隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹17

◆◆◆◆◆

 笠原と恵美が浴室に消えて、15分程が経っていた。
 台所で好美と愛美が忙しなく動き、朝食の準備をしていたが、2人の身体が同時に跳ね上がり、床にへたり込む。
 2人は突然の痛みに呆然としたが、直ぐに涙目でお互いを見つめ合い
「こ、これ…、呼ばれてる?」
 同時に問い掛け合った。
 2人はお互い同じタイミングで大きく頷くと、跳ねるように立ち上がり、急いで台所を後にする。

 バタバタと廊下を走り抜け、脱衣所に辿り着いた2人は、恐る恐る浴室に向かって声を掛けた。
「あ、あの…。お呼びですか?」
 好美が問い掛けると、中から鷹揚な声で
「おう、扉を開けろ」
 笠原が好美に返事を返してきた。
 好美は愛美の顔を振り返り、無言で小さく頷くと
「し、失礼します」
 小声で断りながら、ソッと浴室の扉を開けた。

 浴室の扉を開けると、恵美が身体を好美達に向け、少し俯いてエアーマットの上に正座していた。
 好美は予想外の展開に、驚いて怯む。
 好美が心の体勢を立て直すと同じタイミングで、恵美の顔がスッと持ち上がり
「これから私が、貴女達に見せるのは、貴女達が毎日する事よ。ちゃんと見て、覚えなさい」
 思い詰めた震える声で、しっかりと好美達に告げる。
「お、お姉ちゃん…」
 好美はあまりの展開に、思わず小声を漏らすが、恵美はそれを無視して笠原に向き直り
「笠原様…。恵美のお腹の中を綺麗にして下さい」
 深々と頭を下げて、笠原にとんでもない事を頼み込んだ。

 好美と愛美の目と口が大きく開き、息を呑む中、笠原が鷹揚に恵美に返事を返すと、恵美はクルリと身体を180°回転させ、お尻を持ち上げた。
 好美と愛美の目と口が更に大きく開き、姉の行動を呆然と見詰める。
 恵美はお尻を持ち上げると、笠原の方に躙り寄り、膝を開いて場所を決めると
「笠原様、宜しくお願い致します」
 両手をお尻に当てて、尻タブを左右に開く。
 好美は恵美の行動を直視出来無く成り、思わず目を閉じて顔を背ける。
「おい、アレで良いのか?」
 笠原が恵美の尻タブに平手を打ち付けながら、問い掛けると
「好美。ちゃんとお姉ちゃんを見て。これが、今の私達姉妹の立場なのよ」
 首を巡らせて好美を見詰め、苦しそうな声で好美に注意した。

 好美は恵美の言葉に、下唇を噛んで悔しそうに震え、意を決して顔を上げ恵美に向き直る。
 視線が合った2人は、お互いに頷き合い、お互いの気持ちを理解した。
 恵美は肩越しに笠原に顔を向け
「笠原様、恵美のお腹を綺麗にして下さい」
 笠原に向かって、ハッキリとした声で懇願する。
 笠原は恵美の懇願を聞いて、無造作にアナルにホースの口を押し当てた。
 恵美のアナルは、アナル栓を外して時間が経っていた為、閉じてしまっていたが、一旦拡張に馴れたアナルは、お湯の圧力で徐々に綻び始める。
「ぐふぅ〜」
 恵美はアナルから入り込むお湯に、思わず苦しそうな声を上げるが、尻タブを拡げてジッと堪える。

 笠原は恵美の綻び掛けたアナルに、上手くノズルの角度を調整して、お湯を恵美の直腸内に送り込んだ。
「ぐうぅ〜〜〜っ…」
 恵美は次第に強くなる、直腸内の圧迫感に苦しそうな声を上げ始める。
 恵美の直腸内をお湯が満たすと、注ぎ込まれるお湯の圧力を上回った、直腸内のお湯が溢れ始めた。
 腸内から溢れ出たお湯は、恵美のアナルを押し広げパックリと口を開けさせる。
 恵美のアナルが完全に開ききると、笠原が当ていたホースを押し込む。
 ホースは、一番太い金具の部分が、ズッポリと呑み込まれた。
「ぐふぉぁっ!」
 恵美は、押し込まれたホースの違和感と強まった圧迫感で、驚きと苦痛の混じった声を漏らす。
「多少苦しいかも知らねぇが、痛くは無ぇ筈だ」
 笠原は金具が入った段階で止め、誰とは無しに告げた。

