真梨子
羽佐間 修:作

■ 第5章 オフィス・嬲27

 真梨子の汗に光る裸身に大勢の男が群がり、ラビアに、乳房に、クリトリスにそしてアナルに吸い付き、真梨子を嬲りはじめた。
 股間に貪るように喰らい付く男の舌が南京錠で閉じられたラビアの隙間から蜜壷の浅瀬を這い回り、ヒップにしがみつく男は窄めて尖った舌でアナルをこじ開け、怪しく粘膜を蕩けさせてくる。
 悩ましくうねる真梨子の肢体は妖艶そのもので、堪えても堪えても洩れる涕泣は、ますます男達の股間を滾らせていった。
 男達は代わるがわる部位を交換して真梨子の滑らかな肌を楽しみ、自分の行為に反応して真梨子の洩らす哭き声を堪能している。

 半時間も嬲られていただろうか、息も絶え絶えになった真梨子の側に、梶が大きな浣腸器を手にして立っていた。
「由梨! 次は皆さんにお前のウ○コを我慢する苦悩の表情を見てもらうか?! そして臭いものをひり出す様を見て貰おうか?!」
「い、いやぁ〜〜〜〜〜〜 そんな事、堪忍してください! お願いですぅ〜〜」
「注文の多い牝犬だな! 言う事を聞いてやってもいいがお前も少しは譲歩しなきゃな」
「……」
「指でアナルを可愛がってくださいって言ってみろ!」
「ああぁぁ… そんな… 許してください…」
 梶が浣腸器の液を真梨子のヒップを目がけ先端のノズルから押し出し、浣腸液がアナルから滴った。
「ひっ! あぁぁぁ… いやっ! 許してください! お願いです…」
「さっ、言ってみろ! 由梨」
「……」
「それとも浣腸がいいのか?! ん?」
「ア、アナルを・・・ 由梨のアナルを…指で可愛がってください… 」
「くっくっくっ」
「アナルをホジホジしてくださいって言ってみろ!」
「あぁぁ… アナルを… アナルを…ホジホジしてください…」
「ふふふ ホジホジしてやるよ!」

 梶は蜜壷から毀れた淫汁を指にまぶし、既に十分にほぐれたアナルにいきなり侵入してきた。
「あああああぁぁぁぁ いやぁ〜〜〜〜」
「うふぉほ〜 凄い締め付けだな、由梨!」

 たくさんの男達に全身を嬲られながら、卑劣な梶の指がアナルを貫き、関節を微妙に動かしながらゆっくりとした注送を繰り返す…
「うんぅぅああああああっう あっああん」
 アナルを嬲る指が1本増えた。
 ヌプヌプと出し入れされる指にアナルがめくりあがりそうな感覚が湧いてくる・・・
「いやああぁ・・・ ダメぇ〜」
 鎖を握り締め、汗が浮かぶ魅惑の裸身を震わせながら快感に押し流されまいと真梨子は懸命に耐えていた。
――もっ、もうダメ! 逝っちゃうぅぅ
 アナルを窄め梶の指を食い絞める。

 梶の動きが意地悪くピタリと停まり指を抜いた。
―あぁぁ・・・ 逝きたい! で、でも負けちゃダメ・・・
 ひくつくアナルを梶が、いたぶるようにツンツンと軽く突く。
 耳元で梶の下卑た笑いが聞こえる。
 真梨子の切なさを帯びた息遣いだけが聞こえている。

「逝きたいんだろう、真梨子… ホジホジしてやろうな!くっくっくっ」
耳元で梶が囁く…
「ああああああぁぁぁ〜〜〜」
 再び梶がアナルにズブリと指を挿れてきた。
 それに呼応するように真梨子の股間にへばりついていた男が充血したクリ○リスを甘噛みしてきた。
「ひっ!んあぁぁああああああんぐぅぅぅ・・・・」
――あっ、あっ、もうダメ… 
 身体を突っ張り屈服の時を迎えようとしたまさにその直前、アナルの梶の指も、全員の動きもピタリと静止した。
――いやぁぁ… い、逝きたい…

   ◆

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