隷属姉妹
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■ 第4章 突き付けられる選択3-1

 笠原との激しいアナルセックスを終え、この日4回目のお掃除フェラを終えると、笠原の手が恵美の頭に乗った。
 恵美の身体が、小さくビクリと震えると、笠原の手が恵美の頭を撫でさすり、恵美の身体から緊張が消え、呆けて蕩けた顔に笑みが浮かぶ。
 数限りない絶頂の快感と疲労で、恵美の思考は殆ど働いておらず、反射でしか動く事ができていない。
 そんな恵美の状態に満足気な笑みを浮かべた笠原は
「風呂に入るぞ」
 恵美に告げると、恵美はニッコリと笑って
「畏まりました…。笠原様…」
 掠れた、媚びを含んだ声で笠原に答える。
 大声でよがり過ぎた為に、恵美の声は掠れてしまったのだ。

 ヨロヨロと立ち上がった恵美の足は、ガクガクと震え、まるで産まれ立ての子鹿のようである。
 何時間も屈伸運動をした為に、足の筋肉は限界に達し、身体を支える事すら困難に成っていた。
 恵美は、転げ落ちるようにベッドを降り、這うように笠原の車椅子に移動して、車椅子にしがみつきベッドまで戻って来る。
 どちらが介護が必要か分からないような恵美の動きに、笠原は内心で笑い転げながら、車椅子に乗った。

 そのまま、2人とも全裸で浴室内に移動し、身体も洗わず湯船に浸かる。
 浴槽の縁に笠原が背を預け、足を伸ばして笠原が浸かると、笠原の足を挟むように恵美が下肢を底に付け、足を拡げた正座姿で笠原の太股の上にお尻を乗せて座り込む。
 無論笠原の足に、恵美は体重など掛けておらず、尻朶が太股に触れる程度である。
 温かいお湯に、恵美が長い吐息を漏らすと、笠原は背後から恵美の乳房に手を伸ばす。
 今朝までの恵美なら、この動きで身を固くしていたが、今の恵美は、抵抗の気配すら見せず、されるがままで、笠原の手が乳房を握ると
「あん…」
 鼻に掛かった声を上げ、ピクンと頭を跳ねさせる。

 恵美の反応に、笠原は[へへへ]と笑いを零し、両手でグニグニと恵美の乳房を揉みしだいて
「おう、良い反応するように成ったじゃ無ぇか」
 恵美に告げると、恵美は肯くように俯き
「有り難う御座います…。笠原様に気に入って頂けるよう、努力致しますので、どうかこれからもお使い下さい…」
 掠れた甘え声で、笠原に申し出る。
 笠原は、ニヤリと笑って恵美の乳首を摘み、爪を立てながら捻り上げ乳房を吊り上げると
「くふぅぅぅんっ」
 鼻に掛かった声を漏らし、頭を反らせた。
 笠原の肩に頭を預ける形に成ると、肩に乗った恵美の顔に、自分の顔を以下付ける。
 すると、恵美は直ぐさま顔を捻って笠原に向け、舌先をチロリと覗かせ、窄めた唇を突き出す。
 笠原の唇が恵美の唇を塞ぐと、恵美は舌を伸ばしてチロチロと笠原の上下の唇を舐め、そのまま笠原の口腔に舌を差し込み、笠原の舌に絡み付かせる。

 首から上は、まるで恋人同士の甘く激しい口吻だが、首から下は、只の陵辱だった。
 乳首を摘まれた恵美の乳房は、引き延ばされ、吊り上げられ、振り回されてタプタプと湯面を叩き、浴槽内で飛沫を上げる。
 お湯の浮力が有るとは言え、かなりの痛みを伴う扱いを受け、恵美の眉根に深い縦皺が刻まれた。
 だが、恵美の鼻腔から漏れる呼気は、熱く熱を帯び、重ね合わせた唇は、情熱的に押し付けられ、笠原の口腔に差し込まれた舌は、貪るように激しく動き、固く閉じ合わせた目元と頬は、ピンクに染まっている。
(あぁぁ…。どうして…、何でこんな酷い事されてるのに…。乳首がジンジンして、熱く成るのよ…。イヤだ…、自分でも分かるぐらい固くなって…。あはぁぁぁぁっ…)
 自分でも戸惑う程の快感に、漏れ出しそうになる喘ぎ声を誤魔化す為、恵美は必死に成って笠原の舌に自分の舌を絡めていたのだ。
 恵美の反応に、笠原は満足気に笑うと、乳首から手を放し、唇を離す。

 開放された恵美が、笠原の肩に頭を乗せたまま、荒い息を吐いてユックリと目を開けた。
 その瞳は潤み、目は蕩け切って、薄く開いた唇からハァハァと荒い息を吐いて、笠原を見詰める。
 その顔は、快感に溺れ切った者の表情だった。
 笠原は、噛み殺した笑いを漏らし
「良い表情ができるように成ったじゃ無ぇか。やっぱり女は、子宮に教え込むのが一番だな」
 恵美に言い放つと、恵美は小さく目で頷き
「お褒め頂き…、あ、有り難う御座います…。これからも…、たくさん…、教えて下さいませ…」
 荒い息を吐きながら恵美が懇願する。
 笠原は、ニンマリと笑うと、右手をクリ○リスに伸ばし、親指と人差し指と中指の三指の爪で摘み、キュッと引き上げ
「言われなくても、仕込んでやる。上がるぞ」
 恵美に言い放つと
「きゃふぅぅぅぅぅぅんっ!」
 恵美の身体が仰け反って、ビクビクと痙攣する。

 笠原は、恵美のクリ○リスから手を放し、左手で恵美の身体を突き放すと、恵美はお湯の中に頭から突っ込んで藻掻き、ザバリと浴槽に立ち上がった。
 立ち上がって、お湯に濡れた髪の毛を掻き分ける恵美に、笠原が腕を上げて腋を開けると、恵美は諦めにも似た表情で浴槽を出て、笠原の腋の下に手を差し込んで抱き付き、疲弊しきった足に力を込め浴槽から引き上げる。
 浮力の力を利用しても、かなりの力が必要で、恵美の足はプルプルと震え、身体を密着させる事で何とか笠原を浴槽の縁まで引き上げると
「そんなに、デカ乳押し付けてアピールすんじゃ無ぇよ。欲情したのか?」
 笠原が嘲笑うように問い掛け、恵美はその言葉にキュッと下唇を噛み、悔しそうな表情を一瞬浮かべるも
「はい…。乳首を摘まれ、オッパイを構って頂いて、乳首が疼いて仕方有りません。どうか、もっと使って下さい」
 笠原に答えた。

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