隷属姉妹
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■ 第3章 翻弄される姉妹21

 笠原は執拗にアナルを押し広げ、捏ね回し、擦り上げて恵美に快感を送り込み
「良いか。俺は無理にお前の尻の穴を使うんじゃ無ぇ。お前自身が俺に差し出したんだ…。そうだな…?」
 恵美に囁き、問い掛けると
「はい〜〜〜っ…、そうですぅ〜…。私が…笠原様に…使って欲しくてぇ〜…あくぅ〜…、お願いしましたぁ〜、あん…」
 恵美は沸き上がる快感に翻弄されながら、目に涙を湛え、髪を振り乱しながら笠原の望み通りの答えを返す。
「良〜し…。なら、使ってやるから…、お前が自分で入れてみろ…。但し、嘘を吐いたお前にやるチャンスは、これが最後だ。上手く出来なきゃ、お前のケツは、二度と使わ無ぇ。これが、どう言う意味かちゃんと理解して、精々努力しな…」
 笠原は、恵美に囁きながら右手の指を引き抜いて、恵美のお尻を引き寄せる。 恵美は笠原の言葉で蒼白に成り、大きく唾を飲み込んで、決意を固めて、そっと左手を背後に回した。

 背後に回した左手の指先に、笠原のチ○ポが触れる。
 恵美に取って、初めて触れる男性の象徴。
 その感触に恵美は驚いて、思わず手を引っ込める。
(駄目!ちゃんとしなきゃ駄目なの!)
 瞬間、恵美は自分自身を鋭く叱咤し、引き掛けた手を強引に止め、左手を伸ばして指を絡めた。
(ひっ…。か、固いわ…。それに、大きい…。こんなのを入れるの…?ううん、入れなきゃいけないの!じゃなきゃ…好美や愛美が…。駄目!それだけは、絶対に駄目!)
 恵美は左手で笠原のチ○ポを撫で廻しながら、恐怖心を押さえ付け、決意を強めて覚悟を決める。
 恵美の腰が降りて行き、笠原のチ○ポが尻タブに触れた。

 恵美は再び大きく唾を飲み込み、アナルに亀頭を誘導する。
 お尻の割れ目を、亀頭が撫でるように移動し、直ぐにアナルで亀頭を感じた恵は、勢い良く飲み込もうとお尻を降ろし掛けたが、笠原の性格が頭を過ぎった。
(はっ!まだだわ…。まだ、入れちゃ駄目!この人の事だから、普通にしても絶対文句を付ける。チャンスは一度切りよ。文句を付けられ無いようにしなくちゃ…)
 恵美は、咄嗟にそこまで思い描き、一つ息を吐いて心を落ち着けさせると
「笠原様…。変態で…淫乱の恵美を…使って下さい…。お尻の…穴で…、き、気持ち良く…成って…下さい」
 途切れ途切れに笠原に恥辱の言葉を告げる。

 笠原はニヤリと笑い、両手で恵美を抱え込むように腕を回して、乳房を握り
「変態の恵美は、俺にケツ穴の処女を差し出すんだな?」
 恵美の耳元に問い掛けた。
 恵美は[処女]と言う言葉に、ピクリと震えて反応したが、その言い回しが笠原の望みだと悟り
「はい…、変態で淫乱の恵美は…、お尻の…処女を…笠原様に差し出します」
 精一杯心を殺して、誘導された台詞を吐く。
 笠原は、満面の笑みを浮かべ、腫れ上がった乳房をこね回し
「良く気が付いたな。良いだろう…、取り敢えず及第点だ…。続けろ」
 背後から恵美の耳元に囁いた。
「は…い…。お受け取り…下さい…」
 恵美は、屈辱に耐えながら腰を下ろして、アナルに押し当てた亀頭を受け入れる。

 恵美のアナルは、笠原の亀頭の2/3を受け入れた所で、激しい痛みを感じた。
 どれ程解されていようと、一晩の拡張ではすんなりとアナルSEXなど、出来る筈も無い。
 いや、笠原が並のサイズならそれも可能だったかも知れないが、笠原のチ○ポは長さ18p、亀頭の最大部分で直径7pを少し切るぐらいで、棹の太さは6pは有ろうかと言うサイズだ。
 大きくカリが張り出したチ○ポは、SEX未経験の恵美には、正に凶器のような物で有った。
 しかし、恵美には初めて見る物が笠原の物だったため、その大きさに驚いた物の、形の凶悪さまで理解して居らず、懸命に努力をする。
 アナルを押し広げる痛みに必死に耐えながら、恵美は腰を下ろそうとした。

 ズルリ、ズルリと侵入する亀頭に、身体を引き裂かれそうな痛みで歯を食いしばり、恵美はお尻を下げる。
「おい、そんなに悠長にしてて良いのか?お前は、今日も仕事だろ…。それとも、今日は仕事を休んで一日俺の相手をするつもりか?」
 笠原は、必死の恵美をあざ笑うかのように問い掛けると
「い、今すぐに…。すぐに…入れます…」
 食い縛った歯の隙間から、悲痛な声で笠原に答えた。
 だが、痺れを切らした笠原は
「ちっ!とろくさい。手伝ってやるよ!」
 一言吐き捨てて、右手を乳房から離し、恵美の髪の毛を掴んで、引き寄せながら左手で乳房を掴んだまま押さえ込む。
 頭と上半身を引かれた恵美は、途端にバランスを崩して、笠原の身体に倒れ掛かる。

