桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 37

「す…すげぇぇ〜!」
「デカ…!」

桜怜にとってもう飽きたほど晒され、それでもなお最も羞恥心をかき立てる男子たちの興奮と歓喜の視線。
桜怜のような17歳の美少女にはあまりにも不釣合いな爆乳が男子の前に晒される。


「何回見てもすごいよ…! 桜怜ちゃん…!」
「ブラジャーはピンクか…前と同じやつ?」
男子たちが口々に言い、海パンを突き破らんばかりの勃起を軽く片手で刺激する。

「いやぁぁ…っ…!」
桜怜が言い、うつむく。ただ体操着越しにその爆乳とそれを包むブラジャーを見られている恥ずかしさに耐える。
(大きい大きいって…! もう何回も見てるくせに…!)
桜怜はうつむきながら思う。ハダカはなんとか見られていないが、その隠しきれないおっぱいは常に視線に晒され続けている。

「あいかわらずヤバいくらいデカいね〜!」
そう言い、男子の一人が桜怜のメロン大おっぱいに手を伸ばす。
「やっ!!」

桜怜はすぐさまあとずさりし、その手を逃れる。
そして後ろで組んでいた手をほどき、薄い体操着と頼りないブラに包まれただけのおっぱいを庇う。

「あれ? 桜怜ちゃんなんでまた隠すの?」
男子がニヤニヤと尋ねてくる。
「ぶ…ブラジャー見たでしょ…っ? もういいんじゃ…」
桜怜が強気を装いながら言う。
「まぁそうだね、また桜怜ちゃんの透けブラ写真も撮れたし」
男子の一人が携帯の画面を桜怜に見せながら言う。
「やっ!」
桜怜は腕を背中で組み、おっぱいを強調する自分の写真から目を背ける。

「ていうか桜怜ちゃんそんな汗まみれでキモチ悪くない?」
「まぁ僕らからしたら余計いやらしくていいんだけど…」

男子がセクシーすぎる格好の桜怜をまじまじ見ながら言う。
「いや…! そんなに見ないで…っ!」
桜怜が特大おっぱいを抱えながら言う。
「ていうかそうやってずっとおっぱい隠してたら動けないでしょ?」
「まぁそんな恥ずかしがる桜怜ちゃんもいいけどね」
男子が桜怜の周りを囲み、携帯やカメラでパシャパシャと必死に胸を隠す桜怜の写真を撮る。

「やぁ…! と…撮らないでぇ…!」
セクシーすぎる体操着姿を撮られながら桜怜が言い、その場にしゃがみこむ。
「いやぁ…! ブラジャー透け透け…! 恥ずかしい…!」
桜怜がうずくまりながら言う。
「ほらほら桜怜ちゃん、そんな大きなおっぱいで透けブラ見られちゃ恥ずかしいでしょ?」
男子の一人が言いながら桜怜に何かを差し出す。
「うう…な…何…?」
桜怜が上を向き、呟く。
「ほら、これに着替えなよ、桜怜ちゃん」
男子が差し出したのは以前桜怜が選んだ水着だった。

「あ…こないだのピンクのビキニ…!」
桜怜が呟く。決して小さいわけではないが、桜怜の規格外Jカップからすれば小さすぎる水着。
「あれをまた着るなんて…!」

あれを着せられてその爆乳を男子たちの前で揺らしたことを桜怜は思い出す。
(やだ…! 水着姿なんて今の格好と同じくらい恥ずかしい…!)
桜怜はためらう。

「そんな汗まみれの服脱いじゃいたいでしょ?」
男子がニヤニヤと言う。

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