隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹20

 恵美は一番答えたくない質問を浴びせられ、思わず視線だけ逃がす。
 だが、笠原はそれを許さず、恵美の顔を左右に振り、視線を正面に合わせると
「おい!お前は、俺に何を言いたい?何をさせたいんだ?舐めてんのかよ!」
 低い声で問い掛け、最後には恫喝する。
 恵美は笠原に視線を射すくめられ、逃げ場を失い。
「感じました…。気持ち良かったです…。でも…お尻で…そんな風に成るのは…普通じゃないし…。私は…」
 ボソボソと告白し、最後は黙り込んでしまう。
 まだ、20才の恵美には、アナルの快感など異常以外の何物でも無く、口にする事自体恥ずかしかったのだ。

 だが、笠原はそんな恵美の告白を鼻で笑い。
「おいおい、お前はリビングで[変態の淫乱]だって自分で言ってたじゃ無ぇか?今更何ブッてんだ?」
 恵美が強制的に言わされた、屈辱の言葉を思い出させた。
 恵美は、笠原の言葉に下唇を噛みながら、悔しそうな表情をするが
「あぁ〜ん?お前、まさかアレも、嘘だって言うんじゃ無ぇだろうな?俺は、そんな嘘を許せる程、心は出来ちゃ居無ぇぞ!おい、一体どっちなんだ!」
 低い声で恫喝するように問い掛けると、恵美は泣きそうな表情のまま下唇を噛み
「う…嘘じゃ…有りません…。わ、私は…へ、変態の…淫乱…です…」
 辛そうな声で、笠原に答える。

 そして、笠原は満足げに微笑むと、そんな恵美の耳元に
「なら丁度良いじゃ無ぇか…。お前は変態の淫乱なんだから、尻の穴で感じたって当然だ。俺が、気持ち良くしてやるって言ってんだ。それでも、お前が嫌って言うなら、別に俺は全く気にし無ぇ。残る選択肢から、お前が選ぶだけだ。一つはお前がオ○ンコで俺の相手をするか、それを拒否するなら最後の一つ、妹のどちらかに相手をさせるかだ…。俺は、どれでも構わ無ぇぞ」
 止(とど)めの言葉を囁く。
 そして、その言葉を後押しするように、恵美のクリ○リスの痛痒感が、我慢成らない物に成長した。
 ビクン、ビクンと腰を震わせ、モゾモゾと太股を摺り合わせる恵美に、最早選択肢は無かった。
 項垂れた恵美は、下唇を噛み締め暫く黙りこみ
「笠原様…、どうか…変態で淫乱の…私のお尻を…気持ち良くして下さい…。お願いします…」
 泣きそうな声で、笠原に告げる。

 笠原はニヤリと笑って、ローターを恵美に見せながら
「どうした、これが欲しいのか?ほら、呉れてやるから足を開いて力を抜け。尻の穴も、気持ち良くしてやる」
 浴槽越しに縋り付いていた恵美を横から抱えると、右手でお尻を撫で、左手を下腹部に近付けた。
 恵美は最早笠原の言葉に逆らえず、自ら足を開いて身体の力を抜く。
 笠原の左手がクリ○リスに近付き、右手がアナルに伸びた。
 恵美のクリ○リスの痛痒感がピークに達すると、ローターがクリ○リスを覆うガラスに触れカチカチと激しい音を立てる。
 恵美の身体がビクリと震え、頭が仰け反った。
 ブルブルとした痙攣がスッとひくと、笠原の右手の人差し指と中指が、ヌルリと恵美のアナルに入り込む。

 一度弛緩した恵美の身体に、再び力が込められるが、笠原がクリ○リスにローターを当てると、力が抜けてアナルが緩む。
 第2関節迄入って締め付けられていた2本の指が自由に成ると、笠原は弧を描くように指を動かす。
「あぐぅ〜、あっ、くふっ…、あはぁ〜…、あぐ、あひぃ…。ふぅ〜〜〜ん…、あん…、うぐぅ〜…」
 恵美は、クリ○リスに加えられる、蕩けるような快感と、アナルを抉る異質な感覚に、吐息を漏らした。
(イヤ…、何か変よ…。お尻の穴がジンジンする…、それに…何だか熱いの…。あぁ〜…、イヤ…私、何だか変よ…)
 浴槽に身体をしなだれ掛かける恵美は、頬を赤く染め荒い呼吸を吐いて、力が入らない事に困惑する。
(へへへっ。どうやら、まだ媚薬の効果は残ってたな…。即効性だって言うのに、ゴチャゴチャ駄々を捏ねやがって…。お前は、どう足掻いても俺にヤラれるんだよ!とっとと、観念しろ)
 笠原は抵抗を無くした恵美を見下ろしながら、いやらしい笑いを浮かべた。

