桜怜ちゃんグラマラスデイズ
わたる:作

■ 54

「へへ…!」
男子たちは桜怜のリアクションを見て楽しむ。
当然男子たちも快感のため、そして桜怜の恥ずかしさをあおる目的で海パンを着ている。
17歳の爆乳美少女が目の前で恥ずかしさに悶えている…それが毎回たまらないのだ。

「へへ…、さて、桜怜ちゃん。本題なんだけど無くした物あるよね?」
男子の1人が勝ち誇ったように言う。

「ああ…! そんなぁ…!」
その一言を聞いて桜怜はがっくりうなだれた。希望は絶たれた。パンツには名前を書いてしまっている。もうごまかせない。

「かえして…! おねがいだから…!」
桜怜は涙ぐみながら男子に懇願した。

「返してって言われても…何を?」
ヘラヘラと男子が言う。

「うう…! ぱ、パンツ…ピンク色のパンツ…あれわたしのだから…!」
桜怜が正直に声を震わせながら頼む。

「あ〜、これのことね!」
別の男子がニヤニヤしながら言う。そしてうしろに隠していたビニール袋を拾い上げ、桜怜に見せた。
「昨日プールで見つけてさぁ、女の子のパンティだからもしかしたらとおもったら(おうれい)って名前書いてあってさぁ…」
「パンツ落としていくなんてかっこわるー! 桜怜ちゃん!」
「恥ずかし〜! 爆乳隠してパンティ隠せてないじゃん!」
「まぁデカすぎておっぱいも隠せてないけどね……へへ」
男子たちが嬉々として言う。

「おねがい…かえしてください…!」
自分で掘ってしまった墓穴を一層後悔しながらなおも桜怜が懇願する。

「まぁこんな汚いパンツいらないんだけどね…」
パンティの入った袋をつまむようにしながら言う。

「うう…! そう…昨日履いてたから汚いの…! だからかえして…!」
悔しさを押し殺しながら桜怜が頭を下げる。

「まぁまぁ、桜怜ちゃん、とりあえずカバンおろして背筋伸ばしてリラックスしなよ」
男子の1人があたかも桜怜を気遣うようなことを言う。そうそう、と他の男子もニヤニヤしながらうなずく。

「う、うん…」
仕方なく桜怜はおとなしく従う。
「これくらい見せても大丈夫だから…絶対パンティは取り返さなきゃ…!」
桜怜は自分に言い聞かせるように言い、カバンを地面に置き、両手を背中に回した。

「おおお!」
「だからデカすぎだって!」
「やばいやばい! ホント何カップ!?」
「や、やっぱビデオもいいけど生で見ると違うな…!」
男子達がいつものように感嘆の声をあげ、一心不乱に桜怜を撮り、あるいは一瞬も目を離すまいとそのカラダに釘付けになる。

まさにバスケットボール大。
物凄い乳曲線を描いて盛り上がる制服。
余りの大きさに第三ボタンまで閉まらない制服に押し込められた17歳のJカップ。
深すぎる谷間、上乳がこれでもかと丸見えになっている上、溜まった汗でよりいやらしく見える。
かろうじて留まっているボタンも、桜怜が胸を反らし気味にしているせいで今にも弾け飛んでしまいそうだ。
しかし少し目を落とせばしっかりとくびれたウエスト。まさに極上のダイナマイトボディだ。

「いっつも同じようなことばっかり言って…! どうせおっぱいデカいんだから…っ!」
桜怜は必死で卑猥な言葉に耐える。
そして男子たちに言われるまま、いろいろな方向を向き囲んでいる全ての男子におっぱいを向けていく。
必死でカメラで撮る者、ガマンできずに勃起を海パンの上から刺激し始める者もいた。

「んっ…! こんな格好くらい…好きなだけ見ればいいんだから…!」

精一杯の気丈さを振り絞り、男子たちを直視しながら桜怜が呟く。

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