 アナルに亀頭を2/3受け入れた状態で、背後に向かってバランスを崩した恵美は、まともに全体重を結合部に掛けてしまう。
 小さく[ブチ、ブチッ]と音を立て、恵美のアナルが少し裂け、笠原の亀頭が呑み込まれる。
 ズルリと恵美の直腸に侵入した笠原の亀頭が、恵美の身体が倒れ込む速度で、[ゴリゴリ]と腸壁を擦り上げ、奥へ奥へと侵入した。
 恵美の腹部に、異質な圧迫感が拡がり、押し広げられた直腸が悲鳴を上げ、蠕動する。
 恵美の全身に、異物が内臓に入り込む感じた事のない感覚が広がり、全身に鳥肌が拡がった。
 ドスンと笠原の下半身に、恵美が尻餅を付くように倒れ込んだ時、恵美の腹部の奥底で、内臓を突き上げられる激痛が走る。
「ぎゃひぃーーーっ!」
 恵美は笠原に髪の毛を引かれたまま、浴室の天井に向かって、大きな悲鳴を上げる。
 全体重が掛かる事により、恵美のアナルは笠原のチ○ポを奥深くまで呑み込んだ。
 恵美のアナルバージンが散った瞬間だった。

 恵美は、顔を天井に向けたまま、大きく両目を見開き、口をパクパクと開け閉めし、痛みの強さを表している。
 だが、そんな恵美に対して、笠原は[容赦]と言う物を掛けようとはしなかった。
 恵美の腫れ上がった乳房に再び両手を掛けると、捏ねるように激しく揉み、握りつぶしながら
「おい。いつまで、呆けてるんだ…。それで、俺を満足させるつもりで居るのか?」
 耳元に低い声で囁く。

 恵美は、乳房の痛みで顔を顰め、庇うように両手を笠原の手の上に添えたが、笠原の囁きで直ぐにビクリと震え
「も…、申し訳…御座いません…。い、今…直ぐに…う、動きます…」
 歯を食いしばって謝罪しながら、痛みで震える太股に力を込める。
 [ミリミリッ]と言う音を身体の中で聞きながら、恵美は笠原のチ○ポをアナルから引きずり出す。
 大きく張ったカリが、恵美の腸壁を擦り、内臓を掻き出されるような痛みに耐え、少しずつ身体を持ち上げる。
 恵美のアナルの皮膚は完全に伸び切り、4カ所程の裂傷が出来、傷口から流れる血の帯が、湯の中で薄くたなびいていた。

 恵美のアナルの内側が、笠原のカリ首を感じると、笠原は容赦無く恵美の乳房を捏ねながら身体を引き寄せる。
 踏ん張る力が弱く成った恵美は、その動きで再び尻餅を付いて、腫れ上がったお尻を笠原の足にぶつけ、直腸深くを突き上げられた。
 ジンジンと痛む尻タブ。
 直腸をこじ開けられる苦しさ。
 内臓を直に突き上げられる激痛。
 それらの物が、渾然一体と成って、脳髄を突き抜ける。

 恵美が腰を引き上げ、笠原が引っぱり尻餅をつかせる。
「よし、今の動きを忘れるな。」
 数回の反復で、笠原が恵美に告げると、恵美は息も絶え絶えな表情で
「は…、は…い…。か…、笠原…さ…ま…」
 涙を滲ませながら、掠れる声で答えた。
 挿入は素早く強く、排出は緩やかに、アナルが笠原のチ○ポを締め、ピストンされる。
 恵美は、笠原の命令通り、最もアナルSEXで快感を得る動きを取らされた。

 数回恵美が抽出をすると、笠原は浴槽の中で暴れているローターに気付き、摘み上げて恵美の左手に渡し
「おい、クリトリスにちゃんと当てとけ。絶対に放すんじゃ無ぇぞ」
 低い声で命令する。
 強い痛みの波に襲われていた恵美は、返事を返す事も儘ならず、下唇を噛み締めながらローターを受け取り、小さく頷いて左手をクリトリスに当てた。
 湯船の中でローターが、その日何度も味わった快感をクリ○リスに伝える。
 痺れるような快感が、子宮を震わせ、膣壁を蠕動させた。
 身体の奥底から湧き上がる強い感覚で、アナルの痛みが薄れ、恵美の唇から吐息が一つ漏れる。
 その吐息が安堵から漏らした物で無い事は、吐息の中に含まれる、色濃い艶が物語っていた。
(あっ…。あ、あぁ〜…、き、気持ちいい…。お、お尻の痛いのが、楽に成るわ…)
 恵美は、痛みから逃げるために、クリトリスの快感に、意識を向ける。
 そして、笠原が用意した罠に自ら堕ちて行った。

 恵美がクリトリスの快感に身を委ねると、痛さで解らなかったアナルの感覚に気付く。
 恵美のアナルは、抽出の度に捲れ上がり、巻き込まれ、擦られ続けて赤く腫れ上がっていた。
 最初に感じた裂けるような痛みは、この腫れた粘膜を擦られる痛みに呑み込まれ、圧迫感にも慣れて来る。
 直腸を突き上げられる痛みも、リズムに合わせて、備えて居れば堪えられ無い程では無い。
 そう思い始めた時、恵美は或る感覚に気付く。
 それは、今現在も恵美の中で最も強く、最も多くを占める感覚と全く同じ物だった。

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