 笑いを浮かべた時、ズルリと笠原の右手の指が、根元まで呑み込まれる。
 恵美のアナルが快感の為、緊張を解いたのだ。
 笠原は、そのタイミングを逃がさず
「おい、湯船の中に入れ。入ったら、そっちの縁に手を掛けて、俺の方にケツを突き出すんだ」
 恵美に姿勢を指示し、右手でアナルを引き上げるように吊る。
「あくぅ〜〜〜っ…。あっ、くぅ〜…」
 恵美は悲鳴を上げるが、それは鼻に掛かった悲鳴だった。
 立ち上がった恵美は、アナルに笠原の指を咥え込んだまま浴槽に入り、指示通りの姿勢を取ると
「こ、これで…良いですか…?」
 熱に浮かされたような表情で、笠原に問い掛ける。

 この時笠原は、既に恵美のアナルに3本目の指を咥え込ませていた。
 右手を引き上げて、痛みを与えた瞬間、2本の指を一旦第2関節まで引き抜き、薬指を同じ深さまでアナルに押し込んでいたのだ。
 恵美のアナルは、皺の全てが伸び切る程開き、笠原の3本の指を呑み込んでいる。
 だが、恵美はそんなアナルの惨状にも気付かず、浴室の壁に上体を預けながら、お尻を突き出していた。
 笠原の目の前には、腫れとのぼせで真っ赤に染まった恵美の美尻が突き出されて居る。
(まだ一晩だから、3本だと根本までは行か無ぇか…。まあ、それならそれでやりようも有るし、ここまで拡がってれば、何とか俺の物も呑み込める筈だ…)
 恵美の限界まで開いたアナルに、指を咥え込ませた笠原は、アナルの状態を確認した。
 そして、視線を下げてうっすらと開いた処女穴から、ダラダラと滴る粘り気の有る液体を見てほくそ笑み
(おうおう、準備は良いみたいだな…。ほら、よがらせてやるぜ)
 心の中で呟くと、恵美のクリ○リスにローターを押し当て、右手を動かし始める。

 クリ○リスに爆発するような快感を感じ、恵美の力がフッと抜けた。
 笠原は、限界まで指を広げ圧迫感を与えながら、細かい振動を与え始める。
 細かい振動で、括約筋を震わされた恵美は、便意に似た感覚を感じたが、それが直ぐに捻られるような感覚に変わった。
 笠原は、徐々に手指に捻りを加え、アナル全体を解すように左右に回転させる。
 アナルの粘膜が擦られるような感覚に、熱さを感じ始めた恵美は、圧迫感が突如消え擦られるような感触を感じた。

 笠原は、円を描くように2本の指を動かし、中指骨から基節骨の間を前後させながら、アナルに収められた指先の腹で腸壁を軽く叩き刺激する。
 直腸の粘膜を刺激されながら、アナルを擦り上げられる動きに、媚薬で熱を持っていた性感が刺激され、恵美は甘い声を上げた。
「あくぅ〜〜〜ん…、あん、あはぁ〜…。クリ○リスが…あん、感じます…気持ち良いの…。あひぃ〜〜〜っ…、お尻の穴も変ですぅ〜…、熱いの…熔けちゃうぅ〜〜〜っ…」
 笠原のテクニックに、恵美は蕩けた表情で淫声を上げ、腫れ上がったお尻をクネクネと淫猥に動かし、アナルの感覚に酔い始める。

 媚薬の与える痛痒感と熱でアナルに意識が集められ、恵美は快感を知覚し始めた。
 クリ○リスの爆発するような快感では無い、ジワジワ染み出し染め上げるような快感が、腰骨から這い上がり恵美を侵して行く。
(はぅ〜…。ま、また…きたわ…ゾクゾク…する…。だめ…、かんじちゃう…)
 一旦、与えられた快感は、容易に恵美の中で呼び覚まされ、恵美を翻弄しだした。
 恵美の身体は、早くもアナル感覚を笠原に開発されたのだ。
「我慢するな。俺は許可してんだ、早くローター当てろよ…」
 笠原が恵美を嬲りながら促すが
(だめ…、だめ〜〜〜っ…、いま…あてたら…、おかしくなっちゃう〜〜〜っ…)
 恵美は本能的に危険を察知し、クリ○リスにローターを宛がうのを躊躇う。
「あん?何だ必要ないのか?それじゃぁ、そいつは要らねぇな…」
 笠原が意地の悪い声で恵美に問い掛け、その手の中に有るローターに指を掛ける。
 恵美の抵抗は、そこまでだった。

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