隷属姉妹
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■ 第4章 突き付けられる選択2-2

 笠原は、恵美の謝罪を鼻先で笑い飛ばし
「又始まったのかよ…。っで、今度は何を赦せってんだ?」
 問い返すと、恵美は笠原の身体の上で平伏し
「わ、私は、嘘を吐きました…。お尻から…。いえ、ケツマ○コから…、拡がる感触を…、背筋を上る感触を…、こ、怖くて…。認める事ができませんでした…。あの感触を…、快感だと、認める事が…。怖くて…、嫌で…、認めたく無くて…。嘘を吐きました!どうか、お許し下さい!お願いします!」
 泣きじゃくりながら笠原に告げ、必死で許しを請う。
(おうおう、来た来た!心が折れ始めたぜ…。へっへっへっ、あとは、どこ迄折れるかだな…。こいつの場合、いきなり全部、折っちまっちゃ駄目だ。何かの拍子に元に戻り兼ね無ぇ。ちょっとずつ、丁寧に、丁寧に、折って行か無ぇとな…)
 笠原は、内心で舌舐め刷りしながら恵美を見下ろし
「だから、何だってんだ?おまえが、納得行か無ぇから俺に我慢しろってのか?なら、おまえは俺に普通のSEXさせるのかよ?オ○ンコの処女を俺に捧げるのかよ!」
 問い掛けると、恵美の身体がビクリと震えて、一瞬沈黙し
「あ、あの…。ケツマ○コでご満足頂けませんか…」
 怖ず怖ずと問い返す。

 恵美の問い返しに、笠原は右手で恵美の髪の毛を掴んで引き上げる。
 [きゃっ]と短い悲鳴を上げて、泣き腫らした恵美の顔が笠原の顔の正面に来ると
「[ご満足も]クソも、おまえが嫌なんだろうが!俺は、端からケツマ○コ使ってやるって、言った筈だ。それを嫌だからって禄によがら無ぇ穴使って、何が面白れぇんだよ!」
 笠原が一挙に捲し立てる。
 不安と痛みと恐怖が混ざり合う、複雑な怯え顔の恵美が
「もう、隠しません!誤魔化しません!嘘も吐きません!笠原様が愉しんで頂けるよう、気持ち良さを表します!どんな事もします!だから、お願いですからお赦し下さい!」
 ポロポロ泣きながら懇願した。

 妹達を守りたいし、処女も守りたい恵美は、自分が勝手な事を言っていると、本気でこの時思っていた。
 これが、笠原の心理誘導だとも気付かず、恵美は笠原の策略にコロリと転がされ、肛虐の快感を刻みつけられ、自分が口にしてしまった、[変態の淫乱]に追い立てられて行く。
 自らその一歩に足を踏み入れた恵美に、笠原は内心でほくそ笑みながら、掴んでいた髪の毛を放し
「良いか。こいつが、ラストチャンスだと思え。俺はなぁ、おまえみたいな良い女が、変態の淫乱で、イヤらしくよがる姿が好きなんだ。いい女が変態のマゾ牝で、逝き狂う姿を見てぇんだよ。おまえは、今、俺にそう言う姿を見せるって言ったんだな?」
 所々に恵美を褒める言葉を織り交ぜ、念押しで問い掛けると、恵美は真剣な顔で、フルフル震えながらもコクリと肯き
「はい。そう言って、誓いました…」
 笠原にハッキリと言い切った。

 笠原は、恵美を突き放して上体を起こさせ
「なら、やってみろ。俺が気に入ったら、続けさせてやる」
 言い放つと、恵美は足をM字に開いてオ○ンコを晒し
「笠原様、ケツマ○コで御チ○ポ様を扱き、気持ち良く成って行く恵美をご覧下さい」
 笠原に言い放つと、両膝に手を添え、お尻を引き上げる。
「あくぅっ…」
 声を漏らしながら、恵美のアナルから笠原のチ○ポが吐き出され、亀頭まで来ると、今度はお尻を堕とし始めた。
「くふぅ〜〜〜っ…」
 恵美は、宣言通りに、声を押し殺すのを止め、感じたままの喘ぎを漏らし始める。

 その自分の声に、恵美は顔を赤く染め、まるでその声から逃げるように、屈伸の動きを速め
「あっ、あっ、あっ、くふぅ〜ん…」
 アナルの快感を掘り起こして行く。
 M字に開いた股の中心に有るオ○ンコが、ピクンピクンと痙攣し、大淫唇がほぐれるように拡がって行き、その隙間からピンクの処女マ○コが顔を出し、トロリとした愛液を滲ませる。
 笠原は、その光景を見ながらニヤリと笑い、騎乗鞭で恵美の乳房を軽く叩き
「おら、そんな単純な上下運動だけで、よがれる訳無ぇだろ。腰を使え腰を」
 言いながら、恵美の腰をぺしぺしと叩く。
「ああっ…。はい、笠原様…。こうでしょうか…」
 いいながら、恵美は腰をくねらせながらお尻を落とすと
「くふぅぅん!」
 大きな声を漏らし、頭を跳ね上げて、笠原の股間に座り込む。

 恵美の反応に、笠原はニヤリと笑って
「どうだ?当たる場所が違うと、感じ方も違うだろ。次は、色んな場所に当てて、何処が感じるか探してみろ」
 恵美に命じると、恵美は荒い息を吐きながら返事をし、腿に力を入れてお尻を持ち上げながら、腰をくねらせる。
 恵美は、媚薬を使ってクリ○リスをローターで嬲られ、初めての本格的な性的快感を経験したばかりで、それを排泄器官で感じさせられたのは、今朝の事である。
 そんな未熟な処女の美女が、自分のチ○ポをアナルで扱き、官能的な肢体をくねらせながら快感点を探す姿は、笠原の興奮を嫌が応にも掻き立てる。
 その上、みだりに振る舞おうとしている恵美の表情には、色濃い羞恥の色が浮き出ており、笠原の嗜虐心を擽って止まない。

 上下動を行いながら腰をくねらせて、自分の快感の強まるポイントを探す恵美は、次第にその行為に没頭して行き
「あっ、あぁぁっ…。ここ…、ビリビリ来る…。あはぁん…、ここも凄い…。あんっ…。ここ、これも気持ち良い…」
 蕩けた顔で、荒い息を吐きながらブツブツと呟き、笠原好みの痴態を晒し始める。
 恵美は、上下動の動きにも変化を付け始め、小刻みに動かしたり、長いストロークでユックリと上下させたり、様々な動きを試みだした。
 その度に、直腸の襞が熱を帯び、解れて絡み付き、極上の快感を笠原のチ○ポに与える。
(おうおう、随分良い蕩け具合に成ったじゃ無ぇか…。そろそろ、次の仕掛けに移るか…)
 恵美のアナルの解れ具合で、笠原は次のステップに移行した。

 笠原は、手にした騎乗鞭を振り上げ、タクトのように振りながら、妖しく身体をくねらせる恵美の乳房に振り下ろす。
 それは、決して強いものでは無く、軽くはたくような力加減である。
 しかし、突然の刺激に、恵美は驚き
「あうっ!」
 悲鳴を上げて動きを止め、驚いた目で笠原を見詰めると
「痛か無ぇだろ?気にするな、おまえの、その大きなオッパイが揺れてるのを見て、ちょっかい出したく成っただけだ。まぁ、刺激のスパイスだと思え」
 笠原がニヤニヤ笑いながら恵美に告げる。
 恵美は、笠原の顔が笑っていたのに安堵し、コクリと小さく肯いて、上下運動を再開した。

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