隷属姉妹
MIN:作

■ 第4章 突き付けられる選択3-6

 笠原は、愛美の頭に置いた手で、ポンポンと軽く叩きながら
「そうか…。愛美は、俺に挨拶が遅れた事を、悪い事だと思ってるんだな?」
 静かに問い掛けると、愛美は怯えた涙目を笠原に向け、コクリと頷く。
 笠原は、フフンと小さく鼻先で笑い
「なら、悪い事をしたら、どうされるか言ってみろ」
 愛美に告げると、愛美は再びビクリと身体を震わせ、固く目を閉じ
「は、はい…。ば、罰を受けます…」
 震えながら笠原に答えると、笠原はアナル栓のリモコンを取りだして、リモコンで愛美の頬を撫で
「何分が良い?」
 問い掛ける。

 笠原の問いと頬を撫でる固い感触で、閉じていた目を開き、リモコンを確認すると、開いた目が更に丸く見開かれ、[ヒッ]と息を飲み固まると同時に、リビングで眠っていた恵美の姿を思い出し
「あ、あの…。そ、それ以外の…、罰は…ダメですか…」
 引き攣った震える声で問い掛けると、笠原はリモコンを引き戻して手で弄び
「何だ?こいつはイヤなのか?」
 再び問い掛ける笠原に、愛美は思い詰めた顔でフルフルと首を左右に振り
「あ、あの…。罰は…仕方が無いんですけど…。お、お姉ちゃん…も…」
 怖ず怖ずと理由を告げると、笠原はニンマリと笑って
「ああ、そうか。恵美には関係無いって、そう言いたいんだな?」
 愛美に問い掛ける。
 笠原の問い掛けに愛美がコクリと頷くと、笠原は愛美の頭から手を放して、リモコンをベッドの上に置き
「分かった。愛美の言う事を聞いてやる。だが、その分痛いぞ」
 愛美に告げると、愛美は安堵しながらも思い詰めた表情で、コクリと頷いて
「お願いします」
 ハッキリと笠原に答える。

 笠原は、フフンと鼻先で笑いながら、自分の太股をトントンと叩き
「俺に尻を向けて、ここに乗れ。大昔から、悪い事をした子供は、尻を叩かれるって、相場が決まってる」
 自分が何をされるかを教え、愛美に命じると、愛美は泣きそうになりながらも、笠原のベッドに這い昇り、笠原の伸ばした足に抱き付くような姿勢で、お尻を差し出した。
 笠原は、愛美のスカートをバサリと捲り上げ、パンティーをズルリと引き下げると、愛美の幼い生尻を剥き出しにした。
 剥き出しにされた、幼い未成熟なお尻の中心に、凶悪なアナル栓の底部が存在を主張している。
 幼い少女の、青い果実とさえ呼べないアナルを貫くその光景は、笠原の嗜虐心をゾクゾクと擽り
(この歳から、アナル狂いに成る調教すりゃぁ、どんなマゾ牝に成るか愉しみだな。まぁ、最悪壊れても構わ無ぇし、こいつには徹底的に飴と鞭を刷り込んで、俺好みの女に仕込んでやる。上手く育ったら、死ぬまで飼ってやるよ…)
 邪な欲望を抱き、毒牙を剥き出しにする。

 笠原の行動で、愛美は羞恥と恐怖で顔を真っ赤に染め、笠原の臑に顔を埋めてガクガク震える。
 すると笠原は、愛美の尻朶を両手で撫で回し
「おい、こんなに力を入れると、余計痛ぇんだぞ。もっと、力を抜け」
 愛美に教えると、愛美は懸命に恐怖を押さえつけて、身体から力を抜いた。
 芯の残ったマシュマロのような、柔らかでスベスベの尻朶の感触を愉しみながら
「何発だ?」
 笠原が問い掛けると、一瞬の間があり
「5…。いえ…10…。や、やっぱり、20発で!」
 愛美が笠原に答えると、笠原はフフンと小さく笑いながら
「20は多い。10発だ。1発叩かれる度に、感謝と反省を言え」
 愛美に命じ、右手をそこそこの力で叩き付ける。

 パシンと小気味良い肉を打つ音が鳴り、尻朶の肌が赤く色づき
「ひぐぅっ!」
 耐える噛み殺した苦鳴の後
「有り難う御座います。申し訳御座いませんでした!」
 感謝と謝罪を叫ぶ。
「何をされて嬉しいんだ?何をしたから謝るんだ?もっと、ハッキリ言え!」
 笠原が愛美に問い掛け命じ、2発目を先程より強めに叩き付ける。
 愛美の反対側の尻朶が赤く染まり
「はいぃぃぃっ!罰をくれて有り難う御座います。挨拶が遅れてごめんなさい」
 愛美が叫ぶ。
 一発打つ毎に笠原は、微妙に問いを変え、愛美に罰でお尻を叩かれる事に感謝させ、笠原の決めたルールを破る事に謝罪させる。
 左右5発ずつ叩かれた、愛美の尻朶は、猿のように真っ赤に染まり、笠原に対する礼儀と忠誠を叩き込まれた。
 しかし、笠原の膨れ上がった欲望は、それだけでは済まなかった。
 笠原の毒牙は、愛美の心の中心を捉え、その悪意有る毒に侵されて行く。

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