真梨子
羽佐間 修:作
■ 第4章 淫・由梨8
マンションに戻るなり、真梨子は、全身を鏡に映してみる。
まるで雑誌に出てくるようなモデルのようなバストだと真梨子には思えた。
――本当にこれが私?! エヘ 贔屓目かしら ずっとこのままの身体でいたい!
コルセットの上から穿かされていたT字体を取って、気になるクリ○リスのピアスを確認する。
そろっとガーゼを取ると、医療用のリングが付いていた。
手術前は、包皮から先端部分がちょこんと頭を出すか出さないか位に隠れていたクリ○リスが、ピアスのせいもあるのだろうか、ラビアの合せ目から1cm近く飛び出していた。
「えっ!ホントだ。 私のあそこ・・・ おっきくなってる!」
――昨日までの感じた時の大きさよりも、今の方が大きいかも・・・ これで気持ちよくなったらどうなるんだろう・・・
裸のままトイレに行き、消毒薬を噴霧し、指先にすくった軟膏をそっと付けてみた。
「うあああああ・・・・」
快感が頭の先まで貫き、思わず腰を引いてしまった。
――な、なんなの・・・ 凄く敏感になってる・・・
指に残った軟膏を出来るだけクリ○リスに触れないように、ピアスホールにまぶし、リングを廻した。
「あっ、ああぁぁ、あっ ああぁ・・・」
リングが少し動いただけで快感がビンビン響いて座っていても崩れ落ちそうになってしまう。
奈保子に言われていなかったら、この場でオナニーをしていたに違いない。
早くも、秘部は淫汁が溢れ、その始末をしながら、呆れるほど敏感になった肉芽に悦びと共に、少し不安を感じてしまった。
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