隷属姉妹
MIN:作

■ 第4章 突き付けられる選択9-3

 すると、真澄はお尻をくねらせながら、議員の股間に顔を寄せチ○ポを口に含み、濃厚で淫猥なフェラチオを始める。
 議員は、真澄のオ○ンコを指で掻き混ぜ、クリ○リスを抓り、アナルに指を捻込んで、真澄の反応を愉しむ。
 議員のチ○ポがギンギンに勃起すると、真澄の身体がまたクルリと回転して、議員の胸板に舌を這わせ、乳首を転がしながら
『どちらの穴をお使いに成られます?』
 上目遣いに問い掛けると、ニヤニヤ笑った議員は
『最初は、オ○ンコだ』
 真澄に告げると、真澄は淫猥な表情で微笑み
『畏まりました。真澄の扱き穴をご堪能頂き、精液処理便器の肉袋に熱いザー汁を吐き出して下さいませ』
 身体を起こしながら、両手で乳房を捏ね、腰をくねらせてその動きだけでチ○ポをオ○ンコに呑み込む。

 そこから先は、もう圧巻だった。
 いやらしさの中にも品位が有り、美しく、淫猥で、口から飛び出す淫語にまで知性を感じさせ、豊満で艶やかな身体は、目にするだけで官能を擽り、しなやかで複雑に動く腰は、娼婦顔負けの技術でチ○ポを扱き上げていた。
 余りの快感に翻弄された議員が、真澄の身体に手を伸ばすと、その手にスッと乳房を差し出し、議員の手が真澄の乳房を鷲掴みにして引き寄せる。
 真澄は、されるがままに議員の身体に身を預けるも、決して体重は掛けず、乳房をやんわりと押し付け、議員の唇に自分の唇を重ね、濃密でディープな口吻を行う。
 その間も、真澄の腰は複雑にくねり、止まる事も緩む事も無い。
 挿入10数秒で議員の身体がビクリと震え、硬直すると、真澄の腰の動きが緩やかに成り、真澄が猫のように議員の顔を舐め、全身をくねらせて軟らかな肉で、議員の身体を撫でさする。

 愕然とした表情で、同僚の痴態を見詰める恵美に
「驚いた?これがウチの病院のサービスよ。[A個室]の患者様は神様。その患者様の望む事は全て叶えるの」
 妙子が言いながら、リモコンを操作すると、テレビの画像が切り替わり、別の同僚看護師が映し出される。
 その看護師は、仰向けの四つん這いのような格好で、市内では5本の指に入る会社の社長に、アナルを貫かれながら、騎乗鞭で乳房やお腹を鞭打たれ、淫声を上げて腰をくねらせていた。
「お客様のニーズなら、どんな事でも応えるの。そう、一生消えない傷を付けても、それに見合う金額を支払えば、この病院の中では、何をしても良い。それが[A個室]の患者様。そして、それに応えるのが、あなた達ピンクの看護服を着た看護師なの」
 妙子が告げると、恵美の身体がガクガクと震え、膝から力が抜けてストンと床にへたり込む。

 この映像を見て、恵美は初めて青看護服や白看護服を着た看護師達の視線の意味を理解し、尚且つ、恭子が告げた給料の額を理解する。
 そう、普通に働いていて、手取りが恵美の2.5倍に成る筈が無いのだ。
 呆然と項垂れる恵美に
「[A個室]での[特別看護]時の時給は10倍。[B個室]での[特別看護]は5倍よ。基本[B個室]の患者には、挿入が許されてないからね。まぁ、個人の判断でヤラせてる子も居るけど、それは本人の自由意志。私達がとやかく言う事じゃ無いわ」
 妙子が説明すると、妙子はリモコンを操作して画面を消し
「っで、どうするの?本当に夜勤に就く?」
 恵美に問い掛けると、恵美はクルリと向き直って、両手を机の天板に着き、身を乗り出しながら
「これって、売春!犯罪じゃ無いんですか」
 訴えると、妙子はフッと鼻で笑い
「[売春]?どうして?私達は強要してる訳じゃ無い。彼女達が個人的な判断で患者様の望む事を行い、特別な看護を行っているだけ。そこに性的な行為が有っても、現場に立つ彼女達の判断。その患者様が感じるストレスを身を挺して緩和している。私達病院側は、その看護を奨励しているから、特別な看護を行った看護師に対して、それ相応のお給料を出してるの。全てを差し出さないで、高い入院費を払う患者様を満足させられるなら、そうして貰っても良いけど。ウチの[個室]にご入院される方々に、そんな方は居ません。お判りかしら?」
 恵美の訴えを叩き伏せる。

 ガクガク震える恵美が、何かを言い返そうとすると、妙子が薄く笑い
「この[特別看護]のシステムは、この[特別看護]を行う者達も納得ずくで行ってるの。そして[特別看護]を受ける方々も、それを知っているからこの病院に入院する。看護する側と看護される側。双方が必要な場所をあなたは、潰すつもり?」
 恵美に問い掛け、ニンマリと笑うと
「あなたも、必要なんでしょ?そう言う場所が…」
 更に問い重ねる。
 詰め寄った恵美の顔が力無く項垂れ、ガクガクと震える足から力が抜けて、その場にへたり込み
「わ、私…。まだ、未経験なんです…」
 涙混じりの声で妙子に告げると、妙子は鼻先で笑いながら
「あら、そうなの?だとしたら、あなたのロストバージンは、プラスティックの玩具に成るわね」
 それがどうしたと言わんばかりの口調で、冷たく言い放つ。

 恵美の顔が跳ね上がり驚きを浮かべると、妙子は意外そうな顔で
「あら、当然でしょ?最高の[特別看護]を求めてお越し下さるお客様に、何もできないド素人をお相手させる訳には行かないわ。この病院の夜勤を勤める者は、それ相応のテクニックと全てに対応できる知識が必要なの。そのレベルに達するのが、シフトに入る[資格]なのよ。病院側が認めたレベルに達するまで、みっちり鍛えられるのよ。分かったかしら、未通女(おぼこ)ちゃん?」
 嘲るように問い掛けると、恵美はもう何も言えずに項垂れ
「夜勤に就くも就かないも、あなたの自由。強要はしないけど、他言は無用。その気に成ったら、又いらっしゃい。いつでも相談に乗るわよ」
 項垂れた恵美に、妙子が小馬鹿にした声を浴びせる。

 何も言葉を返さない恵美に、妙子はスッと立ち上がりながら
「話しは、これで終わり。私、まだ仕事が有るから帰りなさい」
 恵美に冷たい威圧を含んだ声で告げた。
 恵美の身体がビクリと震え、項垂れたまま立ち上がり、逃げるように扉に向かって、無言で頭を下げ出て行く。
 恵美の出て行った扉を見詰める妙子の両口角が、キュウッと吊り上がり
「さぁ、お選びなさい。おまえ自身が選ぶからこそ、この選択に意味が有るの。自ら首を差し出し隷属の首輪を嵌め、その身が朽ちる迄、この病院に富と権力を集める道具に成るのよ」
 ボソボソと呟いた。

■つづき

■目次

■メニュー

■作者別


おすすめの100冊