隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹7

 そんな恵美を、笠原はニヤニヤ笑いながら見詰めていた。
(ほう…強情だな…。だがな、そんなに我慢して押しつけても、快感には勝てないんだぜ…)
 笠原は、右手の騎乗鞭を少し浮かせて、手首のスナップだけで、恵美の右乳首に振り下ろし
「好美。お前の姉ちゃんは、お前を同じ格好にしたいみたいだぜ…。諦めるんだな…」
 好美に向かって呟いた。
 右乳首に強い刺激を感じ、固く目を閉じていた恵美が、笠原の呟きに驚いて目を剥き
「えっ!ち、違います…。私は、そんな事望んでません!」
 笠原に抗議する。
 笠原は恵美の抗議を鼻で笑うと
「ふん、じゃあ、何でお前はこいつらの奉仕に、身体を委ねない?気持ち良くなろうとしない?快感を感じようとしねぇんだ?」
 恵美に矢継ぎ早に質問し、捲し立てた。
 恵美は笠原の質問に、息を呑んで顔をそらし、言葉を呑み込んだ。

 笠原の責める言葉に、好美が恵美の股間から顔を上げ
「お姉ちゃん、もう良いの…。ごめんなさい…、私も、お姉ちゃんと同じ姿になる…。罰を受けるわ…」
 意を決した蒼白の諦め顔で、恵美に告げる。
(あっ、あっ、あぁ〜っ…。駄目、駄目よ…好美…。貴女は、こんな格好に成るなんて…。こんな恥ずかしい格好、私だけで十分だわ…)
 恵美は好美の表情を見て狼狽え、自分の態度を悔やみ
「笠原様!もう少し、もう少しお時間を下さい」
 笠原に必死の声で懇願した。

 笠原は大げさに肩を竦め、恵美を見詰めると
「なら、あと5分やる。その間に、感じなけりゃ、お前等全員に罰を与える。そうだな、1人あたま電池2本分の電撃と鞭30発って所か」
 恵美の要望を聞き入れ、それが達成出来無かった時の罰を伝えた。
 三姉妹は笠原の言葉で、顔面を蒼白にしてブルブルと震え始める。
 笠原はそんな三姉妹を無視し、腕時計に目を向けると
「良〜し…。あと、5秒…、3…2…1…スタート」
 無造作にカウントダウンし、開始を命じた。

 蒼白な三姉妹は、お互いに顔を見合わせ
「よ、好美!続けて!愛ちゃんもお願い!」
 恵美が引きつった声で伝えると、好美と愛美は大きく頷いて、股間と乳房に唇をあてる。
 好美は先程迄の遠慮がちな舌使いでは無く、激しく舐め上げ強く吸った。
「あくぅ〜〜〜ん…、好美…それ、凄い…ビリビリ…、くふぅん…、来るわ…。もっと、あん…続けて…。愛ちゃん…、もっと強くして…。そう、そうよ…キャンディーを転がすみたいに…うん、そう上手…。時々、歯を当てたり…強く、吸って…きゅん〜…そう…良いわ〜…」
 恵美は好美と愛美に指示を出し、固く目を閉じて快感に身を任せようとする。

(だめ…変な事考えちゃ…。仕方ないの…。こうしなくちゃ、いけないのよ…。だから…、黙ってて…私…)
 頭の奧で、恵美の理性がこの行為を否定する声を上げるが、恵美は必死に押さえ込み快感を受け止めた。
 何も考えず性感帯に与えられる、刺激だけに目を向けた恵美は、次第に快楽に呑み込まれて行く。
「あ、あぁ〜ん…、いい…。気持ち良いわ〜…、あふぅ…、あん、あはぁ〜〜〜ん…」
 恵美が顔を真っ赤に染めて、愉悦の声を上げ始めると
「1分経過…」
 笠原が、低い声で経過時間を教える。
 笠原の呟くような言葉に、三姉妹はビクリと震え、行為にのめり込む。

