隷属姉妹
MIN:作

■ 第4章 突き付けられる選択4-6

 すると、笠原はグイッと愛美の頭を押しのけ、身体から引き離すと、愛美はビックリしながら上体を起こす。
 笠原は、そのまま枕に頭を乗せ
「分かったなら、もう行って良いぞ。おう、風呂も沸いてるから、浸かって来い。新しい、下着と服も許可してやる」
 愛美に言い放つと、愛美はキョトンとした顔で笠原を見詰め、首を傾げる。
 そんな愛美を笠原はジロリと睨み
「要ら無ぇのか?」
 問い掛けると、愛美はブンブンと首を横に振り
「あ、有り難う御座います笠原様!」
 笠原の腹の上で勢い良く平伏し、ランドセルで自分の後頭部を叩かれ、フラフラと目を回す。

 コントのような愛美の行動を鼻先で笑い飛ばし、愛美を部屋から追い出すと、両手を後頭部に回して天井を見上げ、ニンマリと笑い
「恵美も感度はかなり良い…。一番下のチビも中々素養は高そうだ…。こう成って来ると、真ん中も期待大って所だな…。しかも、揃いも揃って、上玉と来てやがる…。楽しみで、仕方無ぇぜ」
 ボソボソと呟き、1人不気味に笑いこける。

◇◇◇◇◇

 笠原の部屋を出た愛美は、パンティーも戻さず、一直線に自分の部屋に飛び込み、ランドセルを放り投げ、姿見の前に移動すると、クルリと身体を回転させながらスカートを捲り上げ、お尻を鏡に映し出すと
「あ〜っ!」
 大きな声を上げ、赤く成ったお尻を見て、固まる。
 愛美は、ジンジンズンズン疼く、尻朶にもショックを受けたが、その中心に有るアナルの赤さに愕然とした。
 初めて他人の指を差し込まれ、捏ね回された愛美のアナルは、真っ赤に充血して、ぽってりと盛り上がっている。
 更に、アナルは心拍と同調するようにヒクヒクと蠢き、熱を帯びて、疼きを強調していた。

 それを媚薬の効果と知らない愛美は、ソッとアナルに手を伸ばし指先で触れる。
 アナルに指が触れた途端、愛美の身体がビクリと震え、膝がガクガクと揺れその場にへたり込み、上体を突っ伏して
「い、今の何?私のお尻どう成っちゃったの…」
 固く目を閉じて、掠れた声で呟く。
 愛美は、恐る恐るアナルに指を添え、赤く染まった粘膜を指で撫でると、そこから腰を蕩かせるような甘い刺激が走り、ビクビクとお尻を震わせる。
 余りに強い刺激に、愛美は驚いて手を放し、愕然とした。

 暫くへたり込んだまま動かなかった愛美は、突然ハッと頭を持ち上げ
「そうだ!お風呂!お風呂で冷やせば治るかも!」
 自分に言い聞かせるように、大きな声で言い放ち、ピョンと跳ねるように立ち上がって、そのままクルリと身を翻し、部屋を飛び出す。
 階段を駆け下りた愛美は、脱衣所に飛び込み、着ている服と下着を脱ぎ捨てて、浴室の扉を開くと湯気で満たされた暖かい浴室に、ホッとした吐息を零し、浴槽に近付いた。
 浴槽には、温かなお湯が満たされ、愛美は掛け湯を行って、その暖かさと心地よさに誘われるように、ソッと浴槽に足を差し込むと、ハッと我に戻り
「ダメダメ!暖めたら、逆効果じゃない。先にちゃんと冷やさなきゃ」
 ブンブンと首を左右に振って、浴槽から足を抜き、シャワーヘッドを手に取ると、温度調節のレバーを冷水にし、カランを捻る。

 勢い良く飛び出す冷水に、愛美の身体がブルリと震えるが、愛美は意を決してシャワーヘッドを股間に向けた。
 冷たい水が、腫れ上がった愛美のアナルとオ○ンコを叩き、余りの冷たさに震え上がる。
 分別が付き自制の心を養った大人では無い愛美は、その冷たさに一瞬で心が折れ
「無理!こんなの我慢できないよ」
 1人で言い放ちながら、シャワーの温度を上げた。
 すると、直ぐに温めのお湯がシャワーヘッドから流れ出し、細いぬるま湯の流水が、愛美の股間からアナルに掛けて注がれた。
 ジンジン疼くアナルやオ○ンコに当たる水流の優しい刺激に、愛美の表情が緩み、心地良さに呆ける。
 そして、愛美はその心地良さを更に求め、水量を調節するカランを最大に捻った。

 しかし、その行為は、小学生にはまだ早過ぎる、快感の扉をノックする行為だった。
 ソフトオナニーと呼ばれる、思春期の少女が一度はやった事の有る、シャワーオナニーと呼ばれる物だ。
 打ち付ける水流が、敏感な[女]の部位を刺激し、快感を得る方法である。
 だが、それは、ごく普通の状態で行われる物で、愛美の今の状態とは、些か意味が違う。
 強力媚薬を塗り込まれ、感覚神経は敏感に成っており、性感は熱を帯びた発情状態で疼いて居るのである。
 そんな秘部に、無数の水流を打ち付ける刺激が加われば、快感は一挙に高まるのが道理で有った。
「ひゃうん!ひゃん!うくぅぅぅん!」
 無数に叩く強い水流の刺激に、愛美の顔が仰け反って天井を向き、身体が感電したようにビクビクと震え、白目を剥いてその場に崩れ落ちて失禁してしまう。
 性的快感も知らない無垢な少女に、アナルというアブノーマルな部位から、快感を植え付け、少女の魂をねじ曲げるのが笠原の狙いだったが、愛美はそれより先に失禁する程の快感を自ら目覚めさせてしまう。
 床に崩れ落ち、白目を剥いた愛美は、股間にシャワーを当てた状態で失神した為、延々と股間にぬるま湯の水流を当て、ビクンビクンと痙攣し続ける。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