親子三代の軌跡。
sadoken:作

■ 瓢箪から駒3

 池田がロッカーの私物を抱えて出て行き、暫らくしてホステス2人が出勤して来ました、睦美と博美です、
「お早う御座います」
「お早う御座います」
二人が着替えをして、
「ママ、妙子さんや店長は同伴ですか」
「其の事で之から話すわ、此処に座って頂戴、貴方達知ってると思うけど、此の方、田中民子さん、今日から此処のオーナーです。店長には辞めて貰いました、店のシステムも180度変わります、妙子さんが来てからと思いましたが先に始めましょう。先ず言って置きますが辞め様と思う人は今直ぐ辞めて下さい、居たい方は居て下さい、給料は同じです、如何されますか」
「此の不景気で辞めたら行く所無いです、居させて下さい」
「明日からホステスは全員和服にします、無論着物は下着から全部店で整えます、貴方達の負担は有りません」
「着物なんか着た事無いですが着られますか」
「其の為に明日から6時までに【居酒屋たみ】に来なさい、着付は自分で出来る様になる迄オーナーにして頂きます、其れに伴う時間給も支払います」
「皆さん、今日からお世話になります、居酒屋たみを遣っている田中民子です、今、ママさんから説明が有った通り店長さんは辞めて頂きました、此の店は時代に合わない、効率の悪い店になりましたので、7月下旬にリニューアルして再出発する積りです。其の時、今居られる皆さんは、重要ポストに就いて頂きたいと思っています、其れまでは今のシステムで営業します。新しいシステムの原則は、掛け売り無し、1階は大衆クラブで、ドリンク1杯200円均一、摘みチャーム1品200円均一、フルーツ1皿500円均一、カラオケ1曲100円均一の店と、新しく5階に超高級会員制クラブを新規開店します。因みに此のビルは土地建物全部私が買い取りましたので近日中に改装に掛かります、此の店も7月10日頃から改装に掛かり25日頃開店する予定です、其の間貴方達は【たみ】で研修して頂きます、何か質問有りますか」
「新しい店になったら勤務時間は変わりますか」
「大衆クラブの方は5時から11時までです、会員制クラブは原則7時から12時ですが、お客様の都合で分らない事が有ります」
「会員制クラブの給料は今と同じですか」
「原則は今と同じですが、お客様に気に入って頂けば過分の報酬が戴けます、其の為には、お客様が政財界の重鎮や国賓クラスですから、其れ相応の教育を受けた人でないと資格が有りませんわよ」
「私なんか成れませんよね」
「そんな事無いですよ、努力次第で誰でも成れますよ、但し、教育は厳しいですよ」
「学費はどの位要るのですか」
「学費は要らないわよ、本人が固い決意をするかしないかですよ」
「大学に行って無くても好いのですか」
「好いわよ、女としての常識さえ有れば」
「其の方法教えて貰えますか」
「好いわ、其の内ゆっくり話しましょう」
何も知らない博美は、欲の皮を突っ張らせて大乗気の様です。
「其れでは之から営業に入ります、お客様からボトルキープ要請が有ったら、今言った事を説明してキープは受けないで下さい。詳しい事はママか私が、お席に行って御説明致しますから、其れでは元気に頑張って下さい」
真理はトイレに駆け込みました、昼に、クリトリスに吸引器を着けてから是で3回目の吸引です、大きな注射筒のチューブを吸引器の頭に繋ぎ、注射筒内筒を引いて真空にするのです、其の度に今迄に感じた事のない、遣る瀬ない淫魔の囁きが聞こえ、淫汁が垂れるのを堪えなければ成りません。
 12時に客が全部帰り閉店にしました、妙子はとうとう来ませんでした、
「皆さんお疲れ様でした、明日からも宜しくね、此れはオーナーからのお祝いです、お礼を言って下さい」
真理が1万円の入った御祝儀袋を皆に渡しました。
「オーナー、有難う御座いました」
「明日からも頑張って下さいね」
店を出て施錠して、
「お先にぃー」
睦美が小走りで消えて行きました、博美がモジモジしています。済まなさそうに、
「あのぉー、お話聴かせて貰えますか」
「ああ、夕方の話ね、好いわよ、私の家に来る」
「お願いします」
「真理子さん、貴方は先に帰って下の教室に行きなさい、私は後から此の子を連れて行きますから」
真理は急いで民子の家に行き、玄関で裸になり地下のプレイルームに入りました。地下室では、紀子と明美が知らない男性から調教を受けて居ました、二人が向い合せに立たされ、両手を天井からのフックに吊られ、向かい合った2個の乳首を1本の安全ピンで貫通して繋がれ、交互に乳房への針刺し調教中でした。
「只今帰りました、遅くなって申し訳ありません、御主人様」
部屋に入った所で、床に正座して深々とお辞儀をしました。
「よろしい、其処のX磔台の前に立ちなさい」
男は壁に掛かっている革製の手枷足枷を持って真理に近寄り、手枷を着けながら、
「名前は」
「織田真理子です、宜しくお願します」
「僕は此の会の事務局長だ、普段は局長と呼んでくれ、SMは好きか」
「初めてですから分かりません、頑張ります」
足にも足枷が嵌められ、両手両足を大股開きの万歳形でX磔台に固定されました。股間にバイブスタンドが立てられ、50mmΦのバイブレーターがセットされてオマ○コに挿入され、上下幅が決められてスイッチが入りました。ブーンと云う振動音と、スッチャ、スッチャ、の往復音が静かな部屋一杯に響きます。
「アアァー、アウゥー、アア、アハァー、アマハ、アハ、アハ、アン、アン、アン、アハァー、アハァー、」
真理は、今まで入れた事のない50mmΦのバイブで子宮口を突き上げられ、腰を揺らしながら喘いで居ます。男は再び紀子達の方に行き針刺しを再開しました。
 一方民子は博美を連れて自宅に帰り、2階自室の応接室に入ると其処には松本がバスローブ姿で待って居ました。
「只今帰りました御主人様、お待たせして申し訳ありません、お許し下さい」
民子は早速松本の前に跪き、バスローブの前を肌蹴て、珍棒を両手で恭しく捧げ口に咥えました。此の飲尿の儀式を博美は呆気に捕られてポカンとして観て居ました。

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