桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 38

(たしかに…キツいし…べたべただし…脱いじゃいたいけど…っ!)
桜怜は胸を隠しながら思う。
大きすぎる胸のせいで体操着ははちきれるほどにパンパンだしブルマもキツキツだ。

(あん…谷間に…汗が…!)
無理やりブラジャーで押さえつけている桜怜の爆乳の谷間にはどんどん汗が溜まってくる。
「うん…き…着替える…」
桜怜が言い、片手で胸をかばったまま差し出された水着に手を伸ばす。

「お〜っと…」
男子が桜怜が手を伸ばした水着を引っ込める。
「え…っ? な…何するの…」
桜怜が再び両腕でおっぱいを抱えながら言う。
「ただじゃあげられないねぇ、桜怜ちゃん」
男子が桜怜を取り囲み、言う。
「え…? じゃあどうするの…?」
桜怜が不安気に言う。
「どうしようかなぁ〜へへ…」
男子の一人がニヤニヤと言う。

「いよいよ桜怜ちゃんのハダカでも見せてもらうか?」
「お〜! いいねぇ!」
「いよいよフルヌードだ!」
男子たちがはやし立てる。
「いやっ! ハダカだけは…絶対…いやぁ…!」
桜怜が爆乳を抱えながら首を横に振る。
(乳首と…アソコだけは見せられない…!)
桜怜が思う。今までもハダカだけは見られていない。

「まぁこんなんで桜怜ちゃんに無理やりハダカになってもらっても仕方ないね」
「それはお楽しみってことで…」
男子たちが言う。
「お…お楽しみ…って…」
桜怜がつぶやく。とにかく今全裸になることは免れたようだ。
「え〜と…じゃあ桜怜ちゃん、体操着着たままでブラジャー抜き取ってみてよ」
男子の一人が言う。
「お〜! いいねいいね!」
「桜怜ちゃん、そんなパンパンのおっぱいでできるのかな!?」
男子たちが賛同の声を上げる。
「えっ…ええっ…?」
桜怜はおろおろする。毎度のことだが桜怜が口を挟む隙もなく話しが進む。
「ほらほら桜怜ちゃん! 早く!」
男子がせかす。
「き…着たままブラジャー脱ぐなんて…!」

桜怜はとりあえず体操着の中に手を入れ、ブラジャーのホックに軽く触れる。
「おおっ!」
桜怜の周りを取り囲む男子たちが一斉に桜怜を撮りはじめる。
「いやぁっ!」
桜怜が爆乳を抱えてうずくまる。
パンパンのおっぱいを無理やり抑えていたブラジャーは、少し触れただけでホックが取れてしまった。
「ほら、がんばれ桜怜ちゃん! ビデオも撮ってるからね?」
男子の一人が言う。
「や…! そんなぁ…!」
桜怜は中腰になりながら、懸命に体操着の中でブラを抜こうとする。

「んっ…! んっ…!」
(ダメ…! やっぱりおっぱいがジャマ…!)

懸命に腰を振りながら下着を脱ごうとする桜怜を男子の視線が襲う。
「おおっ、やっぱりおっぱいデカすぎ?」
「ブラジャー抜けるかな?」
男子たちが回りで言う。

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