 恵美は、金具部分で栓をされた形となり、直腸内の圧力がドンドン高くなる。
「ぐぅう〜〜〜っ」
 歯を食いしばって、その苦しさに堪え続ける恵美。
 金具とアナルの隙間から、お湯が勢い良く漏れ始めると、笠原は恵美のアナルから、一気にホースを引き抜く。
「あふぉ〜〜〜〜っ」
 恵美が苦しさが一挙に無くなり、腸内からお湯が飛び出す感覚に、思わず頭を反らし、声を上げる。
 恵美のアナルから、大量のお湯と直腸内に溜まった排泄物が、勢い良く飛び出す。
 ボトボトと音を立ててエアーマットの上に、液状化した排泄物が流れ落ちた。
「あっ、あぁ〜〜〜っ…」
 恵美の口から、切なそうな声が漏れると、排泄の快感で尿道口が緩み、ジョロジョロとオシッコも流れ始める。

 笠原は恵美のアナルからお湯が出切ると、再びアナルにホースを差し込み、今度は奧まで突き刺した。
 恵美のアナルから、茶色いお湯がドボドボと流れ、それが透明に成るまで笠原はお湯を注ぐ。
 お湯が透明に成ると、笠原はホースを抜き、恵美のお尻を軽く叩いて
「おい、終わったぞ」
 恵美に告げた。
 恵美はクルリと身体を回して、排泄物に気を付けながら頭を下げ
「笠原様、有り難う御座いました」
 感謝の言葉を口にする。

 笠原が鷹揚に頷くと、恵美は頭を下げたまま
「恵美のウンコを、処理しても宜しいでしょうか?」
 笠原に問い掛ける。
 笠原がそれにも鷹揚に頷くと、恵美は上体を起こし、自分の排泄物を手で拾い上げ、洗面器に集めた。
 恵美が笠原の前に洗面器を置くと、笠原はその洗面器にお湯を半分程注ぐ。
 お湯が張られた洗面器に、恵美は両手を差し込んで、固形の排泄物を手で握り始める。
 恵美は両手で自分の排泄物を握り、すり潰して液状に変えると
「これで宜しいでしょうか?」
 笠原に洗面器を見せて、許可を受けた。
 恵美はペコリと頭を下げると、排水溝に向かい、金具を外して排水溝に注ぎ込み処理した。

 笠原はそこまで見終わると、ポイと恵美にホースとシャワーヘッドを投げ、恵美はシャワーヘッドを嵌めて、床やエアーマットを洗い流し、排水溝にもお湯を流し込む。
 全てを洗い流した恵美は、お湯を止めてシャワーを戻し、笠原に向かって深々と頭を下げ
「笠原様、処理を終わりました。恵美のお腹の中を綺麗にして頂き、本当に有り難う御座いました」
 笠原に掃除の終わりを告げ、締めの感謝の言葉を告げる。
 笠原が頷くと、恵美は妹達に向き直り
「良い。私達はこれから、こうやって笠原様に、お腹の中を綺麗にして貰うの。もう、おトイレを使う事は無いのよ。それが、私達の置かれた立場なの…」
 ハッキリとした口調で、自分達の置かれた立場を宣言した。

 恵美の言葉を聞いて、好美は悔しそうに涙を湛えて震え、愛美は蒼白な顔で泣きそうな表情をしていた。
「良い。笠原様を怒らせてしまったら、私達はいつまでも排泄出来無いのよ。それは、極端に健康を損なうし、死ぬ事もあるの。だから…だからね…、2人とも…お姉ちゃんの…真似をして頂戴…」
 妹達の前で泣くまいとしていた恵美だが、最後まで我慢できずに、ボロボロと大粒の涙を流して、妹達に言い聞かせる。
 好美達は恵美の気持ちを理解し、クシャクシャの顔で頷いた。

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