隷属姉妹
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■ 第2章 支配の檻13

 笠原はその三姉妹の行動を見渡しながら
「身体の力を抜け!力を入れてると痛いだけだぞ」
 愛美の幼いお尻に、ジェルでベトベトに成った左手を宛がうと、小さなアナルにいきなり小指を差し込んだ。
「あ、ひぃ〜〜〜っ!」
 愛美が悲鳴を上げ、固く目を閉じて震える。
 ガチガチと歯を噛み鳴らし、嫌悪感と汚辱感に耐えて居ると、笠原はユックリと小指を動かし、愛美のアナルを揉みほぐし始めた。
「あひっ、い、いや…、う、くう…」
 愛美が涙声で、小さな悲鳴を漏らす。
 恵美はオロオロと心配そうに愛美を見詰め、好美は刺すような視線で笠原を睨み付ける。

 笠原は無言のまま、愛美のアナルに入れた指を、小指から人差し指に替え1分程揉みほぐすと、人差し指を抜く。
 愛美のアナルは直ぐに閉じたが、ジェルによりてらてらと光っている。
 笠原は、ベトベトに成っている棒を愛美のアナルにあてがい、容赦無く根本まで押し込んだ。
「いや〜〜〜〜っ」
 愛美が震える声で悲鳴を上げ、恵美が蒼白な顔で躙り寄りながら
「か、笠原さん!止めて下さい!」
 笠原に縋り付こうとしたが、笠原が睨み付け
「黙って見てろ!心配しなくても身体に傷はつかねぇ!」
 低い恫喝の声で、恵美の動きを止める。

 恵美はビクリと怯え、動きを止めると、笠原が5p程の小さな金属製の鍵を取り出し
「こいつはな、これ専用の鍵だ。こいつが無かったら、絶対にこいつの仕掛けは外せねぇ」
 棒の底部に突き刺し外苑を回し始めた。
 カリカリと歯車の噛み合うような小さな音が響き、愛美の両目がドンドン大きく開き始める。
 それは、感じた事の無い感覚が、自分の身体で起きているのに、驚いているようだった。
「あっ、あっ、あっ…。お、お尻が…い、痛い!痛い〜〜〜っ」
 愛美が悲鳴を上げ始めると
「こいつの身体だったら、4pが限度か…。ほら、もう良いぞ…」
 笠原は、鍵を抜くと愛美のパンティーを戻し、お尻を軽く叩いた。

 愛美はお尻の中にある異物感に、今にも泣き出しそうだったが、笠原から離れる事を優先して、直ぐに恵美の横に戻る。
 恵美の横に戻った愛美が、恵美の顔を涙目で見詰め
「お、おねぇちゃん…お尻が…痛い…」
 異物感を苦痛として訴えた。
 恵美は心配そうな顔をして、愛美を見詰め
「だ、大丈夫…。あまり痛いようなら、笠原さんにお願いするわよ…」
 問い質す。
 だが、愛美は首を横に振り
「ううん…違うの…。お、おトイレに行きたい感じ…」
 恥ずかしそうに、恵美に告げる。

 その言葉を聞いた笠原は、声を上げて笑い出し
「そうか、ウンチがしたいんだな?お前の直腸なら、殆ど塞がったような物だからな」
 三姉妹に告げる。
 恵美は笠原の言葉に驚き、笠原の顔を見詰めると
「ま、愛美に何をしたんですか?」
 必死な顔で問い掛けた。
 笠原は恵美の質問に、ニヤニヤと笑いながら
「こいつはな、有る意味拘束具だ。これを、こうして、ここを回せば…。ほら、こいつはこんな風に形を変える」
 恵美に棒を示しながら、底部に鍵を挿してカリカリと回し始めると、只の棒状だった物が、ドンドン短くなり逆に筋の部分が太く拡がり始め、カプセルの様な形に変わった。
 恵美はそれを愕然とした目で見詰め、ワナワナと震える。
「そこのチビは、直径4p程で止めてやった。身体のサイズがあるからな。だが、こいつは最大8p迄拡がる。お前等は、何pまで、拡げられるかな…」
 笠原は酷薄な表情で、恵美と好美を見比べた。

 恵美と好美は真っ青な顔をして
「そ、そんな物…、絶対嫌です!」
 揃って抗議を口にする。
 だが、笠原は余裕の微笑みを浮かべ
「だよな…、お前等はそう言うと思ってた…。口では[服従する]とか良いながら、いざ蓋を開ければ、文句ばかり。俺も嫌気がするぜ…。だからこいつが登場したんだ…。こいつはな、お前達のような[動物]に[誰が主人か]って言うのを、キッチリ教えてくれる機械だ」
 頬に笑みを浮かべながら、ウンザリとした表情を演出し、恵美達にリモコンを示す。
 恵美と好美は笠原の[動物]と言う言葉にムッとした表情を浮かべたが、笠原がリモコンを示すとそれを訝しげに見詰める。
 笠原はニヤニヤ笑いながら、リモコンのボタンを押した。
「あぎぃーーーーっ!」
 途端に愛美が背中を反らせ、目を大きく剥きながら、ビクビクと震えて痙攣する。
 正座していた姿勢のまま、愛美の目がクルリと白目を剥き、全身の力がスッと抜けた。
 仰け反った顔は真っ直ぐ顎から落ちて行き、ゴツンと派手な音を立てて愛美の身体が床に倒れ込むと、足下にジュワっと水溜まりが拡がる。

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