 好美の舌が熱を帯びオ○ンコを舐め上げ、愛美がコロコロと乳首を転がし、恵美は忘我の体で快感だけに身を任せる。
 恵美の呼吸が荒く切ない物に変わるが、稚拙な技術と未開発の身体は、絶頂を迎えられる程快感を感じられなかった。
「あくぅ〜、あくぅ〜…、ふん、あ、あぁ〜〜ん…あっ、うくぅ〜〜〜っ…」
 恵美の腰が何度か跳ね上がり、開いた足はピクピクと痙攣するが、それ以上の反応を見せる事はなかった。
「2分経過…」
 笠原の無情な声が、三姉妹を焦らせる。
 三姉妹に焦りが生まれた時、愛美が腫れ上がった乳房に体重を掛けてしまい、恵美に激痛が走った。
「痛つぅ〜っ!」
 恵美は突然の痛みに、顔をしかめて身体を捻る。
 その拍子で、オ○ンコを舐めていた好美の舌が、恵美の膣口の中に入り込んだ。

 ヌメリとした感触が、恵美の敏感な場所を刺激し、ゾクリと背筋に妖しい感触が走る。
「ひぅっ!」
 恵美は驚きの声を上げ、下腹部がビクリと大きく跳ねた。
 好美は突然の激しい反応に、初めは痛みのせいかと心配し、驚いた顔で好美を覗き込むが、恵美の表情でそうではない事を理解する。
(お、お姉ちゃん…、今の良かった…?)
 好美が怖ず怖ずと、そんな目線で問い掛けると、恵美は濡れた瞳で顎をユックリ引いて
「好美…。今の…もっと…して…」
 恥ずかしそうに好美に頼んだ。
 好美はコクリと頷いて、恵美のオ○ンコに舌を差し込み、グルグルと動かした。
 恵美の頭が勢い良く後方に仰け反り
「あひぃ〜〜〜っ!」
 高い声を上げて、ブルブルと下腹部を震わせる。

 好美は懸命に舌を伸ばし、恵美の股間に顔を押しつけ、オ○ンコの中を刺激した。
「あっ、あっ、あっ、あひぃ〜…、あぁ〜〜〜ん…、あつい…あついの〜…お、おなかの…おく…あついの〜…」
 恵美がクネクネと腰を振りながら、譫言のように呟き始める。
 だが、常識で考えても、好美が行っている動きは、長時間出来る物では無く、その動きは次第に小さく浅い物に変わった。
「あっ、あぁ〜…。も、もっと…もっと〜…」
 恵美が思わず口にしたおねだりに、好美は一旦顔を離して、体勢を立て直そうと唾を飲み込んだ。
 その時、恵美の身体の変化が、好美の目に入った。
(あれ?お姉ちゃんのここ…、こんなに大きかった?)
 好美は恵美のクリ○リスを見て、その大きさに首を捻る。
 恵美のクリ○リスは、再三の刺激で真っ赤に充血し、大きさも二回り程膨れていた。
 本来の笠原の命令なら、この時点で包皮を剥いてしまえば合格の筈だったのだが、いつの間にかすり替わった命令の為、恵美達の痴態はまだ続けられる。

 好美は恐る恐る、指の先で恵美のクリ○リスをつついた。
 すると、恵美の頭の方からゴツンと言う重い音が聞こえる。
 好美が驚いて顔を上げると、大きく目を見開いた恵美の顔が、勢い良く跳ね上がって来た。
 不意を突かれた恵美は、ビンビンに充血したクリ○リスの刺激で、腰から後方に仰け反り、後頭部をテーブルに打ち付けてしまったのだが、そんな痛み以上に今感じた快感に驚き、その正体を知ろうとしたのだ。
「3分経過…」
 顔を上げた恵美と好美は、笠原の声で頷き合い、クンニを再開する。
(良く判った…。女の身体って、段階で変わるのね…、一カ所だけじゃ駄目!組み合わせが大事なのよ…)
 好美は恵美の身体の変化を思い出し、それにより快感が変わる事を知った。

 理屈を知り、手順を覚えた好美は、そのノウハウを恵美に与え始める。
「あひぃ!あ、あ、あ、あ…な、なに…これ…うそ…あきゅ〜〜〜ん…」
 恵美は秘部から送られてくる、爆発的な快感に驚きの声を上げた。
 恵美の身体は、仰向けになった亀のように、クネクネと四肢を揺らし、腰をくねらせ、背中を波打たせる。
 好美はクリ○リスを吸い、舌で刺激し、歯を軽く当て、オ○ンコを舐め上げ、舌を差し込み、大淫唇を口に含んだ。
 恵美は好美の行動が変わるたびに、それに対する反応を返す。
 好美はその反応の中から、より強い反応を引き出す組み合わせを調べた。
 愛美は姉が欲情して行く顔を、泣きそうな顔で見詰めながら、チョコチョコとテーブルの周りを動いて、左右の乳首に刺激を与える。

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