授乳女教師
Tsuka:作

■ 目覚めた母性1

真知子は泣き崩れる少年の姿を見て路頭に迷っていた。
(こんな事になるなんて……)
牧野の圧倒的なパワーの前に何も返せない。彼にこんな激しい一面があるとは思いもしなかった。もはや話し合いで、等と言う状況ではない。
しかし彼の一途な想いは、直線的に真知子のハートへ突き刺さる。愛しくて切なくて胸が締めつけられる思いだ。
(私をここまで好きになってくれる人なんて……。初めてだわ…)
何回“好きだ”という言葉が出ただろうか…?

牧野の口から出る言葉は全くカッコよくないが、真知子への一途な恋情はストレートに彼女の心を捉える。
いや、それだけではない。真知子の母性が…母性本能が刺激されまくっていた。

『先生が好きなんだ!』
“キュン”
『甘えたいんだ』
“キュン…”
『初めての大人の女性なんだ』
“キュンキュン…”
『大きなおっぱいが欲しいんだ!』
“キュンキュン!!”

牧野の何の飾りも無い、心の底からの叫びが真知子の母性本能にグサッグサッと突き刺さる。
もう胸は母性ホルモンで渦巻きっ放しだった。
(あぁ…私はどうすればいいの…?)
真知子の中では『理性』と『母性』が葛藤している。

牧野はまだ泣いていた。
切なくなって彼を優しく包み込んであげたい感情になる。
今まで真知子の心の奥底で眠っていた、強烈極まりない母性がムクムクと頭をもたげ始める。
女としての『母性』が教師としての『理性』を押し潰しかけている。
(………、この子は私がいないと駄目なんだわ…。生きていけないの)
真知子は彼が本当の息子のように思えてきた。
眠りから目覚めた母性は真知子の中で弾けて、いっぺんに花開く。
(私が…、私が牧野君に愛情を注いであげるべきなんだわ…彼には私が必要なのよ。私が牧野君に気持ちも身体も開いてあげなきゃ…、このままでは牧野君が可哀想じゃない!)
母性がくすぐられている為に、Jカップの爆乳果実には母乳がジクジクと滲み始めていた。
もう母乳パットをじっとり濡らしてブラジャーまで染み渡りそうな勢いだ。牧野に対する母性ホルモンが吹き荒れる。

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