隷属姉妹
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■ 第2章 支配の檻15

 好美は慌てて四つん這いで笠原の前から逃げ出し、クルリと身体の向きを変え
「な、何て事するの!」
 真っ青な顔で笠原を睨み付け、震える声で怒鳴った。
 笠原はニンマリと笑うとリモコンを取り出し
「誰に物を言ってる」
 静かに問い掛けて、ボタンを押す。
「ぎひぃーーーーっ」
「いやーーーーっ」
 睨み付けていた好美と床に崩れていた愛美が同時に悲鳴を上げ、お尻を暴れさせる。
 おろおろとした顔で、その2人を交互に見詰める恵美に
「こいつは、個別に電流を流す機能は、残念ながら付いて無い。だから、俺がスイッチを押すと同時に装着者に電流を流しちまう。電波の届く距離は精々半径100m程だが、壁ぐらいじゃ遮蔽出来無ぇ。俺に逆らったら、お前等姉妹が罰を均等に受けるんだ」
 笠原は余裕綽々で、機能を説明した。

 恵美は引きつった顔で笠原を見詰め、震えていたが
「お前の番だぜ…」
 笠原に低い声で告げられ、蒼白な顔を項垂れさせ、肩を落として進み出る。
 前に進み出た恵美は項垂れたまま、ユックリと立ち上がり笠原に背中を向けると、スカートを捲り上げながら、お尻を突き出し、パンティーをずらしてアナルを笠原に差し出す。
「これで良いですか…」
 恵美が笠原に問い掛けると
「これを着けなきゃいけなく成った原因のお前が、それか?ふざけるなよ…」
 笠原は低い声で恵美の態度をなじる。
 恵美はガックリと肩を落とし、項垂れるとパンティーに手を掛けたまま、上体を起こした。
 するとその拍子にスカートが元に戻り、恵美のお尻を一旦隠す。

 恵美の格好は、両手をスカートの中に入れたままで立ちつくすと言う物に成っていたが、一呼吸置いて恵美は一気に両手を降ろした。
 上体を曲げ、その手が膝まで降りると、膝の所に白い布がまとわりついている。
 言わずと知れた恵美のパンティーだ。
 恵美は片足ずつ、パンティーから足を抜くと、右手に握りしめスカートに手を掛けた。
 一瞬躊躇った恵美は、固く目を閉じて一気にスカートを捲り上げ
「よ、宜しくお願いします…」
 笠原にお尻を晒して、懇願する。
 恵美のお尻はそれ程大きくは無かったが、桃のような丸尻だった。
 好美と同じく打擲され全体が赤黒く腫れ上がっているが、太股や背中の色の白さを見ると、かなりの美尻である事が判る。
 そう、[思わず撫でさすりたく成る]と言う言葉が、ピッタリのお尻だった。

 笠原は晒された恵美のお尻を一目見て
(おおっと、なんて良いケツなんだ…。叩き甲斐の有るケツだぜ…。バックで犯しながら、叩きまくりてぇ〜)
 思わず見とれてしまう。
 だが、笠原は直ぐに気を取り直し
「おい、せめて自分でケツを拡げろよ。ちゃんと、ケツの穴が俺に見えるようにしろ」
 こうなってしまっては、抵抗は無意味と観念して、恵美は両手を背後に回し、自分で尻タブを掴んで左右に押し開く。
 恵美の下半身が、全て顕わに成った。
 まだ男を知らぬオ○ンコも、固く窄まった薄茶色の菊座も、全てが笠原の目に晒される。
 恵美は項垂れた顔を真っ赤に染め、唇を噛んで恥辱に震えた。
(ああぁ〜…恥ずかしい…。私も…こんな格好で、お尻の穴を触られるのね…。早く…、早く済ませて…)
 恵美は心の中で恥辱に震えながらも観念し、笠原の処置が少しでも早く終わる事を願っていた。

 だが、笠原は恵美の心の中の願いを、嘲笑うかのように
「お前は、一番生意気な事を言ったんだ、俺はそんな奴に容赦はしない…。精々反省しながら、受け取るんだな…」
 恵美に笑いを含んだ声で告げると、いきなり特殊アナル栓を恵美のお尻にあてがい、グッと力を込める。
「あぎぃ!」
 恵美の頭が跳ね上がり、食いしばった歯の奧から、苦痛が漏れた。
 何も潤滑油が無く、揉みほぐしても居ないアナルは、強い抵抗を見せて異物の侵入を拒む。
 しかし笠原は、そんな事お構いなしに右手に力を込めた。
「あぎぎぎぎっ!か、笠原さん!お、お願いします!ぎひぃ〜〜〜っ!く、薬を…塗って下さい!」
 恵美は余りの痛みに、悲鳴を上げながら笠原に懇願する。

 笠原はニヤニヤと笑いながら
「痛いか?けどよ、薬は塗ってやらねぇ。お前は、それだけの事を俺に言ったんだ。まあ、お前が素直に俺に気持ちを示せば、多少痛くない入れ方をしてやらんでも無い…」
 恵美に告げた。
(くぅ〜〜〜っ、な、何…どう言う意味…、素直な気持ちって…、何を示せって言うの…)
 恵美は固く歯を食いしばりながら、痛みに耐え笠原の言葉の意味を考える。
(あっ、そうか…そう言う事…)
 ほんの数瞬考えただけで、恵美は笠原の意図に気付き
「申し訳有りません笠原さん!生意気な事を言って、お詫びします!」
 大きな声で笠原に謝罪した。
 笠原は恵美の謝罪の言葉を聞いて、真っ直ぐ押し込んでいた特殊アナル栓に、回転を加えてやる。
「かはぁ〜…」
 恵美の唇から、まだ痛みに対する声が漏れるが、先程と比べると随分余裕があった。
(くっ、い、痛いけど…。さっきよりは全然マシだわ…)
 恵美はうっすらと涙を目に溜めながら、痛みを堪える。

 だが直ぐに笠原は回転を止め、真っ直ぐ押し込み始め恵美に痛みを与えた。
 恵美は痛みを受けながら、笠原の考えを理解し
「申し訳有りません笠原さん!生意気な事を言って、お詫びします!」
 直ぐに同じ言葉を繰り返し、声を張り上げる。
 だが、笠原はそれでは納得せず、更に数o押し込む。
「ぐぎぃ〜〜〜っ!か、笠原さん、今後は絶対逆らいません〜〜〜っ!」
 恵美が言葉を変えると、笠原は満足して回転を加え押し込んだ。
 恵美はこの後タップリ10分間笠原に下半身を晒したまま、謝罪の言葉を並べ、奉仕を誓い、服従を差し出した。
 恵美のアナルは薄く血が滲み、ハアハアと荒い息を吐きながら、涙が頬を伝って、顔は諦めに染まっていた。

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