隷属姉妹
MIN:作

■ 第4章 突き付けられる選択5-2

 そして、愛美がそんな状態に成っている事を知らない恵美は、愛美の言葉を素直に受け止め
「愛美ちゃん。あの男に対しては、充分に気を付けなきゃダメよ。[うっかり]や[つい]は、あの男には通じない。本当に酷い目に遭うからね」
 怒りの表情を鎮め、愛美に言い聞かせると、愛美は[酷い目]と言う単語に、ビクリと強く震え、蒼白な表情に成り、歯の根をカチカチ鳴らして[うん、うん]と何度も頷いた。
 過剰すぎる愛美の反応にも気付かず、素直に肯く愛美に満足し
「あ〜ぁ…。お姉ちゃん、ビショビショに成っちゃった。もう、着替えるしかないわね」
 愛美に戯けて告げると、愛美は不安げな視線を向け
「勝手に着替えたら、笠原のおじさんに怒られちゃうよ…」
 恵美を心配すると、恵美はニッコリ笑って
「心配しなくても大丈夫。ちゃんと許可は貰ってるから」
 愛美に答えて、ブラウスのボタンに手を掛け
「お姉ちゃんと一緒にお風呂に入ろ」
 洋服を脱ぎながら愛美に告げると、愛美もニッコリ笑って
「うん」
 嬉しそうに答えた。

 全裸に成った恵美は、そのまま浴槽に浸かり、愛美も恵美と向き合う形で浴槽に浸かる。
 2人で向き合ってお互い笑い掛けると、恵美の表情が心配げに曇り、スッと両手をお湯の中で動かし、愛美の尻朶に触れ
「熱を持ってるわ…。何をされたの?」
 優しく問い掛けると、愛美の身体がビクンと震え
「う、うん…。お尻…、ペンペンされちゃった…」
 笑顔を引き攣らせながら、恵美に答える。
 恵美は痛々しそうに顔を曇らせ
「どれぐらい?」
 愛美の尻朶を優しく撫でながら、更に問い掛けると、愛美の顔が下がり俯いて
「うん…。左右5回ずつ…」
 ボソボソと答える。
 恵美の顔が悲しそうな表情に変わり
「そう…。痛かったわね…」
 小さく呟き、右手を持ち上げて、頭を撫でさする。

 しかし、この時の愛美は、恵美の労る言葉など、殆ど耳に入っていなかった。
(いや、お姉ちゃん…、それ、ダメぇ…。お尻から何か変なの…上がって来るぅ…)
 恵美の柔らかな細い指先で撫でられ、媚薬で疼き火照った尻朶から、ゾワゾワと快感が背筋を這い上り、幼い愛美の腰がビクビクと痙攣する。
 その強い感覚が何なのか知らない愛美は、引き込まれるような感覚の強さに、恐怖を憶え怯えた。
(私の身体…、変に成っちゃった…。痛い所撫でられてるのに、何でゾワゾワするの…?これ、何?お姉ちゃん止めて…、これ怖い…)
 愛美が取り込まれそうな感覚に恐怖し、声が漏れそうに成ったため、恵美の脇腹辺りにしがみ付き、目の前で揺れる大きな恵美の乳房に顔を埋め、唇を押し付け口を塞ぐ。

