真梨子
羽佐間 修:作
■ 第4章 淫・由梨16
――いやああああああぁ… やめて〜 恥かしい… ああああぁぁ
大勢の足音が近付き、ステージに乗った男達の振動が真梨子に伝わる。
「おお!綺麗な色してるじゃないか!」
「凄いところにピアスがついてるな!」
「おおおお いい匂いだ!」
「でっかい豆だなぁー! クリ○リスがズル剥けで勃ってるぞぉ! それ〜」
口をすぼめて、思い切り息を吹きかけ、ピアスを揺らしてくる。
――ああああああああああ… 見られてるぅぅ… オマ○コ… ダメ〜〜〜
「ジュンちゃん! 近付きすぎよ! 鼻が触れてるでしょ!」
「オマ○コもアナルもヒクヒクして悦んでるぜ!この女!」
「おい、ママ! 触っちゃいかんのはわかってるが、垂れてくる汁は、舐めてもえいいんだろ?」
「ええ お好きにどうぞ!」
二人の男が、争うように真梨子の股の間に寝そべり、真梨子の雫が落ちるのを今か今かと大口を開けて待っている。
「ワシは涎を貰うぞ!」
滑車を巻く音が響いた。
手を吊っていた鎖が緩められたのだ。
――ああぁぁぁ ダメ… 力が入らない…
開脚した股の間で男達が見上げているのはわかっているのだが、支えようとしても手に力が入らない。
手の鎖が下がるほどに身体が沈み込んでいく。
踏ん張ろうとしても、大股に開いた足には力が入らず、閉じようにも鎖で止められているのだ。
がに股の惨めな姿で腰が落ちてしまう。
――ああああぁぁぁ 許して…
俯く顔の真下には、雫を待つ男の気配がしている。
唾液を懸命にすするが、零れ落ちた。
「おお 美味い! 甘くて美味いぞ!由梨!」
「さぁ、由梨ちゃん オマ○コ汁、ポタポタ落としてね!あ〜〜ん」
目の前まで迫ってきた真梨子の淫肉に男はしきりに息を吹きかける。
「アッファ!ハフ!シュー!」
――いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
腰を激しく振り、恥かしがる真梨子。
目を塞がれていても媚肉に吹きかけられる息の強さで、もう男の口とは接する位の距離だとわかる。
――見ないで〜〜〜 ああああぁぁぁ お願い〜〜 見ちゃダメ〜〜 ああああぁぁ
「おっほ〜! オマ○コ汁が飛沫のように飛んでくるのお〜! 愛液シャワーじゃ〜〜」
「ママ! 本当にこの子は、見られているだけで溢れるほど濡らしているな!美味い!美味いぞ〜!オマ○コ汁」
――ああああああああああぁぁ だ、だめぇ〜 そんな…舐めないでぇ〜 恥かしいぃ
ガクガク痙攣し、上体を弓なりに反らせ、真梨子はいよいよ昇り詰めようとしていた。
痙攣する真梨子のバストは波打ち、ピアスが跳ね、その揺れが更に快感を呼ぶ。
――あああああああぁぁ あっ、いっちゃう〜〜 ぁぁああああ 逝くぅぅぅ
下に寝ていた男が、歓喜の声を上げた。
「おおおおおおお! 潮を吹きおったぞ、由梨〜〜!」
◆
「さぁ、寝なきゃ…」
ベッドにもぐり込んだのは、もう2時を過ぎていた。
散々我慢したのにベッドに入ると、自然に手が股間に伸びてしまう。
「うはぁぁぅ…」
リングが揺れるクリ○リスが、狂おしいほどに気持ち良いのだ。
目を瞑ると、今日雅ママが言った言葉が頭の中を支配していた。
『貴女って本物の露出狂ね! 乳首とクリ○リスに息を吹きかけられただけであんなに感じて逝っちゃうなんて 羨ましいわ!』
――本物の露出狂・・・ わたし…
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