堕ちる貞女
一二三:作

■ 第3章11

31、性人の日。

寮の入り口のボタンを押すと、あの厳しいオバさんが鍵を開けて迎え入れてくれました。
「小倉敏子只今帰りました、遅くなって済みませんでした、反省室に行きます」
「其の前に舎監室に来て頂戴」
 あの鬼の舎監に、反省室でお尻を100叩きされるのは覚悟していた敏子です、いやにニコニコして応対してくれます、薄気味悪い感じです、舎監室に這入ると奥の部屋に通されました、舎監の寝室です。
「小倉さん、其の姿は何ですか」
 早速着物の乱れを指摘されました、朝、綺麗に着付していた振袖が、今は見る影もない有様です、ラブホテルで脱いで、自分一人で着た事の無い和服を着られる訳が有りません、ラブホテルのオバちゃんに頼んで、何とか着せて貰って帰って来たのです、本職の着付けとは差が有りなす。
「アナタ、其の着物脱ぎましたね、何をしていたのですか」
「ハウ、アノ・・・・・・・・・・・・・・」
 返事の言葉が出て来ません、モジモジしていると。
「返事の出来ない様な事していたのですか、大人になったのだから何をしても良いのよ、だけど隠し事はいけないわよ、此の学園には規則が有りますからね、はっきり答えなさい」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「私に言えない事していましたね、どんな事でも良いから答えなさい、答えなかったら懲罰委員会で皆の前で言わなきゃならなく成るわよ」
「あの、お友達とお茶飲んでいました」
「其れだけですか、お茶飲む位では、着物は其れだけ乱れませんよ、正直に答えなさい」
「アノ、・・・・・・・・・・・・・・」
「アノ、何でしょう、アナタの為だから素直に答えなさい」
 敏子は、もう之までと意を決して。
「アノ、ホテルに行きました」
 敏子は頭から血に気が引くのが判りました、舎監は追い打ちをかける様に。
「ホテルで何をしていましたか」
 敏子は、此の言葉だけは口に出せませんでした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
 暫く沈黙が続き、
「言えないわよね、あんな事してたんだから」
 舎監の指差す先には、先程まで信一としていたセックス場面の写真が貼り付けてありました。
 敏子は、大きなハンマーで頭を砕かれた様な衝撃でした。
「あれアナタですよね、あんな恥ずかしい事していたのですか、あれは何と云う行為なのですか」
「アア、イヤァー、言えないわぁ」
 舎監は写真の近くに寄って写真を指差し、
「此れオマ〇コ、此れヘラチオ、此れ飲精、此れ茶臼、此れワンワンスタイル、よく遣るわね」
「アア、先生、言わないでぇーー」
「何とぼけた事言ってるの、貴女が言わないから私が代弁したのよ、ジャぁー、貴女の口でハッキリ言いなさい、是は」
「セックスです」
「マア好いか、此れは」
「ヘラチオです」
「此れは何を如何ししてるの」
「飲精です」
「其れじゃぁ問いに対する説明に成らないでしょう、詳しく説明しなさい」
「アア、辛いわぁ、チンチンから出る精液を飲んでいます」
「精液は美味しかったですか」
「イヤです、美味しくありません」
「でも是、何度も飲んでいますよね、ベッドの上、お風呂場、床の上、男の人のお腹の上、美味しかったのでしょう」
「アヤァー先生、止めて下さいぃー」
「止めても良いけど、懲罰委員会に出ますか」
「アア、其れだけはお許し下さい、お願いしますぅ」
「規則を曲げる事は出来ないけど、私が眼を瞑れば何とかなるわ、私の言う事無条件で聞きますか」
「ハイ、何でも聞きますからお許し下さい」
 敏子は、助かった、と思いましたが、舎監の言った、「私の言う事」が気に成りました。
「アナタ処女だったのね、此の血で判るわ、痛かったでしょう、で、今は如何、気持ち善くなりましたか」
「アハイ、最初板かったけど、善くなりました」
「半日で5回も遣れば良くなるわよね、其れじゃ、アナタを待ってる人がいるの、義男君出て来なさい、アナタが憧れていた小倉君が承知したわよ」
「アア、先生、如何して是、私承知してませんわ」
「何言ってるの、私の言う事無条件で聞くと言ったのは誰ですか、そんな勝手は通りませんよ、さっさと裸になりなさい」
 ベッドの横のクローゼットの中に身をひそめていた義男が、下半身丸出しで珍棒をキンキンに勃起させて出て来ました、敏子の前に仁王立てになり。
「さっきからみんな聞かせて貰ったよ、サアー咥えろ」
 いきなり顔を両手で抱えられ、口に珍棒を挿入されました。
「敏子ちゃん、義男のザーメンも美味しいと思うよ、溢さずに飲み乾しなさい」
背後から舎監の声です、床に膝坐りで咥え込んだ雁首が何度か咽頭を突き、吐きそうになるのを何度も堪え、抱え込まれた頭は外す事が出来ず夢中でシャブッていると。
「オウーっ、ウーーーン、オオーーーン、イッタァー、ハーー、ハー、ハー」
 敏子の口の中に大量の粘っこい精液が噴射されました。

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