桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 48

「だから僕たちがブラジャーの色変えてあげようと思ってね」
ブラジャーを持つ男子が言い、桜怜のブラジャーを海パン越しに大きく膨らんだ股間に押し当てる。

「い…っいやぁ! やめて!」
下着を股間に押し当てられ、桜怜が悲鳴を上げる。

「ほら、桜怜ちゃん、罰ゲームなんだからちゃんと黙って見てて」
他の男子たちが桜怜を制する。

「へへ…」
ブラジャーを持つ男子がニヤリと笑い、
じょぼぼぼ……
海パンから大量の黄色い水が溢れ出し、容赦なく桜怜のブラジャーにかかる。

「え…!?」
桜怜は一瞬目の前の光景が何なのかわからず、
「い…いやぁぁっ!」
桜怜が悲鳴を上げる。目の前で自分の下着が男子の尿を浴びせられている。
「や…やめて! やめて…っ!」
桜怜がとてつもない汚辱感を感じ、さけぶ。

「ほら、桜怜ちゃんまだ出るよ」
桜怜をあざ笑うようになおも男子は放尿を続け、おぞましい尿は桜怜のブラジャーに染み込んでいく。

「やめてぇ…! いやぁぁ…!」
桜怜は懇願しながらその場にへたりこむ。
周りで男子たちがニヤニヤとその様子を楽しむ。

「ふぅ…すっきりしたよ…」
男子が放尿を終え、尿まみれのブラジャーで海パンの股間を拭く。
そしてポタポタと尿の滴るブラジャーを桜怜に放り投げる。

「うう…!」
桜怜はよろよろとブラジャーを拾い上げ、
「い…っ…いやぁ!」
生暖かい液体が手につき、桜怜は思わずブラジャーを取り落とす。

「おいおい桜怜ちゃん、そんなに汚がることないでしょ、今までも桜怜ちゃんの乳汗で汚かったんだから」
「それにピンクと黄色でカラフルになったじゃん」
男子が桜怜を見下ろしながらニヤニヤと言う。

「うう…いや…汚い…!」
桜怜が呟く。可憐なピンク色だったブラジャーはもはやおぞましい尿によって黄色く染められてしまった。
「んん…っ!」
桜怜はブラジャーから立ち上るとてつもない悪臭に顔を背ける。

「桜怜ちゃん、こっからが本当の罰ゲームだよ、そのブラジャーは絶対洗濯しないこと、そして外に出る時は絶対そのブラジャーを着けること」
男子が言う。

「そ…そんなぁ…! 洗っちゃダメなんて…!」
桜怜があまりの言葉に思わず立ち上がり、言う。
ぼいん、と水着からハミ出しまくる爆乳が弾む。

「おおっ!」
男子たちが一気に釘付けになる。
「やんっ!」
桜怜が両腕で胸を庇い、しゃがみ込む。

「へへ、毎回ちゃんとブラジャー黄色いかチェックするからね、桜怜ちゃん」
「はぁ、俺も桜怜ちゃんのブラジャーに小便かけてぇ〜」
男子たちが言う。

「うう…いや…いや…!」
桜怜はしゃがみ込んでただうつむくだけだった。

「じゃあね、桜怜ちゃん、今日はこのくらいにしとくよ。僕らしばらく補習ないけどまたね…へへ…」
「さ、今日の桜怜ちゃんビデオダビングしなきゃな…」
おお、という歓声とともに男子たちは去っていった。

「うう…やぁ…!」
桜怜はしばらくしゃがみ込んだまま動けなかった。
「とりあえず…着替えて帰らなきゃ…」
男子が帰り
、桜怜が呟き立ち上がる。
そしておずおずとブラジャーを指でつまみ上げる。
「よかった、乾いてる…」
日差しのせいでどうにか尿は乾いているが、しっかりとおぞましい黄色に染め上げられている。
「ん…っ! ダメ…ニオイが…!」
ひどい尿のにおいが桜怜の鼻を突く。
「とにかく着替えたトコに戻らなきゃ…」
桜怜がブラをつまみながら岩場へ戻った。

「ふぅ…」
桜怜が体操着を置いた岩場に戻り、一息つく。
「もう帰ったよね? 見てないよね…?」
桜怜が辺りを見回し、誰もいないことを確認する。
「ん…っ」
桜怜が腰を振りながら下の水着を脱ぎパンツとブルマを着ける。
「ダメ…このニオイじゃブラジャー着けられない…」
桜怜が男子の尿によって汚く染められたブラジャーを見ながら呟く。
今まで頼りないながらも桜怜のおっぱいを守ってくれていたブラジャーが無残に汚された。
「うう…ひどい…!」
桜怜はブラジャーをカバンの中に押し込み、水着の上に体操着を着た。
そしてカバンで胸を隠しながらとぼとぼと人通りの少ない路地を帰っていった。
悔しさとさらに大きくなる不安を抱えながら…。

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