隷属姉妹
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■ 第2章 支配の檻14

 失神した愛美を驚愕の目で見詰め、恵美が抱きかかえると
「愛美に何をしたの!」
 敵意剥き出しで、好美が笠原に問い質す。
 笠原にとっては、この姉妹の反応も重要な要素だった。
 誰が誰を庇うか、誰が誰の事でムキになるか。
 それも姉妹を支配する中で、重要な情報だったのだ。
(何だ、結局こいつも愛美が酷い目に逢うと、自制心がなくなるのか…)
 笠原は、反抗的な好美を分析しながら、この家族のキーパーソンが、愛美だと理解する。
(こいつは、使い物にならないと思ってたが、なかなか良い使い道が出来たぜ…)
 ジッと三姉妹を見詰め、見下した微笑みを浮かべた。

 笠原は特殊アナル栓を弄びながら
「こいつはリモコンで操作するスタンガン内蔵のアナル栓だ。この、金属突起が端子に成ってて、直腸に直に電気を流す。流れる電流は、最大10万ボルトで10秒間流す事が出来る。さっきも言ったが、直径は最大8p迄拡がるから、ちょっとやそっとじゃ取り出せない。こいつを外すには、この専用の鍵を使って、操作するしか無い。何度言っても主人に逆らう馬鹿な動物には、それ相応の痛みが必要だ。これからは、身をもって体験して貰うぜ」
 恵美と好美に説明し、専用の特殊鍵を見せ、嘲笑いながら告げた。
 2人は愕然とした表情で、笠原を見詰め
「す、直ぐに外して下さい!こんなの、酷すぎます!」
「こんな小学生に、なんて物付けるのよ!直ぐに外して!」
 口々に抗議する。

 笠原は満足そうに笑うと、その抗議を聞き流し
「さあ、尻を出して俺に[入れて下さい]と言って見ろ」
 恵美と好美に命令した。
 恵美と好美は怒りと羞恥が相まった真っ赤な顔で
「な、何を言ってるの!」
「そんな事する訳無いでしょ!」
 笠原に怒鳴り返すが
「ぎゃーーーっ!痛い、痛い、痛いーーーーっ!」
 その瞬間、恵美の横で失神していた愛美の身体が跳ね上がり、小さなお尻を振り回して暴れる。
 笠原の手にはいつの間にかリモコンが持たれ、そのスイッチを押していた。

 突然暴れ出した愛美に驚き、恵美と好美が愛美を見詰めると
「今は、1万ボルトだ。この電流だったら、連続で2分間は流せる。さあ、どうするんだ?」
 笠原が恵美と好美に問い掛ける。
 笠原はリモコンのスイッチを断続的に押し、愛美はその度に奇声を上げ狂ったように悶えた。
 暴れ回る愛美の顔は、涙と鼻水を垂れ流し、だらしなく開いた口から力無く舌が零れ落ちて、目は虚ろに開いて白目を剥き、視線はどこも見ていない。
 恵美は半狂乱に成り
「笠原さん!笠原さん!もう、もう止めて下さい!」
 必死に懇願したが、笠原は全く無視して、リモコンの操作を続けた。

 好美は唇を噛みしめ笠原を睨み、意を決した顔で進み出て
「わ、私にそれを付けて下さい!」
 笠原に背を向け、スカートを捲りパンティーを降ろして、白く艶やかなお尻を突き出す。
 痛々しく残る赤黒いゴム棒の打擲跡が、妖しげなコントラストになっており、笠原の嗜虐心を刺激する。
 まだ未成熟だが、その瑞々しさと張りは、独特の美しさを持っていた。
 笠原は好美のお尻を見詰め、大きく目を見開き、内心しゃぶり着きたく成ったが、リモコンから手を離し、特殊アナル栓を手にする。
「へへへっ、そうやって最初から素直に尻を出せば、愛美も苦しまずに済んだんだ」
 笠原は左手で好美の尻タブを掴み、押し広げる。
 好美の無防備な下半身が、笠原の目に晒された。
 少女の小さな菊座や汚れを知らぬオ○ンコが、拷問趣味の変態中年の前で、ブルブルと小刻みに震える。

