隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹6

 恵美の抵抗が止み、好美は意を決して笠原の指示を実行する。
 固く目を閉じたまま、恵美のクリ○リスを唇で覆い、軽く吸う。
「んっ…」
 恵美の口から、小さな吐息が漏れ、下腹部がビクリと震えた。
 好美は次に、舌先で軽くクリ○リスをつつくと
「あっ、あっ、いや…」
 恵美が堪えられずに、眉根を寄せて声を漏らす。
 好美はそのまま唇を離し、舌の腹でペロリと舐め上げる。
「んふぅ〜っ…」
 恵美が鼻に掛かった声を上げて、拡げた足をビクビクと震わせた。

 そんな2人を見下ろしながら
「おい、何チマチマやってんだ。好美もっと激しくしてやれ。恵美もちゃんと感じてやらねぇと、いつまで経っても終わらねぇぞ」
 笠原が命令する。
(お姉ちゃん…。強くして…良い…。痛くない?)
(好美…、軽蔑しないでね…。でも、命令を聞かなきゃ、貴女が酷い目に逢う…。お姉ちゃんも…、頑張るから…)
 恵美と好美は笠原の命令で、真っ赤に紅潮したお互いの顔を向け合い、目で会話し、コクリと頷き合うと笠原の命令に従った。

 好美は、一心に恵美のクリ○リスに吸い付き、舌を這わせ、優しく舐め上げる。
 恵美は、初めて感じる感覚に戸惑いながらも、受け入れようとした。
「んっく、んっく、ぴちゃ、ちゃぷ、ちゅっ…ちゅぅ〜っ」
 好美が舌を絡め、強く吸いながら、様々な刺激を恵美のクリ○リスに送り込むと、恵美はゾクゾクと背筋を走る感覚に、身体をビクビクと震わせ
「あん、あぁ〜…、ひゃん、うぅ〜ん…あふぅ〜〜〜っ…」
 甘い声を上げながら、固く目を閉じ、紅潮した顔を暴れさせる。
 笠原はそれをニヤニヤ笑いながら見下ろし、横に立っている愛美を手招きした。
 愛美は2人の姉の行為に、硬直して見入っていたが、笠原の手招きに直ぐに気付いて、慌てて近付く。

 笠原は愛美を引き寄せると
「愛美はお姉ちゃん達、好きか?」
 愛美の耳元に、静かに囁く。
 笠原の声は、熱中し始めた2人の姉には届いて居らず、愛美だけが聞いていた。
 愛美は笠原の顔を驚いてみると、怖ず怖ずと頷き
「はい、大好きです…」
 笠原に答える。
 笠原はニンマリと微笑むと、再び愛美の耳元に顔を近付け
「じゃぁ、お姉ちゃん達が、酷い目に逢うのは嫌か?」
 小さな声で問い掛け、顔を離して愛美の答えを待つ。
 愛美は直ぐに大きく頷いて
「はい、嫌です」
 ハッキリと笠原に答えた。

 笠原は愛美の答えを聞いて、大きく頷き
「じゃぁ、愛美もお姉ちゃん達のお手伝いをしてやれ。愛美が恵美を気持ち良くしたら、恵美も好美も酷い目に逢わないで済む…」
 また、愛美の耳元に囁く。
 愛美は笠原の言葉に、目を剥いて驚き、力強く頷いて
「ど、どうしたら良いんですか?」
 笠原に真剣な顔で、問い掛けた。
 笠原はニンマリと笑うと、愛美の耳元にボソボソと囁く。
 愛美は何度も頷きながら、笠原の言葉を頭に叩き込んだ。
 笠原は愛美に指示を吹き込むと、身体を離して、小さな愛美のお尻をポンと押し
「さぁ、頑張れ…」
 小さな声で、愛美に告げた。
 愛美は真剣な顔でコクリと頷くと、フラフラと恵美の身体に近付いて行く。

 笠原はその姿を、可笑しくて堪らないと言う笑いで見送った。
(あぁ〜…やっぱり、だめよ…。こんな事は、いけない事なの…。女同士で…。しかも、姉妹で…、こんな事しちゃ駄目なのよ…)
 恵美は一旦は受け入れる覚悟をしたが、強い良識と倫理観から無意識にブレーキを掛けていた。
 そのブレーキは、自分の身体を走り抜ける感触から目を背けて、快感と認識しない事で作動していた。
 そんな恵美の乳房に、小さな柔らかい感触が触れる。
 恵美は驚いて、閉じていた目を開き、その感触の元を見詰めた。
「ま、愛ちゃん…」
 恵美は大きく目を見開いて、自分の乳房に顔を近づけようとする、愛美を凝視する。
「おねぇちゃん、愛美もお手伝いするね」
 強張った笑顔を恵美に向けた愛美は、そのまま恵美の乳首に唇をあてた。
「やっ!だめ愛美!」
 恵美が愛美を制止した瞬間、愛美は恵美の乳首を勢い良く吸った。
 ズズッと音を立て、乳首を吸われた恵美は
「あくぅ〜〜〜ん」
 頭を仰け反らせて、快感の声を上げる。

