隷属姉妹
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■ 第2章 支配の檻16

 笠原はアナル栓を根本まで押し込むと、鍵を差し込み仕掛けを動かし始める。
 カリカリと音が鳴り、恵美の直腸をアナル栓が押し拡げ始めると、恵美の目が妹達と同じように大きく見開かれ、妹達が受けた圧迫感と異物感を味わう。
 小学生と中学生の妹達が、こんな痛みを受けたのかと思った時、恵美は無性に悲しくなり、ハラハラと涙を流す。
 恵美に嵌められた、アナル栓の小窓の数字が60を示し、好美と同じように抵抗が強くなると、笠原は鍵を使って機械を起動させ、好美の時より強く底部を小突く。
「きゃはん!」
 恵美が驚いて悲鳴を上げ、身体を跳ね上げお尻を引っ込めると
「よし、お前等俺にケツを向けて土下座しろ」
 笠原は三姉妹に向かって命令した。
 三姉妹は笠原の命令に逆らう気力も無くし、言われた通りに土下座する。
「よし、次はパンティーを脱いで、ケツを上に持ち上げろ。俺が良く見えるようにするんだ」
 笠原が次の命令を出すと、既にパンティーを脱いでいる恵美は、お尻を持ち上げスカートを捲り、怯えている愛美はイソイソと指示に従ったが、好美は俯いて行動を起こさない。
 まだ羞恥が強い為、自分に踏ん切りが付かないのだった。

 笠原は好美の仕草から、その心情や躊躇っている理由も見抜いたが、リモコンを取り出して容赦無くスイッチを押す。
「ぎゃひ〜〜〜っ!」
「ぐぅ〜〜〜ん!」
「ひゃい〜〜〜っ!」
 三姉妹が悲鳴の合唱を行った。
 恵美はその威力に目を丸くして驚き、愛美は上体を潰れた蛙のように床にへばり付かせ、お尻を突き出した格好で倒れ、好美は2人に済まなそうな顔を向け、慌ててスカートの中に手を差し込む。
 パンティーを脱いだ好美が、恵美の横で平伏しお尻を突き出すと、スカートを捲る。
 三姉妹が同じ格好で、笠原にお尻を突き出すと
「今から、お前達にこいつの本当の威力を教えてやる。今までのは、最大で5万ボルトだったが、今度は限度一杯だ」
 笠原は酷薄な微笑みを浮かべ、リモコンに付いているダイヤルを捻り、スイッチを押した。
 笠原の言葉を聞いて、驚きを浮かべる三姉妹の身体が、痛みで海老反りに成る。
「ぎひぃ〜〜〜〜〜っ」
 三姉妹は同じような高い悲鳴を喉の奥から絞り出し、目と口を大きく開いて、舌を突き出した。
 笠原に捧げだした三姉妹のお尻が、ランダムに跳ね、暴れ回る。
 好美の足下には、ジョロジョロと流れ出た失禁が、水溜まりを作った。

 5秒程で愛美の動きが止まり、力無く床に這い蹲って、潰れた蛙のように横たわる。
 次いで好美がお尻を突き出したまま、白目を剥いて失神し、最後に恵美が好美と同じ姿勢で気絶して、下半身を笠原に晒したまま、ドボドボと尿道から小便を垂れ流した。
 笠原は三姉妹の失神劇を、腹を抱えて楽しみ、アタッシュケースに手を伸ばす。
 アタッシュケースから黒い円筒形の物を3本取り出すと、一番最初に失神した愛美のお尻に手を伸ばした。
 アナル栓の鍵穴に鍵を挿し、時計回りに2段階回して鍵を引っ張ると、スッと二重構造の底が外れる。
 笠原がそのまま引っ張ると、ズルズルと機械部分が外れた。
 円筒の中に入る部分に、笠原が手にする黒い円筒形の物があり、笠原はそれを交換してまた愛美のアナル栓に戻す。
 それを笠原は、好美、恵美の順番で繰り返した。
 笠原が交換した黒い円筒形の物は、アナル栓のバッテリーで、笠原はその交換の為三姉妹を失神させたのだ。
 最初笠原は、バッテリーの交換ついでに、このアナル栓の痛みを教えてやろうと言う程度の発想を思いついたのだったが、その思い付きは直ぐに[最大電流を流してみたい]と言う欲望に変わり、何の躊躇いもなく実行に移した。
 その結果三姉妹は感じた事の無い、身の毛もよだつ痛みに晒され、恥も外聞もない格好でお漏らしをし、失神したのだ。

