桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 41

「へぇ、こんな汗まみれの汚いブラジャー返してほしいの?」
男子がわざとらしく桜怜のブラジャーを広げながら言う。

「まぁ桜怜ちゃんのバカでかいおっぱいの汗吸ったブラジャーたっぷり楽しんだけどね」
「これが桜怜ちゃんのおっぱいの匂いかぁ…」

男子たちが言いながら桜怜のブラジャーに群がり、桜怜に見せ付けるように匂いをかぐ。

「きゃぁっ! や…やめてぇ!」

桜怜が言い、思わずブラジャーに駆け寄る。
胸を抑えていた手が解かれ、頼りない水着一枚の桜怜の爆乳がぼいん、と大きく上下に弾む。

「おおお〜!」

男子たちの視線が桜怜のブラジャーから弾む二つのメロン大おっぱいに切り替わる。

「やっ…!」

桜怜が小さく呟き、再び腕で爆乳をかばう。

「へへ、ここにあの桜怜ちゃんの爆乳が…」

男子の一人が言いながら桜怜のブラジャーを舌で舐めまわす。

「いっ…いやぁ〜! やめて!」

目の前で下着を汚され、桜怜は激しい汚辱感を覚える。

「おっ、俺も…」

ほかの男子たちも桜怜のブラジャーのいたるところをなめ始める。

「いや! いや! なめないでぇ!」

桜怜が少しでも動けば大きく弾むおっぱいを抑えながら必死に言う。

「まぁ十分に楽しんだからこんな汚いブラジャーかえしてあげてもいいけど」

ひとしきり桜怜のブラジャーをなめ終え、男子の一人が桜怜に涎でベタベタのブラジャーを差し出す。

「い…いやっ…! き…汚い…!」

桜怜は思わず後ずさりする。自分の汗と男子たちの涎にまみれたブラジャーなど触りたくはない。

「きたない? 自分の汗じゃんか、桜怜ちゃん」

「そうそう、桜怜ちゃんがそんなバカでかいおっぱいで無理に締め付けるからこんなに汗まみれになるんだよ」
男子たちが桜怜にブラジャーを差し出しながら言う。

「ば…バカでかいって…!」

おっぱいの大きさをバカと形容され、桜怜は恥ずかしさと不快感を同時に覚える。
そして桜怜がチラリとカメラの方を見る。ニヤニヤと男子がカメラを桜怜の方に向け回している。

「いや…! こんなのまでずっと撮られてる…!」
桜怜が呟く。汚された下着を突きつけられ、男子たちに囲まれながら水着姿で必死に爆乳を隠している姿を撮られ続けていることに桜怜はたまらない羞恥と、同時に悔しさを感じる。

(おっぱい隠して恥ずかしがってるのが面白いんでしょ…どうせ腕じゃ隠しきれてないし…!)
桜怜はカメラを一瞬軽くにらみ、意を決したように胸を隠していた腕を解く。
同時にビキニの上からも下からも大きくハミ出す爆乳が弾む。

「うおっ! すげ…!」
男子たちがまたも感嘆し、桜怜の爆乳を凝視する。

「か…返して…!」
桜怜ができるだけ羞恥を隠し、意を決して汚されたブラジャーに手を伸ばす。

「おっと…! やっぱりまだダメだ」
男子が突然言い、ブラジャーをまたも桜怜から遠ざける。

「えっ!?」

ブラに指が触れたくらいのところでまた奪われ、桜怜が驚いた声を上げる。

「まずはこれをカラダに塗ってもらうよ…返すのはその後」
と言いながら男子が桜怜に何かを差し出す。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