隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹18

 そんな好美達に
「おう、判ったんなら、もう行って良いぞ…」
 鷹揚に声を掛け、好美達をキッチンに戻す。
 浴室の扉が閉まると
「良くやった。こっちに来い」
 笠原は、泣きじゃくる恵美を呼びつけた。
 恵美は涙を拭いながら、笠原の指示に従い浴槽の前で正座すると
「お前の従順は見せて貰った。良くやったお前に、俺から褒美をやろう。さっきと同じ格好をしろ」
 笠原は恵美の顎の下に右手を差し込み、顔を上げさせて命令する。

 恵美は力無く頷き、クルリと背中を向けると、笠原に向かってお尻を突き出す。
 なにをされるか不安だったが、恵美の泣き顔には、もう、抵抗する気力など無かった。
 笠原は恵美が尻タブを拡げると、防水ポーチの中から黒い軟膏チューブを取り出し、中身を指に乗せる。
(へへへっ。即効性の強力媚薬だぜ…。思い切りよがって貰おうか…)
 笠原はニヤニヤと笑うと、恵美の開ききったアナルに、人差し指と中指を差し込んだ。
「はうっ!」
 恵美は頭を仰け反らせて、突然の刺激に驚き
「な、何を…。そこは、汚いです…」
 笠原に必死に抗議しようとしたが
「今、綺麗にしてやったばかりだ。黙ってろ、今気持ち良くしてやる」
 笠原は恵美の言葉を遮り、2本の指を動かし始める。
 グニグニと笠原の指が蠢き、恵美の肛門から直腸内に、強力な媚薬を塗り込んで行く。

 恵美は屈辱とおぞましさに背中を震わせ、固く目を閉じて笠原の仕打ちに耐える。
(嫌!そんな所…、お願いだから、触らないで!そこは…、そこは…)
 恵美は心の中で、何度も笠原に抗議し、今まで誰にも見せた事のない場所への陵辱に、唇を噛みしめた。
 笠原の指が、媚薬を塗り終えると、その動きを変えユックリと出し入れし始める。
 笠原はヌチャヌチャと音を立てて、恵美の粘膜を擦り捲り上げた。
 恵美は感じるどころでは無く、初めて経験する感覚のおぞましさに、身震いする。

 笠原が執拗にアナルを嬲っている中、恵美のクリ○リスにまた痛痒感が込み上げてきた。
「くぅ〜〜〜っ」
 恵美は閉じていた目を更に強く閉じて、苦しげな表情を浮かべ、太股がブルブルと震え始める。
「おう、また痒くなって来たか?」
 笠原が恵美に問い掛けると
「は、はい!痒くて堪りません!」
 恵美は素直に笠原に、大きな声で答えた。
 笠原は、恵美の素直な態度に満足げな顔を浮かべると、ローターを手に取り恵美の右手に握らせる。

 恵美は、手の中で振動するローターに驚いたが
「好きなように当てろ。今の従順さは、気に入ったぞ」
 笠原が掛けた言葉に
「あ、有り難う御座います、笠原様」
 反射的に感謝を告げ、躊躇う事無くクリ○リスにローターを触れさせた。
「うきゅ〜〜〜ん」
 恵美は可愛らしい声を上げ、ビクビクと痙攣して、快感を感じる。
(忘れたい…、何もかも…、これで吹き飛ばしたい…。はしたなくても良い…、みっとも無くても良い…。全部忘れたいの…)
 恵美は、今の屈辱も恥辱も、覚えたばかりの快感で押し流したいと、心の底から思ってしまった。
 その快楽が、笠原の罠だと知らずに、恵美は快楽に逃げ込んでしまう。

 恵美はクリ○リスの快感を感じた時、その変化に気付いた。
 ズンッと重く、大きな衝撃にも似た感覚。
 それが、笠原が嬲るアナルから、子宮を貫いたのだ。
(えっ!な、何…。い、今の…何…?)
 恵美は一瞬狼狽したが、それを打ち消す程の感覚が、恵美の思考を拡散させる。
(くぅ〜〜〜ん…。や、やだ…何、これ…)
 クリ○リスの突き抜けるような快感とは、全く別のジワジワと染み込むような快感。
 それが、恵美のアナルから子宮に働き、ジワジワと背筋を這い登り始めた。
「あくぅ〜〜〜っ、はん、あはぁ〜〜〜っ」
 恵美の口から堪えられず、鼻に掛かった淫声が漏れる。
(あ、熱い…お尻が…お尻が熱いの…。嘘…、駄目よ…、そこは違うの…。こんな風に、成る所じゃない…)
 恵美は、必死に自分の心の中で快感を否定し、事実から目を背けようとした。

