真梨子
羽佐間 修:作

■ 第4章 淫・由梨7

「近藤さん? クリ○リス、どれくらい剥いておきますか?」
 手術室にいる横田が、真梨子の股間にwebカメラを接するように近付けて、出張先でモニターを見ている近藤昌也に尋ねた。

(ふふ 普通に歩いているだけでもジンジンできる様にズル剥けにしてやれ!)
「はい! じゃ、目一杯って事でいいですね」
(ああ)
「じゃ、桑野先生、そういうことで!」
「はいはい。判りました。 しかしあんた等は、相変わらず惨い事をするねぇ  逝きっ放しで、普通の生活には支障がでるかも知れんぞ」
 真梨子のクリ○リス付近を、消毒する手を止めて桑野が笑いながら言った。
「ははは それは、先生に言われたくない言葉ですね」
「そうか そりゃそうだ! あははっ」
「さぁ、始めるか」
「ちょっ、ちょっと待ってください」
 横田は、桑野を押しのけ、真梨子の股間に顔を近付けた。
 消毒液の匂いに混じって、真梨子の牝の匂いがする。
 媚肉に舌を差し入れてみると、桑野に股間を晒していただけで、溢れんばかりに淫汁を湧き出しヌルヌルに濡れていた。

 横田は、昨夜Half Moonから戻った真梨子の、必死といっていいほどの激しいオナニーを隠し撮りのモニターで目撃した。
 可愛い声を噛み殺しながら、画面に映る何度も昇り詰める真梨子は、妖艶で可愛く淫らだった。
 横田は薄暗い部屋のその画像を見ながら、何年か振りで自分で肉棒をしごいてしまった。
 無意識の真梨子のオマ○コの愛液を舐め尽くし、舌なめずりしながら顔を上げた。
「お待たせしました。へっへ」
「眠ってる女に悪戯して何が面白いんだ、君は?! ふふ もう一度消毒せにゃならんじゃないか! さぁ、始めるから出て行ってくれ」
「はい、Dr桑野 失礼しました」

   ◆
 真梨子が気付いたのは、まもなく21:00なる頃だった。
 朦朧とする意識の中で出来具合は気になるが、身体が起きない。
 暫くしてようやく半身を起こし、身体を覆うシーツをはぐってみた。
――うわっ  素敵 
 Eカップをゆうに越えた大きな乳房が2つ、目の下に揺れた。
――これが、私のバスト!? 凄い!
 真梨子は、嬉しかった。
――浩二さん、きっと悦んでくれるわ
 唯、クリ○リスにはガーゼが当ててあったので、仕上がり具合を見ることはできなかったが、痛痒いような、熱を帯びたようなジンジンした感じがしている。

「気付いたのね。今、そちらに行きます」
 スピーカーから川上店長の声が聞こえた。
 医事スタッフルームから奈保子が入ってきた。
「いかが?」

「店長!ありがとうございます とても嬉しいです」
「そ 良かった」
「そうそう、それとクリ○リスのピアスだけどね。貴女のココって皮が被って随分奥まってたでしょ!?」
「・・・あ、はい・・・」
「でね、桑野先生がピアスをあけても、ピアスを皮が中に巻き込んでしまって炎症を起こすかもしれないから、クリ○リスの包皮を少しだけ切開しましたよって仰ってました」
「切開・・・ですか?・・・」
「男性の包茎手術と同じようなものよ」
「は、はい・・・」
 いつも浩二にからかわれていた部分だ。
 愛撫を受け唇で吸い出すようにして『早く頭を出すんだぞ!』と言われるのが恥かしかった。
 浩二に見られながらオナニーを強要された時、真梨子がクリ○リスを押しつぶすように愛撫すると、間近でその様子を見ながら『お前のは、そうやって埋め込み過ぎたから、なかなか顔を出さないんだなぁ!オナニーのやりすぎだぞ』とからかわれものだ。
 2針ほど縫われたらしいが、2〜3日で自然に溶ける糸を使用したとの事で抜糸する必要はないらしい。
 3日程は、お風呂に入れないらしく、用を足す度に使いなさいと噴霧タイプの消毒薬と、軟膏を貰った。
「それとね、真梨子さん。暫く脂肪を吸引した箇所を落ちつかせる為にこれを穿いてくださいね」
 膝丈の黒いスパッツのようなコルセットを渡された。
 穿いてみると、股間部分がポッカリと開いていて、脱がずに用が足せるようになっている。
「当然だけど、オナニーしちゃダメよ 真梨子さん」
「もぉ〜、店長〜! そんなにいやらしくないですぅ〜」
「・・・・・・・・・?」ニヤニヤ笑う奈保子。
 顔を真っ赤にして俯く真梨子。
「ごめんなさい 虐めたりしてうふふっ じゃ、月曜日に桑野先生の診察を受けてくださいね」

   ◆

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