親子三代の軌跡。
sadoken:作

■ 奴隷契約2

 真理は、今のビデオや、今の自分に施れて居る事を色々考え、理性と淫魔が頭の中を駆け巡り暫らくして、
「此処にお世話になります、宜しくお願いします」
「よし決まった、其れでは此の借用証書は真理に返し、店の運転資金として1千万円を与える。其の中から五百万円を商工ファイナンスに返しなさい、話はついて居るから心配しなくて好い。此れで真理は俺の奴隷だ、其の証拠として奴隷誓約書にサイン捺印して貰う。証人は此処に居る民子達3人だ。民子、誓約書を作って持って来なさい」
「ハイ、畏まりました」
 民子がリビングを出て暫らくして書類、印肉、万年筆を持って帰って来ました。
「其れでは之を大きな声で音読して署名して拇印を押しなさい」

奴 隷 誓 約 書
「第一条」総 則
本誓約書は、奴隷真理こと織田真理子と、鹿鳴会総裁、松本賢治様及び、 鹿鳴会員(以下御主人様) との主従(奴隷)誓約の内容・条件等について定めたものである。

「第二条」日常
一、 真理は、生命に明らかに危険を及ぼす命令以外、御主人様のいかなる
   命令に対しても、其れを拒否する権利を放棄します。
一、 真理は、御主人様に対しては常に最上級の敬語を使用し、一切の非礼
を行わないよう努めます。
一、 真理は、日常生活に於いてブラジャー、パンティ等下着は一切着用せず、御主人様から御容認頂いた通常勤務会社のタイムレコーダー拘束時間及び通勤等外出時以外は、全裸での生活を徹底致します。
一、 真理は、人格を有さない御主人様の所有物ですので、御主人様が他のご婦人と情交されても一切不服を申しません。

「第三条」使役・奉仕
一、 真理は、炊事、洗濯、掃除等、
   御主人様の身の周りの一切のお世話を喜んで務めさせて頂きます。
一、 真理は、御主人様を愉しませるための存在ですので、性的欲求及びサディスチック嗜好を満たす為に、口、膣、肛門、尿道、子宮、は基より身体全体もご存分にお使い下さい。
一、 真理は、御主人様に悦んでいただけるよう、全穴の締まりを良くする為の訓練を常に実施し、何時でもご分身を潤滑剤なしにお迎え入れられるよう、全穴の拡張訓練を怠りません。
一、 真理は、御主人様のご命令以外は、勝手に自らの手で慰めたりするような真似は決していたしません。
一、 真理は、御主人様の指示が有れば、御主人様所属会員様の個別及び集団調教を喜んでお受けさせて戴きます。
一、 真理は、御主人様の嗜好に合った身体改造(ピアス、刺青、焼印、切除、及び各穴の拡張)等をして頂く事を望みます。

「第4条」懲罰
一、 真理は、万が一にも奴隷の心得を怠るようなことがあれば、どのような罰をお与え戴いても甘受いたします。
一、 真理は、真理に非が無くとも御主人様の気の向かれるままに、鞭打って戴いて結構です。鞭打ち以外にも、御主人様の気の趣くまま、真理の肉体に苦痛をお与え下さい。
一、 真理は、消えることのない傷跡が残る懲罰を与えられても、御主人様の手で刻まれた愛の印として心から感謝致します。

「第五条」 誓約破棄
本誓約書は以下の場合にのみ、破棄されることとする
一、 御主人様が、真理を廃棄処分となさることを決定されたとき。
一、 御主人様、真理のいずれの片方、若しくは両方が死亡、又は日常生活が営めなくなったとき。

 私、織田真理子は、御主人様 (松本賢治様及び鹿鳴会員)に、以下に署名の上、御主人様に本奴隷誓約書を献上致します。
2009年 5月25日
奴隷 真理こと 織田真理子
            主人 鹿鳴会総裁、松本賢治様。鹿鳴会員様。

 読み終わり、フー、と大きく溜息をつき、真理が上記誓約書に署名押印して奴隷生活に這入りました。
此の文章を思い浮かべながら、此れからの自分には自由も人権も無く、物として扱われるのだと自分に言い聞かせ、此の世界に適応するしか無い事を自覚するよう、頭の中で葛藤しています。

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