親子三代の軌跡。
sadoken:作

■ 気乗りしない依頼1

 毎日すっきりしない今年の梅雨は、今日もジメジメと湿気の多い日に成りそうです、松本は窓にかかる雨雫をぼんやり眺めながら、昨夜商工ファイナンス支店長Kから依頼があった件の返事を考えて居ます、天気のせいでもないだろうが此の話は何故かすっきりした答えを出しかねて居ます。
 Kの依頼は、Kが融資していた此の地方では中堅の建設会社O興業の倒産による、O興業社長Oの愛妾が遣って居るクラブに貸し付けた融資金の取り立てである。O工業は破産しO氏も自己破産して今は此の地に居ないのです。
 O氏の愛妾だった真理は今もクラブを遣って居るのですが、此の不況下では客も半減しているようで、O興業が倒産してから6カ月金利も入って無いとの事で、自己破産したO氏からは取る事が出来ず、残金約1,000万円を真理から取れるだけ取って欲しいとの依頼です。唯一の保証人であったO氏からは自己破産時に債権を放棄しているので取り立てが出来ないので真理から取るしか無いようです。
 慨してこの様な店のママは一人の男の妾だけでなく、2.3人を手玉に取って居る事が多いので、もしヤクザでも咬んで居たら厄介だなと思案して居ましたが、日頃お世話に成っている支店長の頼みだから、無下に断る事も出来ず、一度偵察の積りで店に行って観る事にし、松本は答えを出す為に真理が遣っている【クラブ・ムーン】に出向きました。
 宵の口松本は、松本の奴隷民子に遣らせている【居酒屋たみ】に行き、客が一杯で忙しくしているのを紀子と明美に任せて、民子を奥の部屋に連れ込み晩酌を遣りながら、下着を着けていない民子の和服の裾を腰の上まで捲り上げ、ラビアリングに吊るしている錘を確かめ、今空いたばかりのビール瓶をテーブルの上に逆さに立て、
「是を尻に呑み込みなさい」
「ハイ御主人様、いきなり大瓶はきついわぁー、一度オマ○コで滑りを良くしてからで好いですか」
「よろしい、其の代り朝まで抜けないよ」
「あぁー、有り難う御座います、そうさせて頂きます」
 民子は、テーブルに逆立ちしているビール瓶に跨り瓶の底の方からオマ○コに呑み込み、其れを抜いて尻の穴に押し当て身体を沈めて行きました。
「アウゥー、ハァー、アハァー、アイィー」
 民子の尻がテーブルに着きビール瓶は完全の民子の腹の中に這入ったようです、民子が立ち上がると瓶の口がドーベルマンの尻尾の様に5cmばかり出ています。
「よーし、此処に座りなさい、今日はお前に教えて貰いたい事がある、クラブ・ムーンのマリと云うママはどんな人か分るか」
「ハイ御主人様、あの人は綺麗な人ですわ、歳は30半ばだと思います、建設会社社長のお妾だと聞いていますわ」
「俺は店に行った事がないのだが女は多いのか」
「以前は10人以上居たそうですが今は5人位だそうですよ、何処も不景気なようですから」
「で、客の入りは如何だ」
「私はあそこに行った事が無いので其処までは分りません、お許し下さい」
「そうか、で、今他に男は居るのか、前の旦那は逃げて居ないそうだよ」
「つい最近その様なこと聞いた事があります、やはり本当だったのですね」
「今夜俺はあそこに調査に行く、事に依るとお前を呼ぶかも知れないから其の積りで居なさい」
「ハイ御主人様、早仕舞いにして待って居ますわ」
「処で、紀子や明美も言付け通りに遣って居るだろうな」
「ハイ、遣っております、代わって1人づつ呼びましょうか」
「よし、そうしてくれ」
 民子が店に出て紀子が奥に入って来ました。
「お早う御座います、御主人様」
「お早う、スカートを上げなさい、今日は何ミリが這入って居るのだ」
「ハイ、両方とも25ミリですわ」
「立ち仕事で1日中落とさずに居られる様に成ったか」
「未だ前の方は出て来て困りますわ」
「是が出たがるのか、出ないようにオマ○コの口縫い付けるか」
「お許し下さいぃー、頑張りますから」
「今週中に落ちない様にならないと縫い付けるからな」
「はい、頑張ります」
 今日の松本は少し荒れて居ます、此の部屋には不釣合の部屋の片隅にある飾棚から10センチ角の金属製の箱を持ち出し箱の蓋を開けました。箱の中には消毒液に浸された色とりどりの待ち針が数10本並んでいます。
紀子は此の箱を見た途端に顔をこわばらせました、
「紀子、是が欲しいか、欲しかったら下さいと言いなさい」
「アア、御主人様、針を下さい」
「何処に欲しいかはっきり言いなさい」
 此処で奴隷に拒否権は有りません、
「おっぱいに下さいィ」
紀子の胸を肌蹴させ、左乳首先端から真直ぐ奥に向かって待ち針を刺しました。
「アウッ、ウゥーー、アハァーー」
 続いて右乳首にも刺されました、
「アアウゥー、アハァー、ウクゥー」
 針先が乳首に刺さり乳房の中を刺し貫いて行くのがズー、ズー、ズー、と云う感触で分かります。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