隷属姉妹
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■ 第4章 突き付けられる選択2-1

 2人は、笠原の自室に移動すると、笠原がベッドに仰向けで横に成り、恵美が腰を跨いでお尻を下ろし、笠原のチ◯ポを掴んでアナルに当てがう。
 その瞬間、今朝の乱れた自分の姿を思い出し
(アレはこの男が、変な薬を塗ったから…。今度は大丈夫の筈よ…)
 自分自身に言い聞かせながら
「笠原様。淫乱で変態の恵美のケツ◯ンコで、おチ◯ポ様を扱かせて頂きます」
 笠原に宣言すると、ストンとお尻を落とした。
 この時、恵美はチ◯ポがアナルを潜る感触に目を見開いて驚く。
(えっ…、何、今の…。電気が走ったみたい…。薬なんか、塗って無いのに、どうして…)
 走り抜けた快感の大きさに、それが何なのかも分からず、強く動揺する。

 恵美は、動揺を隠すため足に力を込め、腰を浮かせると、先程と同じ感覚に足の力を奪われ、ストンとお尻を落してしまう。
 ズリュっと腸壁を擦り上げられ、ゾワリと粟立つ様な感触が拡がり、アナルがキュンと絞まる。
 チ◯ポに伝わる感触から、笠原は恵美が確実に感じている事を見抜き
「どうした?扱くんじゃ無かったのかよ。早くしろよ」
 促すと
「あっ…、も、申し訳ございません。直ちに…」
 恵美は、慌てて足に力を入れ直す。
 この時は、既に快感がジワジワと拡がり
(う、嘘よ…。そんな筈無い…。こんな所が気持ち…良いなんて…、それじゃぁ…、本当の変態で淫乱じゃない…。違う…。私は、違うの…)
 恵美は快感を否定し、歯を食い縛って漏れそうに成る声を必死に抑える。

 しかし、そんな努力は全くの無意味で、声を出さなくても、鼻から漏れる呼吸の音が艶めき、逆に官能的に成っている。
 眉根に深い縦じわを寄せ、下唇を噛んで上下動する姿は、実にサディストの嗜虐心を擽った。
 笠原は右手を騎乗鞭に伸ばし、引き戻しながら恵美の尻朶をピシャリと叩き
「何、チンタラやってんだよ!おら、ちゃちゃと動け」
 捲し立てながら、恵美の媚薬を塗りたくった乳房をピシピシ軽く叩く。
 尻朶を叩かれ、その衝撃にビクリと跳ねた恵美は、痛みの後に拡がる感触にゾワリと肌を粟立て、細かく乳房を叩かれて、その感触が思い違いで無いと戦慄する。
(ど、どうして…?何で、鞭で叩かれた所が感じるの…。こんなの嘘よ…。おかしいわ…)
 愕然とする中、その感触から逃げる為に、恵美は命令通り屈伸運動を早めた。
 途端に、快感と分かる刺激が拡がり、声を押し殺す事もできなく成る。
「あっ、くぅっ、あはぁん、あんっ、ああぁん…」
 鼻に掛かった甘く熱い吐息を漏らし、小刻みに素早く腰を上下させ、快感に飲み込まれて行く。

 胸元から顔迄ピンク色に染った恵美は、押し寄せる快感で泣きそうな、切なそうな表情を浮かべ、一生懸命腰を上下させ、チ◯ポを扱き上げる。
 そんな恵美に、笠原はニヤニヤ笑いながら
「どうした。随分、気持ち良さそうじゃ無ぇか?」
 問い掛けると、恵美は力無く顔を左右に振り
「そんな事…、無い…です…」
 涙目で否定した。
 笠原は、恵美の否定を鼻先で笑い飛ばし
「まだ、強情張るのかよ。おまえは、変態の淫乱じゃ無かったのかよ?おまえ自身がそう言ってたじゃ無ぇか」
 問い掛け指摘すると、恵美は反論できずに、項垂れて腰を動かし続ける。

 笠原は、内心でニヤニヤ笑いながら強く舌打ちして見せ、手で支えながら上体を起こした。
 ガバリと突然起き上がった笠原に、恵美が目を剥いて驚く。
 下半身が動かない筈の笠原が、起き上がれるとは、思っていなかったのだ。
 予想外の出来事に、恵美は凍り付いて身動きが取れず、伸びて来た笠原の右手から逃げられなかった。
 いや、その驚き以前に恵美は、アナルを貫かれている為、逃げようも無かった。
 無防備のオ○ンコを笠原の指が撫で上げ、そのまま、驚く恵美の目の前に突き付け
「なら、これは、何だ?痛くて、小便でも漏らしたのか?」
 ヌラヌラと照り光る愛液で濡れた指を見せ、恵美に問い掛けると、恵美は息を飲み目線を逸らす。
 だが、笠原はそれを許さず、右手で恵美の顎を掴み、顔を引き戻すと、恵美の目を覗き込み
「小便にしちゃぁ、透明だし、粘り気も有る…。妙だと思わ無ぇか?」
 指先を動かしながら頬に擦りつけながら問い掛ける。

 恵美は、目線を伏せて笠原の視線から逃げると、笠原は頬から手を離し、そのままベッドに倒れ込んで
「あ〜あ、シラケちまった。おまえ、もう良いわ」
 恵美に言い放つと、右手を鞭に伸ばして拾い上げ、尻朶の側面を叩き
「いつまで、跨ってやがる。とっとと退け!」
 鋭い声で言い放つと、恵美は項垂れたまま動こうとせず、笠原が先程より強めに尻朶を鞭で更に打ち付ける。
 赤く鞭の跡が残る程の強さに、恵美の身体がビクリと震え、恵美は倒れ込む様に上体を曲げ、笠原の腹に両手を付くと、ユックリと身体を倒しながら、額を笠原の胸に押し付け
「お許し下さい…、お許し下さい…」
 涙声で笠原に謝罪する。

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