 この愛美の行動で、今度は恵美の身体がビクンと跳ねた。
 乳房の上面で愛美の顔を受け止めた恵美は、愛美に抱き付かれた為、乳房を両腕で寄せられつつ、固く尖った乳首が愛美の胸元付近に押し付けられる。
 スベスベで肌理の細かい愛美の肌に押し付けられた乳首は、ブルブルと震える愛美の身体の震動で擽られ、甘やかな刺激がゾワゾワと染み出し、浸食するように拡がって行く。
(くふぅぅぅん…。ダメ…、愛美…。そんなに身体を揺らさないでぇ…。擦れて…、あぁぁぁ…、感じちゃうぅぅ…)
 身悶えしそうに成るのを必死で我慢し
(ダメ!ダメよ私!何やってるの!お尻を打たれて泣いてる妹を慰めてるのに!感じるなんて…!姉失格にも程が有るわ!可哀想に、こんなに震えて…。よっぽど怖かったのね…)
 自分を叱咤しながら、泣いていると思い込んでる愛美の気持ちを落ち着けさせようと、お尻を撫でる手の動きに労りを加える。
(ダメ!ダメェっ!そんな風にしたら、変なのが強く成るぅっ!お姉ちゃん、止めてぇっ!)
 その優しさが、愛美の赤く腫れた尻朶に快感を刻み込み、愛美の抱き付く腕に力が込められ、快感を押さえ込もうとする愛美の震えが強まり、恵美の乳首に対する刺激が増え、自制心を突き崩して行く。
 お互いがお互いを思い、慰めようと行っているのだが、身体に快感を刻み込む行為にしか成っていない。
 これが、媚薬を塗られた結果だと気付かない2人は、こうして肉親の女同士で、お尻と乳首に快感を刷り込んで行き、芽吹かせてしまう。

 そして、恵美に優しく尻朶を撫でられ、蓄積した快感が臨界点を越え、愛美が呑み込まれると、恵美に一際強く抱き付き、ビクンビクンと身体を震わせる。
 その刺激で、恵美も大きな波が押し寄せ、押し留めていた快感に流され、ビクンビクンと痙攣し逝き果ててしまった。
 浴槽のお湯には、2人の垂れ流した愛液と、絶頂して漏れだした潮と小便がタップリとミックスされる。
 2人は、半ば放心状態でクタリと脱力して離れ、恵美は逝ってしまった事を、愛美はお漏らしした事を、お互い相手に悟られぬよう、視線を外しながらほぼ同時に湯船から立ち上がった。
 2人ともお互いが立ち上がった事に驚き、一瞬だけ向き合い、直ぐに視線を反らせ
「お、お姉ちゃん、先に上がるね。実は、さっきお風呂頂いて、身体も洗ったしシャンプーも終わらせたの。そ、それに夕飯の仕度も有るし」
 俯いた恵美が愛美に告げると、愛美も視線を泳がせながら
「あっ、あ、うん。じ、じゃぁ、私身体洗うね…」
 ボディースポンジに手を伸ばす。

 恵美が浴室を出て行くと、愛美は自分の手でソッとお尻に触れ
「ジンジンムズムズするのが強く成ってる…。どうしちゃったの私のお尻…。何か…。何か怖い…」
 泣きそうな顔でボソボソと呟き、幼い身体を抱き締め涙する。
 一方、バスタオルを身体に捲いた恵美は、急いで自室に飛び込み、バスタオルを外すと、石のように固く成った乳首を見下ろし
「な、何で、こんな風に成ってるの?こんなに固く、大きく成るなんて…」
 呟きながら、ソッと両手で触れてみる。
 すると、浴室内で感じた快感より、強く鮮烈な快感が体内を駆け抜け、頭が跳ね上がり膝の力が抜け、腰がビクビクと震え、オ○ンコから濃い愛液が噴き出す。

 乳首の快感を呼び水に、愛美より念入りに塗り込められた媚薬が効力を発揮し始め、恵美のアナルがジンジンズンズンと疼き出し、恵美の右手が股間に伸びて行き、アナルに触れると、アナルがキュンと窄まり、電流にも似た快感が背骨を走り抜け、ビクンと仰け反った。
 その動きで股に挟んだ下碗にクリ○リスが擦られ、更に強い刺激が子宮に走る。
 子宮がビクビクと痙攣すると、子宮の裏に塗り込まれた媚薬が恵美の快感を炙り、恵美の右手の人指し指がアナルを潜った。
 一本が潜れば、もう後は止めようも無く、恵美の三指がアナルに呑み込まれ、激しく出し入れしながら直腸を穿り始める。
 手首を捏ね回し、手首をオ○ンコに押し付け、脈どころでクリ○リスを擦り、左手で乳首を摘んで転がし、身体中の疼きを鎮めた。
 バスタオルを噛み締めた顔が跳ね、振られ、仰け反り、痙攣して、幾度も幾度も快感を上り詰め、白濁の愛液を噴き出し、潮を吹く。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