真梨子
羽佐間 修:作

■ 第5章 オフィス・嬲28

 幾度も繰り返される生煮えの快楽地獄を真梨子は漂う。

「ああああああああいやぁぁぁぁ 許してぇぇ お、お願いですぅ・・・」
 とうとう真梨子の口から快楽に屈する言葉が洩れた…
「お、お願いです… 逝かせてください〜 お願い〜〜!」
 真梨子は涙を流して梶に懇願した。
「ふふ 逝きたいなら俺の事はこれから順様と呼ぶんだ! 順様、アナルで逝かせてくださいと言ってみろ!」
「ああぁぁ・・・ はい! 順さま… 順様ぁ… い、逝かせて〜 アナルで逝かせてください〜 お願いぃぃですぅ…」
「逝く時の淫らな顔を見詰めてください!って言ってみろ!」
「あああああああぁぁぁぁ そんなぁ… み、淫らな…逝く時の淫らな顔を見詰めてくださいぃぃぃ!あぁぁぁ…」

 排泄器官に埋められた梶の指を喰い締め、乳房を乱暴に鷲づかみにする梶の命ずるまま屈辱の言葉を吐いた。

 梶はアナルの中の2本の指を開きながら抽送を再開した。
乳首を摘み引っ張っていた手が離れ、うなだれていた真梨子の顔を顎を掴んで上向かせる。
「見ててやるぞ!」
「順さま〜〜、お尻ぃ〜〜 良いのぉぉ 逝かせてくださいぃぃああああ」
 真梨子は声を限りに泣き叫び、せがむ。

「逝くっ!逝く、逝きますぅ 逝っちゃうぅぅぅ・・・・」
 真梨子の身体がぴんと突っ張り、今際の叫びとともにガクガクと身体を震わせ、気が遠のきそして堕ちた…

 戒めを解かれステージ中央で横たわっていたが、体中に男達が群がり真梨子の肌を舐め回し、そして梶の指はアナルに遊んでいた。
 アナルの終わりなき快感は、真梨子の理性も自制心も根こそぎ奪い取り、幾度目か数え切れない絶頂の直前、アナルへの注送を再び意地悪く止めた梶に命じられもしない屈服の言葉を口にした。
 四つん這いになった尻が注送をねだり梶の指を追い淫らに蠢く。
「お願い!逝かせて〜!


 足音で目覚めた。
 真梨子は戒めを解かれ、ステージ中央で全裸で横たわっていた。
 幾人かの男がステージから離れていく様子をぼんやりと見ていた。
 上体を起こし、自分の身体に目をやると、真梨子の身体中に付着した夥しい精子が、身体を伝い流れ落ちるのが見えた。

   ◆
 キャビン・アテンダントに借りた毛布の下で、千歳に着くまでずっと真梨子の秘裂は梶の指を咥えていた。
 クリ○リスに繋がれたチェーンに操られ真梨子は声を噛み殺して何度逝ったことだろう・・・
 着陸してシートベルトを外した時、真梨子の股から抜かれた梶の指は、白濁した真梨子の淫らな愛液でまみれ、濡れ光っていた。
「ふやけちまったぞ、お前の淫らな汁でな」
 機内アナウンスでは、お決まりの搭乗に対する感謝と札幌の天気の案内が流れている。
 口元に差し出された梶の指を、熱病に浮かされたように抵抗することなく口に含み、指を1本ずつピチャピチャ音をたてて舐めとっていく。
 この上なく惨めな行為に、ドロリと淫汁が溢れた。
ニヤリと笑った梶が席を立って歩き出した。
 セーラーのミニスカートの裾を整え、真梨子は先に歩き出した梶を小走りで追いかけていった。

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