桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作
■ 15
桜怜がグランドに行くと、女性の体育教師が待っていた。
「おはようございます……」
体操着姿の桜怜が駆け寄り挨拶をする。
教師は桜怜のはちきれそうな胸を見て驚いたような顔を一瞬浮かべる。
「はい、おはよう小川さん。今日は持久走をやります。」
教師が言う。
「このグランドを大回りで五週してもらいます。」
桜怜は少し驚き、
「え……五週ですか……?」
桜怜が言う。
「ええ、暑いですががんばってください」
教師が言い、桜怜をスタート地点に案内する。
「五週なんて……走れるかな……」
桜怜は少し不安になる。
「では、スタート」
教師が言い、桜怜が走り出す。
「す……すげぇ……」
男子更衣室の窓からグランドを見ている男子。
桜怜の制服を見つけた男だ。
「制服でもやばいのに体操着だとさらにデカいな……」
視線の先、グランドを走る桜怜を見ながら走る。
「うお……ブラ透けてる! ピンクか……」
薄い体操着とブラにしか包まれていない桜怜の爆乳に男は興奮する。
「もっとヤバいのはブルマだな……ほとんどハイレグだぜ……」
股間、そして桜怜の豊満なお尻にほぼ食い込みきったハイレグブルマ。
「桜怜ちゃん……ケツでかすぎてブルマがほとんど食い込んでる……パンツ丸見えじゃねーか……」
男は携帯でできる限りズームしてムービーを撮り始めた。
「おっぱい……パンパンすぎて揺れることもできねーんだ……あんなに可愛いのに……」
呟き、桜怜の豊満なボディ、そして汗の滴る可愛い顔をカメラで撮り続けるのだった。
「はぁ、はぁ……はぁ……」
桜怜はもう息切れ寸前だった。今は三週目だ。
「はぁ……はぁ……暑い……」
大量の汗がカラダから噴出す。
汗は体操着を濡らし、さらにはっきりと下着を透けさせる。
「はぁ……だめ……」
桜怜は走っていることのしんどさと同時に、ある感覚に襲われていた。
「だめ……涼しい所にいたのがダメだったかな……」
それは尿意だった。下着だけで涼しい木陰にいたのだからある意味当然だろう。
桜怜は走るのに必死でガマンすることに気を回せない。
さらに振動で時折漏れそうになってしまう。
「出そう……! どうしよう……」
桜怜のガマンの限界がせまる。
「はぁ……はぁ……おしっこ……」
もうほとんど出かかってしまっている。
「だめぇ……だめぇ……!」
桜怜がうわごとのように言う。
「早く走って……おトイレ行かなきゃ……」
桜怜の限界はすぐそこだった。
「はい、ラスト一周」
桜怜が教師の前をすぎていく。あと一週。しかし……
「もう……だめ……ガマン……できない……!」
桜怜が言い、教師は見えていないであろう、グランドの隅に走る。
「はぁ……はぁ……おしっこ……出ちゃう……! もうダメ……」
桜怜は限界を悟り、最後の力でグランドの末端へ着いた。
「も……もう出ちゃう……だめ……漏らしちゃおう……」
桜怜は恥を忍んで野外放尿することを決めた。しかし……
「ん……脱げない……!」
お尻に深く食い込み、さらに汗で肌に密着したブルマはなかなか脱げない。
「いやっ……いやっ……お願い……」
桜怜はすがるような思いでブルマを降ろそうとする。しかし……
「だ……だめ……」
桜怜の最後の呟き。そして……
じょぼぼぼぼぼぼ……!
「いやあああああ〜!」
桜怜のパンツを軽く通り越し、紺色のブルマにも大きなシミを作っていく。
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