 突然の刺激に恵美の中で、無意識に踏み込まれていた、心のブレーキが緩んでしまい、感じている感覚が快感だと認識された。
 笠原はスッと好美の耳元に顔を近付け
「ほら、どうした…?もっと感じる所を探してみろ…。判るだろ…、触れるたびに、姉ちゃんの身体がヒクヒクしてるの…」
 低い声で囁いた。
 好美はビクリと震えて、躊躇っていたが
「良いんだぜ…。お前は、罰を受けたいんだな…」
 笠原が続けて囁くと、好美は諦めて舌を大きく差し出し、ベロリとしゃくり上げる。

 好美の舌は、恵美の綻び掛けた大淫唇の間を下から上に舐め上げ、隠されていたオ○ンコを舐め上げた。
「あひぃ〜〜〜っ」
 恵美は目を剥いて、その快感に驚き腰を跳ね上げる。
 その動きで、好美の鼻の頭が恵美のクリ○リスに当たり、また違った刺激を恵美に与えた。
「くぅ〜〜〜ん」
 恵美は腰をくねらせ、快感から逃げようとするが
「ほら、愛美。こっちの方も舐めて遣れ」
 笠原がいつの間にか騎乗鞭を手にして、恵美の左の乳首を先端で弾く。
 愛美は言われるままに、トコトコとテーブルを回り込み、恵美の左の乳房にむしゃぶりついて、舌を這わせて吸い上げた。

 恵美の理性が必死に成って、抗っている様を笠原は笑いながら見下ろし
「ほら、お前もどこが気持ち良いか教えて遣れ。どこをどうして欲しいんだ?お前が気持ち良くならないと、好美が困るんだぜ…」
 騎乗鞭でペチペチと右の乳首を叩きながら告げる。
(あ、あぁ〜…。そう…、感じなきゃ…。クリ○リス…大きくしなきゃ…。好美が、酷い目に…)
 恵美のパチパチと快感が弾ける頭の奧で、快感を享受する理由が出来た。
 その瞬間、堰き止めていた感覚が、一気に溢れ出した。
「あはぁ〜〜〜っ」
 恵美が一際大きな声を上げると、恵美の大淫唇がパックリと開き、閉じていた合わせ目からドロリと愛液が溢れる。

 好美はその溢れた愛液をまともに舌で掬い上げ、口の中に運んでしまう。
(うっ!何これ…しょっぱい…!お、お姉ちゃん…お漏らししたの!)
 驚いた好美は、思わず目を開いて、恵美のオ○ンコを見詰めた。
 すると、好美はそこに初めて[女]の花弁を見付ける。
 パックリと開いた大淫唇の奧に、ピンク色の小淫唇がピクピクと震え、ジクジクと蜜を溢れさせる秘部。
(ひっ!お、お姉ちゃん!どうしたのこれ!)
 勿論好美は性教育を学校で学び、男女の生殖器官については、知識を持っていた。
 だが、それはあくまで解剖学的なイラストであり、お風呂場で見る自分の物だけだったのだ。
 快感に解され、刺激を求める[女]の秘部など、目にするのは初めての事であった。
 笠原が、驚き固まっている、好美の頭を鞭でペチペチと叩いて呼びつけると、好美は慌てて笠原を振り返る。
「ほら、姉ちゃん気持ち良いってよ…。そのビラビラ拡げて、姉ちゃんの下の口にキスして遣れ」
 驚いている好美に命令した。
 この時の好美の頭は、驚きの為一瞬空白状態で、素直に笠原に頷くとそのまま命令を実行する。

 好美は両手の親指と人差し指で、恵美の左右の大淫唇を摘み、膣口を顕わにすると唇を押し当て、吸い上げた。
「あきゅう〜〜ん!」
 恵美は頭を仰け反らせ、初めて感じる強い刺激に、身体を震わせる。
 背中を跳ね上げたせいで、乳房を舐めていた愛美の口から、乳首が外れそうになり、愛美は慌てて歯で捕まえた。
「あくぅ〜〜〜っ」
 恵美は眉根を寄せ、苦しげな表情で声を上げる。
 愛美は恵美の顔が、痛みで歪んだと思い
「お、おねぇちゃん!ゴメン…」
 慌てて謝って、ペロペロと舐め始めた。

 甘噛みによって駆け抜けた快感が、痺れるような余韻を残し恵美の官能を擽ったが、それは一瞬だけで淡雪のように消える。
 恵美の中で、暴れ掛けた快感が鎮まり、恵美はもどかしさを感じた。
(あっ…愛美…もっと…)
 快感に痺れた頭が、もどかしさを言葉で表す。
 だが、直ぐに恵美の強い理性が
(だめよ!こんなの、絶対駄目!女どうしで…。姉妹でこんな事…。こんな事で、感じちゃ…変態よ…!)
 ブレーキを踏み込み、またも無意識に快感と行為を拒絶した。
 唇を強く噛み、自分の身の内で起きる快感をねじ伏せようとする。

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