げられて、ソフトボールのように丸く膨らんだ乳房に20G,40mm注射針を刺されます、1本ずつ包装紙を剥がし、ケースキャップを外し、注射針を抜き取り、急ぐ事無く奴隷が苦痛に喘ぐのを愉しむ様におもむろに刺されます、乳首を中心にして乳首根元の乳輪に10本ずつ、乳輪の色が薄くなった所に20本ずつ、其の後ろに1週42本ずつ、合計1グロス144本を刺され、両乳房には注射針接続部の緑色ダリアの花が咲きました。
 此処で調教師は、自由になった信恵の手に14G,150mmの注射針を両手に1本ずつ持たせ、乳房を指差して「此処に刺しなさい」と命令しました、そうして調教師は強烈なバイブレーターを取り出し、片足を真上まで上げられてパックリ開いているオマ〇コに当ててスイッチを入れました。
「アハ、イヤー、アハ、アハ、アハ、イヤー」
 信恵はオマ〇コの刺激に翻弄され、乳房に針を刺す力が這入りません、
「ウング、タハ、アハ、アハ、アハ、ウグー、アイー、タハ、ウクー」
 直径2o位有るお化けの様な注射針の先端が乳房を押しつけ、5mm程凹んだ処でプツ、と音がして刺さりました。
「アウッ、タハー」
 バイブレーターに竣辱される快感の中で、堅い金属が乳房の中を生き物のように乳房組織を切り裂いて進んで行く感触は、何とも形容出来ない、痛い中でムズ痒く何か虫が這っているような快感です。
 何とか右乳房は貫通しましたが左は未だ針先は乳房の中程です、バイブを意地悪くクリトリスに当てられると尚更力が這入りません、
「アハ、アハ、ウンギー、カハ、イングー、タハー」
 やっと左も貫通しました、又も同じ注射針を両手に持たせ、「今度は両側から真横に貫通しろ
と命じてオマ〇コにバイブを当てられました。
「タハ、イク、アハ、アハ、アハ、ウグー、ハウー、タハー、イク、イク、イックー、タハー、ウクー、アハ、アハ、アハ、ウックー、イク、イク、イックー、ガハー」
 信恵は両乳房に貫通すると同時に逝ってしまいました、信恵の太腿は小刻みに震え、立っていると云うより乳房に吊られている格好です、調教師はバイブに長い棒を取り付け、振動を最高にしたバイブをオマ〇コに挿入して床に立て、長さを調整して立っている足に固定しました。
 調教師は又もやあの長い注射針を取り出し、今度は左乳首先端から奥に向って3cm程突き刺しました、其の針の尻を靴ベラの様な物が付いている乗馬鞭で叩き込みます、15cmを根元まで叩き込み、続いて右乳首にも同じ様に叩き込みました、1個の乳首に4本ずつ打ち込まれ、信恵はバイブの快感に針の快感がプラスして逝き捲りになり、オマ〇コからは淫汁が湧き出して太腿を伝って床まで流れています、足の力では立って居られず、乳房でぶら下がっている状態です。
 失神寸前で夢現に成って居る信恵に調教師から「刺してある針を全部自分で抜きなさい」と命じられました、快感地獄に翻弄されて全部の針を抜き終わったのは此処に吊られてから2時間近く経っていました、その間信恵は殆ど逝きっ放し状態でした。
 一緒に居た4人の奴隷も夫々の調教師によって厳しい調教を受けy利ました、
信恵達奴隷が解放されてSMショウが終わり、信恵は調教師に曳かれてボスの席に戻りました。
 疲れ切ってハー、ハー、肩で息をしている信恵をボスが優しく抱締め、熱いキスをして下さいました、続いて州知事からも祝福のキスを受け、ボスと州知事に両側から抱き抱えられる格好で州知事の部屋に運ばれました。
 州知事の部屋に集まったのは、知事のK氏、ボス、シェリゲェ、と信恵でした、信恵は咽喉がカラカラなのでビールを飲ませて頂き、やっと人心地に成りました。
 長時間信恵達が逝き捲りの姿を見せつけられ、お預けを喰って居たボス達は捌け口を求めてビンビンに起って居ます、ビールを飲み終わるのを待ちかねたK氏が信恵を長椅子に押し倒し、挿入に掛ろうとした時ボスが待ったを掛けました、ボスがK氏に何か囁き、シェリゲェが信恵をテーブルの上に仰向けに寝かせました、
