桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 33

「暑い…」

翌日。桜怜は暑さにうなだれていた。

「もう…こんな時に…」

桜怜が恨めしげにエアコンを見る。生憎の故障中だ。
正午の日差しが桜怜に突き刺さる。

「うん…」

桜怜は汗まみれになっていた。

「ダメ…服脱いじゃおう…」

桜怜が呟く。ミニスカートを脱ぎ、Tシャツも脱ぐ。
ノーブラだったため、桜怜はパンツ一枚の格好になる。

ふと、桜怜は横にあった鏡を見る。
全身が写る大きめの鏡には、白いパンティ一枚の姿の桜怜が映っている。

「やっ…!」

自分のはしたない格好を見てしまい、桜怜が言う。

「でも暑いし…いいや…」

桜怜が言う。とても服を着る気にはなれない。

「ていうかやっぱり…おっぱい大きすぎだよね…」

丸出しの自分の爆乳を鏡で見ながら桜怜が言う。

「そりゃ…こんなに大きかったら…ジロジロ見られちゃうよね…」

呟きつつ、桜怜は胸を両手で持ち上げてみる。

「Jカップなんて…ありえないよね…」

桜怜が呟きつつ、たぷたぷと胸を揺らしてみる。
すごい大きさでありながら、乳首は小さく、ピンク色。
まさに美巨乳だ。

「でも…何だかまた大きくなった気がする…」

桜怜が呟く。
最後にサイズを測ったのは高一のときだ。

「そうだ…久しぶりに…」

桜怜は立ち上がり、机の引き出しからメジャーを取り出す。

「どのくらいだろう…?」

桜怜は呟きつつ、メジャーを大きすぎる胸に巻きつける。

「っ…正確じゃないけど…だいたいわかるよね…」

桜怜が豊満すぎる胸をメジャーで締め付ける。

桜怜はここ一年ほど、バストを計っていなかった。
同級生の女子とは比べ物にならない大きさの胸を測られるのは、桜怜にとってはかなりの羞恥だった。

前回計った時も、学校の身体測定でみんなの前で測られるのが恥ずかしく、その日は欠席して後日一人で測ることになった。
そこで知ることになったのが97センチ、Jカップという高校生離れしたバスト。

その後も日に日に桜怜の胸は大きくなっていったが、同姓にももう胸のサイズを知られたくないという思いから、桜怜は今日まで他人に胸を測らせなかった。

「んっ…どれくらい…?」

桜怜はうつむき、メジャーの値を読む。

「えっ…? えっ…?」

桜怜が戸惑う。

「ひゃ…103センチ…」

驚きながらも、納得したような表情で桜怜がさらに成長した胸のサイズを呟く。

「こ…こんなにおっぱい大きくなっちゃったの…?」

桜怜が言う。薄々100は超えているだろうと思っていたが、さすがに驚く。

「いや…! こんなの…牛みたい…!」

桜怜は呟きつつ、1mを超えた自分のおっぱいを抱きしめた。

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