 三姉妹のバッテリーを新しい物に替え終えた笠原は、満足げに失神し痴態を晒す三姉妹を見渡すと、リモコンの電流を最小の1,000ボルトに合わせ、軽くリモコンのスイッチを押す。
「あくぅ…」
「ひっ…」
「ひゃん…」
 三姉妹はお尻を押さえ、失神から目覚めた。
 失神から目覚めた三姉妹は、疲れ果てておりグッタリとしている。
 恵美と好美は、自分が失禁してしまった事に気付いたが、それをどうにかする気にも成れず、ぼんやりと見詰めていた。
「あぁ〜あ、小汚いな…。お前達の馬鹿親は、子供にトイレの仕方も教えなかったのかよ…」
 笠原が馬鹿にしたように言うと、三姉妹はムッとしながらも、その不満を笠原に見せようとせず項垂れる。

 この三姉妹に取っては両親を悪く言う言動は、タブーだと知っていた笠原は、今の三姉妹の精神状態を知る為に敢えてその名を口にしたが、余程電撃が効いたのであろう、三姉妹は揃って抵抗心を無くしていた。
 笠原は三姉妹の反応を見て
「俺もよ…、そんな物を着けるつもりは、更々無かった。それが、どうしてお前達の身体に着いたのか?良〜く考えてみろ…。一体何が原因だ?誰が原因なんだ?」
 笠原が諭すような声で問い掛けると、恵美が下唇を噛み項垂れ、ソッと好美と愛美が盗み見るように視線を向けた。
 三姉妹には解っていたが、それを口に出せずに居たのだが、笠原の問い掛けで事実を浮き彫りにされる。

 三姉妹の態度を見て、笠原は満足そうに微笑むと
「おい、お前等そのションベンを直ぐに始末しろ」
 三姉妹に命令する。
 三姉妹は笠原の命令に、ノロノロと立ち上がりリビングを出ようとすると
「おい、どこに行くつもりだ?」
 笠原が問い掛けた。
 三姉妹は笠原の問い掛けに、怪訝な表情を浮かべ
「は、はい。雑巾を取りに行こうと…」
 恵美が笠原に答える。

 笠原はジロリと恵美を睨み付け
「俺は、[直ぐに]って言った筈だぞ」
 低い声で告げた。
 三姉妹達は引きつった困惑顔で笠原を見たが、笠原が恵美自身を指さした事で更に困惑する。
「お前等が着ている洋服が有るだろ」
 笠原が笑いながら告げると、三姉妹は一瞬愕然とした表情を浮かべたが、直ぐに諦めきった表情で床に座り込み、各々のスカートで床に拡がったオシッコを拭い始めた。
 だが、スカートだけでは直ぐに吸水力が無く成り、オシッコを床に拡げるだけに成る。
「何してるんだ…。俺は綺麗にしろと言ったんだぞ」
 笠原が低い声で告げると、三姉妹はビクリと震え怯えた顔で笠原を見詰めた。
 笠原は手にリモコンを持ち、弄んでいた。
 三姉妹は再び顔を引きつらせ、上着に手を掛けたが踏ん切りが付かず、お互いの顔をのぞき見る。

 笠原はそんな三姉妹の仕草に表情を消すと、リモコンを三姉妹に見せつけながら、電流の調整ダイヤルを回し始めた。
 三姉妹は顔を更に引きつらせ、慌てて身体を床に投げ出し、身体を擦り付けながら上着でオシッコを拭う。
 だが直ぐにスカートで吸い取ったオシッコが床を汚す事に気付き、三姉妹は上着を脱いで床を擦る。
 スカートを穿いたままそれぞれの下着姿で、一心不乱に床を掃除する三姉妹をニヤニヤと笑いながら見下ろす笠原が、愛美に命令する。
「おい、チビ…。お前はもう良い…、ゴミバケツを持って来い」
 愛美は笠原の命令で弾かれたように立ち上がり、急いでキッチンに走って行った。

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