「ノブエ、知事が此れから尿道に入れる、初めてだから上手く入れて遣ってくれ」
「ハイ、畏まりました」
 ボスが知事の手を取って信恵の尿道に指を入れさせ、「此処に珍棒を入れろ」と言っているようでした、二言三言言い交して知事が信恵の尿道に珍棒をあてがいました、信恵が尿道を両手で開くと雁首が這入りました、信恵が知事の珍棒を握って尿道に引き込むとズルズルと這入って行きます、握って居た手を離し両手で知事の尻を抱え込み、強く引き付けると根元まで這入りました。
「アハー、イイワァー、モットー」
 知事はピストンを始めます、4.5回腰を使った時、
「オウッ、×÷*、アアー、オウ、▽÷○、ウーン」
 知事は、膀胱括約筋に珍棒を締め付けられて慌てています、信恵がもう一度尻を強く引き寄せると
知事の尻を強く引き寄せると、
「オオーー、ウーーーン、オウーーー。ハー、ハー、ハー」
 知事さんは3分も持たずに果てましたが其の後が大変でした、珍棒を抜こうとしても雁首が膀胱括約筋に締めつけられて抜けません、腰を引くと珍棒が千切れそうに痛みます、
「ノブエ、許して遣れよ」
信恵が力を抜くと、スポッと抜けました、知事は我が分身をしみじみと眺めてロシア語で何か喚いていました。続いてボスが挿入し、信恵は少しおさまって居たショウからの快感が蘇えり、
「アハー、モウダメー、イク、イク、イックー、アハ、アハ、アハ、アイーー、イックー」
 20分位でボスが果て、シェリゲェが入れた時には信恵は何も分からない状態に成って居ました。
 ボスがケースから金串を取り出し、信恵の乳房に突き刺しながら知事に「ノブエに珍棒を咥えさせろ」と言っています、知事は先程逝ったばかりのフニャフニャ珍棒を信恵の口に押し込みました、信恵は其れを金玉まで一緒に口の中に吸い込んでしまいました。
 シェリゲェと知事の目の下には、ボスが形の良い乳房真横に金串を突き立て貫通させています、知事は此の金串が貫通する猟奇的な光景と、
口の中で強烈に吸い込まれる感触で、アッと言う間に勃起して雁首は咽喉の奥に這入ってしまい、暫くして知事とシェリゲェが同時に果てました。
 信恵の膀胱には3人の精液が満たされ、尿意が限界に成って居ます、シェリゲェに其の事を告げると、10mmのシリコンチュウブを尿道に刺し込まれ、其の反対側を口に咥えさせられ、自分の尿と3人の精液を飲込む事に成りました。
 膀胱を綺麗に空にし、亀串を抜いて頂き、4人が雑魚寝の格好で綿のように爆睡しました。
 信恵が目覚めたのは7時でした、御主人様達を起こさないようにそっと抜け出し、浴室で身体の内外を綺麗に洗ってベッドルームに返り、シェリゲェの珍棒を咥えてそっと起こします、飲尿を済ませて、
「食事如何されますか」
「そうだな、ルームサービスにしよう」
 と言ってシェリゲェがフロントに電話しました。
「予約してあって8時に持って来るそうだ」
「其れじゃぁ皆さん起さなくちゃなりませんね」
「二人を起こしてくれるか」
「ハイ、畏まりました」
 信恵は先ずボスの珍棒を咥えて起し飲尿を済ませてから、知事の珍棒を咥えて起こしました、飲尿を済ませて鈴口を舌先で吸い取って居ると、珍棒が勃起して咽喉奥に押し込んで来ます、お目覚めの一発を遣る心算です、此の知事は元気です、昨夜2発続けて発射し今朝又寝起きの1発です、ボスから何か言われると、早口で言い返しています。
「お前達は幾等でも出来るが俺は今朝が最後だ、名残りに此の絶妙の口を1発遣っておくのだ」
と言っているそうです。
 食事が終わり、知事に別れを告げ空港に向かいました、空港ではヘリコブターが待機していました、ボス、シェリゲェ、信恵の3人が乗り込み、ヘリコブターは一路樺太最北端に向かいました。

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