桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作
■ 13
「やだなぁ……」
次の日の朝、桜怜は起きたときから憂鬱だった。
「でも行かなきゃ……体操着と……」
桜怜はカバンにまだ着た事の無い体操着とブルマを入れる。
「あとは……」
呟き、横にあった紺色の布……スクール水着を手に取る。
「やっぱりちっちゃい……裂けたりしないかな……」
桜怜はそう言い、制服に無理やり押し込められたおっぱいをむにむにと触る。
改めて見たスクール水着はやはり頼りなさすぎる。
「こんなの一枚だけ着るなんて……」
桜怜はまたも不安になる。
「でも行かなきゃ……だめだよね」
カバンに水着とタオルをしまい、桜怜は家を出た。
今日もとても蒸し暑い日だ。
「えっと……どうしよう……」
桜怜は学校に着き、カバンから一枚プリントを取り出した。
それは補習授業の詳細について書かれたプリントだ。
「え〜と……持久走の補習……体操着に着替えて九時にグランド……
その後十時から水泳……と」
桜怜は改めて予定を確認する。
「今日も暑い……」
桜怜の艶やかな髪から地面に汗が滴る。
カバンからタオルを取り出して汗を拭く。
しかし全身が汗まみれになっている。
特にパンパンに張ったバストがキモチ悪い。
「どこで着替えようかな……」
桜怜が呟く。今はグランドには誰もいない。
「校舎は入っちゃダメだし……」
校舎は補習授業のない者は入ってはいけないことになっている。
幸い今は八時半。時間に余裕はある。
「更衣室……はあるけど男子のしかないよね……」
桜怜は思う。もし誰かが入ってきたら大変だ。
すぐ真横にある男子更衣室を見ながら言う。
更衣室はプールに直結しているようだ。
「ん……あっ! ここなら……」
桜怜は思いつき、更衣室の裏にまわってみる。
「いいとこ見つけた……」
桜怜が呟く。男子更衣室の真裏。
ここなら誰も来ないだろうし木が生い茂って影になっており涼しい。
「灯台下暗し……ってね」
真ん前が男子更衣室だがここなら見つからない。
桜怜は安心してカバンを下ろした。
「う〜ん、涼しい……」
桜怜は背伸びして、木陰の涼しさを味わう。
「あ、着替えなきゃ……」
カバンから体操着とブルマを取り出す。
そして汗でビショビショの制服を脱いでいく。
「ふうっ……」
ブラジャーだけの姿になった桜怜。はちきれそうなバスケットボール大のおっぱいをピンクのブラがキツキツながら締め付けている。
「下も脱ご……」
桜怜はそのままスカートも脱ぐ。
下半身にも涼しさが得られ、桜怜はピンクの下着姿になった。
桜怜は下半身も卑猥で、胸に負けないくらい豊満なヒップがパンツに深く食い込んでいる。
その姿はもう17歳の少女とは思えない、ナイスボディの極みだった。
「んっ……キツ……」
桜怜はブラの締め付けを解こうとホックを外す。
ぼるん、と締め付けを解かれた二つのメロンがさらに大きさを増す。
桜怜は肩にブラがかかっているだけの状態になる。
「ん〜、気持ちいい〜……」
普段なら校内でこんな格好になるなど桜怜には考えられない。
誰にも見られないし涼しい。桜怜はまだ体操着を着る気にならなかった。
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