 気丈だと言っても思春期の中学2年生には、死にたい程の恥辱だったろうが、笠原はニヤニヤと笑いながら
「おい、良いのか?このまま入れたら、相当痛いぜ…。そっちのおチビちゃんは、ちゃんと揉みほぐしてやったが、お前はどうする…」
 好美のお尻を撫で回し、問い掛けた。
 好美は嫌悪感に耐えながら、唇を噛みしめ
「そ、そのお薬だけで充分です…。は、早くして下さい…」
 笠原にジェルだけで良いと言い放ち、恥ずかしさから催促する。
 笠原はニヤニヤとした笑いを強め、特殊アナル栓にジェルを塗し、好美のアナルに添え
「本当に良いんだな…」
 小さな声で問い掛けた。
 好美はブンブンと首を横に振り
「良いんです!早くして下さい!」
 笠原の質問に大きな声で促した。

 笠原は鼻で笑うと、好美のアナルに添えた特殊アナル栓に力を込める。
 ズッっと先端が潜ると、好美のアナルを押し広げ、ズルズルと直腸に異物が侵入した。
 好美は経験した事のない痛みと汚辱感に両目を固く閉じて
「あぐぅ〜〜〜っ」
 顎を逸らせて、絶叫する。
(んっ?この感触は…ははぁ〜ん、好美は便秘だな…。かなり溜め込んでるぜ…)
 笠原は僅かに手に伝わる、抵抗感から好美の頑なな拒否の理由を理解した。
(へへへっ、こいつが一番早くこのアナル栓の意味を知るかな…)
 笠原はほくそ笑みながら、鍵を差し込み特殊アナル栓を膨らませる。
 カリカリと歯車が噛み合う音と供に、好美の顔が驚きに染まる。
(い、いや…、何これ…、お、お腹が張る!)
 好美の驚きの顔は、徐々に苦痛を堪える顔に替わり
「ぐふぅ〜〜〜っ」
 固く目を閉じ食いしばった歯の奧から、苦鳴が零れた。

 好美の直腸の中で、特殊アナル栓がドンドン太くなり、直腸を圧迫する。
(ぐぅ〜…、い、痛い!う、うんちが出ちゃう!)
 好美はアナル栓が拡がり始めて直ぐに、感じた便意がピークに達してしまう。
 だが、それを口に出すのを堪え、便意と痛みを我慢する。
 好美は蒼白な顔で、脂汗をダラダラ流しながら
「ま、まだなの…」
 ブルブルと震える肩越しに、笠原に問い掛ける。

 笠原は満面の笑顔を浮かべながら、底部に着いた小さな窓に覗く、50と言う数字を確認した。
 その小さな窓から覗く数字は、特殊アナル栓の直径を知らせる物で、1o刻みで表示されている。
(だいぶ重くなったな…。ここら辺が取り敢えずの限界か…)
 45o辺りから、笠原の手に伝わる感触が重くなり、50oまで来た時、更にその重さが強くなった。
 歯車で力を増幅しているから、このアナル栓は閉め込めばそれだけ拡がるが、余り拡げすぎると裂けてしまう恐れもあり、笠原は手の動きを止める。
 鍵を逆時計回りに2段階回すと、緑のダイオードが光り始め、笠原に通電を知らせた。
 笠原はスイッチが入った事を確認すると時計回りに鍵を回し、鍵を抜き取る。
 底部を指で強めにコンコンと叩き
「終わったぞ」
 好美に知らせると、好美は固く閉じていた目と口を大きく開き
「あひぃ〜〜〜〜っ」
 絞り出すような悲鳴を上げた。
 底部を叩かれた振動が、大きく拡がったアナル栓を伝わり直に直腸に響いて、思わず上げてしまった悲鳴だった。

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