桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 42

「え…これ…オイル?」
桜怜が受け取りながら言う。

「そうだよ、日焼け止め用のね。それを桜怜ちゃんの全身に塗って」
男子が言う。

「え…あ…うん…」
桜怜があいまいに返事をする。

「あ、ちゃんとカメラの正面でね」
カメラの男子が言いながら桜怜の真正面に来る。

(今度はなんなんだろう…でもオイル塗るくらいなら…)
桜怜が一瞬考え、
「じゃ、塗ります…」
桜怜が言い、手にオイルをつける。

「や…ヌルヌルする…」
桜怜が呟き、首にまずはオイルを塗り始める。

(こんなの見てておもしろいの…? 真正面からおっぱい見られてるのは恥ずかしいけど…)
桜怜が右腕、左腕とオイルを塗りたくりながら思う。

「おお…!」
男子たちは桜怜の正面でしだいにオイルによってヌルヌルになっていく桜怜のカラダと桜怜が少し動くたびに弾む爆乳を見て興奮する。

「やん…っ! み…見すぎ…!」
男子たちの視線に耐えかね桜怜が呟く。
そしておっぱいのはみ出ているところにだけ申し訳程度にオイルを塗り、下乳、お腹と桜怜が自分のカラダにオイルを塗っていく。

「あとは…足…」
桜怜が呟き、手にオイルをつけ、前かがみになりながら太ももにオイルを塗っていく。
「いやっ…! おっぱいが…!
桜怜が前かがみになると同時に美少女には似つかわしくない重いおっぱいがぶるん、と下を向く。

「うおお! すげ…」
「谷間から向こうが見えるぞ…」
男子が言う。

「いや…水着が…取れちゃう…!」
おっぱいの重みで背中の結び目がほどけそうになり、片腕で桜怜はおっぱいを抑えながらオイルを塗っていく。
「み…見られてる…!」
桜怜が呟き、チラチラと時々男子たちの様子を伺いながらオイルを塗る。

「お…終わりました…!」
足の先まで塗り、桜怜がカラダを起こして言う。

「いや〜桜怜ちゃん、セクシーだったね〜」
「超デカパイぶるんぶるんしてたね…下向いたら…」
男子たちが言う。

「いやっ…!」
桜怜が両腕で爆乳を覆う。

「桜怜ちゃんいっつもそうやっておっぱい隠すけどさぁ、桜怜ちゃんの細腕じゃほとんど隠れてないよ」
カメラの男子がなおも桜怜を撮りながら言う。

「そんなの…わかってます…っ」
桜怜が小声で言い、爆乳を隠す腕を解く。

「うわ、桜怜ちゃん全身ヌルヌルでいやらし〜!」
男子の一人が言う。

「あん…! それより…ブラジャー…」
桜怜がおずおずと言い、手を伸ばす。

「ああ、ブラジャーね…」
桜怜のブラジャーを持つ男子が言い…
「それっ!」
男子がブラジャーを海に向け投げた。
ちょうど海水が達しているところに落ち、海に浮いている。

「いっ、いやぁ! 何するの…!」
桜怜が慌てて言う。

「へへ…桜怜ちゃん、まだしっかりオイル塗ってないとこあるよね?」
男子がにやつきながら言う。

「えっ…?」
桜怜がおろおろしながら言う。

「おっぱいだよ、大して隠れてないけど水着の中までちゃんと塗ってないでしょ?」
カメラの男子が慌てる桜怜を撮りながら言う。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