 だが、笠原は恵美の反応から、快感を感じている事を理解し
「へへへっ。気持ち良いだろ?ここはな、第2の性器って言われるぐらい、快感を感じられるんだ。まぁ、当然普通じゃないけどな…。ここで感じられるなら、お前も相当好き者だって事だ」
 狼狽える恵美を嬲る。
 恵美は笠原の言葉に、敏感に反応して
「ち、違います!わ、私、好き者何かじゃ有りません!くぅ、うくぅ〜〜〜ん」
 必死な声で強く否定し、次の瞬間快楽に呑まれて、甘い声を上げた。
「はははっ。んじゃ、今の声は何だ?気持ち良かったんじゃ無ぇのか?」
 笠原が揶揄するように問い掛けると、恵美は悔しそうに唇を噛みしめ、黙り込んでしまう。

 笠原はニヤニヤ笑いながら、恵美のオ○ンコに目を向け
(へっ!どんなに言い訳しようとな、ここは正直なんだぜ…)
 綻んだ大淫唇の奧から、トロトロと粘り気の有る蜜を垂らしているのを確認すると、抽出する指の動きを変えた。
 笠原の指が、円を描くように恵美のアナルを穿ると
「はうぅ〜〜っ、くぅ、くぅ〜〜〜ん…」
 恵美の頭が跳ね上がり、悩ましい声を上げる。
(う、嘘よ…こんなの、嘘…!お尻の穴が…気持ち良いなんて…。私は…好き者じゃない…)
 恵美は紅潮した顔を、悩ましく歪めながら、必死で快感を否定し、事実から目を背けようとした。

 笠原はピクピクと痙攣を強め、快感に堕ちて行く恵美に
「気持ち良くないんなら、どんな感じなんだよ」
 嘲笑うように問い掛けると
「き、気持ち…悪いです…。ムズムズして…変な感じです…」
 恵美は歯を食いしばりながら、笠原に答える。
(お〜ぉ…、こいつも強情だな…。これだけオ○ンコ濡らして、まだ白を切り通す気か…。だがよ、嘘はいけ無ぇな…嘘はよ…)
 笠原は酷薄な笑いを唇の端に浮かべ
「なら、こいつはどう言う事だ」
 恵美のオ○ンコを親指で、軽く撫で上げる。
「きゃふ〜ん」
 恵美はビクリとお尻を震わせて、突然襲った強い快感に鳴き声を上げた。

 恵美はハァハァと荒い息を吐き、呼吸を整えて
「そ、そこは…、排泄器官で…気持ち良く…成る所じゃ…有りません…」
 息も絶え絶えで、笠原に答える。
 恵美が答えた瞬間、恵美の鬱血した尻タブが[バチィーン]と激しい音を立てた。
「ぎひーーーっ!」
 恵美は乳房を握られた時以上の、激痛が脳髄に走り、魂切る様な悲鳴を上げる。
 笠原が腫れ上がった恵美の尻タブに、左手を力任せに叩き付けたのだ。
 恵美はあまりの激痛に、目を見張り口をパクパクと開け閉めし、呼吸もままならないようだった。
「誰が尻の穴の使い方を聞いた?俺が聞いたのは、何でオ○ンコが濡れてるのかって聞いたんだ…」
 笠原は低く静かな声で、恵美に問い掛けると、恵美はうなだれて
「それは、クリ○リスが…気持ち良くて…」
 か細い声で答える。
 そんな恵美のアナルを笠原は再び嬲りながら
「嘘はいけねぇ…、嘘はな…」
 恵美に囁くように告げると
「嘘を吐く悪い子には、お仕置きが必要だな…」
 アナルを更に激しく嬲り、親指で大淫唇と膣口を刺激しながら、尻タブを平手で叩き始めた。

 恵美は押し寄せる快感と苦痛に翻弄され、感覚がパニックを起こす。
「あきゅーーーん!んく、んふっ、んん〜〜〜っ…、あん…、ひぃーーーっ」
 恵美のお尻はヌチャヌチャという音と、パシーンと言う二色の音を奏で、頭の中を真っ白にさせる。
(いたい…、あつい…、きもちいい…、いたい…、あつい…、きもちいい…)
 何も考えられなくなった恵美は、自分に降り注ぐ感覚だけを反芻し始めた。
「ほら、正直になれ…、素直に成れよ…。お前は、俺に従順さを示すんだろ?本当の事を言って見ろよ…」
 笠原が恵美に囁くような猫撫で声で告げるが、恵美はそれでも無意識に抵抗を示す。
 必死に成って固く目を閉じ、頑なに首を横に振る恵美だが、恵美のクリ○リスが又も痛痒感に苛まれ始める。

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