桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作
■ 18
「いっ……いやぁっ!」
桜怜が大きすぎる胸を抱え込んでしゃがみ込む。
「へへ……桜怜ちゃんすごい格好だね……汗だくでブラジャー丸見えだ……」
ここぞとばかりに一人の男が言う。
「いやっ……いやっ……見ないで……」
桜怜が言う。
「ブルマはもっとやばいぜ……食い込みすぎてパンツ丸見えだよ、でっかいお尻だねぇ……」
もう一人の男が言う。
「やめて……見ないで……」
桜怜が泣きそうになりながら言う。
「てか桜怜ちゃん、おっぱい大きすぎじゃない?」
「バスケットボールくらいあるよね……何カップなの?」
「制服のボタン閉まらないくらいだもんね……よっぽどだよ」
「揉ませてほしいなぁ……触り心地いいでしょ?」
「そんなに大きなおっぱい恥ずかしくないの?」
男が交互に桜怜を責めたてる。
「いやぁ! 言わないでぇ……!」
桜怜の最も恥ずかしいところを言葉で責められ、恥ずかしさの絶頂になる。
「触っちゃおうかな……」
一人がしゃがみ込んだ桜怜に手を伸ばす。
「いや! それだけは……」
桜怜は後ずさりして言う。
「じゃあおっぱいのサイズ教えてよ……」
もう一人の男が言う。
「そ……それもダメぇ……勘弁して……」
桜怜が懇願する。Jカップ、となぞ言えるわけがない。
「へぇ……じゃあどうすんの?」
男が意地悪く問いかける。
「わ……わかりました……更衣室で着替えるから……お願い……」
桜怜が屈し、そう言う。
「そっか……じゃあ中へどうぞ……」
勝ち誇ったような笑みを浮かべ、二人の男子が桜怜を更衣室へ誘う。
「男子の前で着替えるなんて……!」
桜怜はすでにたまらない羞恥を感じていた。
桜怜が歩くたび二つのメロンが弾み、男子たちの興奮をいっそう引き立てるのだった。
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