しつけ
二次元世界の調教師:作

■ 3

「ママあ、タクローちゃんが出しちゃったの。」

 お家に帰ってから、私はママに正直に言いました。どうせママにはバレちゃいます。出したかどうか、ザーメンの濃さでわかるそうで、タクローちゃんの浮気がバレたのもこれが原因でした。

「何ですって!
 勝手に出しちゃダメって、何回言ったらわかるんでしょうね、このバカ犬は!」

「あのね、おしっこの後始末拭いてあげてたら、ビューッって。」

 オクチで、とは言いませんでした。でもいいんです。

「しつけがなってないね。
 お仕置きよ!」

「わん〜」

 お仕置き、と聞いたタクローちゃんは情けないような鳴き声を上げます。これはでも、えっちなお仕置きを期待したタクローちゃんが、喜んで鳴いてるんです。だってホラ、おちんちんがどんどんムクムクと復活して来ちゃってるんですから。

 ホントにタクローちゃんはヘンタイです。

「のんちゃん、背中に乗って。」

 私が大きな背中によいしょと腰を下ろすと、ママはもう爛々と目を輝かせて露出させた下半身をタクローちゃんの顔に押し付けていました。

「お舐めっ!」

 やっぱり母娘ですね。考える事が一緒なんだもん。ママもおしっこの始末をしてないのか、プーンとイヤな匂いが漂っていました。それにこんな事言うのも何ですが、ママのアソコはとっても臭いんです。

 だけどヘンタイのタクローちゃんはもちろん嬉しそうに「舐め犬」をしちゃってます。これではお仕置きになりませんね。

「のんちゃん、尻尾を引っ張るのよ!
 ママはチンポにお仕置きするから……」

 「尻尾」と聞いただけでも、ウットリとママのアソコに舌を這わせていたタクローちゃんが、怯えた表情を見せました。うふふ、お仕置きはこうじゃないといけませんね。

 ママがもうすっかり逞しさを回復したおちんちんをギュッと掴んでシュッシュッと「お仕置き」を始めると、私は「尻尾」を掴んで強く引っ張りました。

 ブィーン!!

 タクローちゃんのお尻の中から嫌らしいバイブ音が響き始め、私の体重を我慢し切れなくなった四つ足がへたり込もうとします。

 でも出来ません。タクローちゃんの手足には特殊な鉄の器具が嵌ってて、「犬」として四つ足の格好しか出来ないように雁字搦めにしてるのです。それに前足にも後ろ足にも大きなグローブが嵌って歩く事しか用が足せないようになっています。

 そして「尻尾」はアナル用のバイブに繋がってタクローちゃんのお尻に固定され、引っ張ると強烈なバイブが掛かる仕組みなんです。

 きっとアナルバイブって物凄く効くのだと思います。タクローちゃんはオスのくせにメソメソ泣いて、ガクガクと不自由な腰を揺さぶりながらイッテしまってるようです。ママが「お仕置き」してるおちんちんからは、今日2発目のザーメンがドバッと出ていました。

「それじゃママは、ばんごはんの支度をしてますからね。」

「うん。
 タクローちゃんに宿題教えてもらってるから。」

 お仕置きが終わって、私はタクローちゃんに数学を教えてもらう事にしました。タクローちゃんは、昼は会社でバリバリ働いて稼いでくれる、私達の素敵なパパです。私、春川望は、パパ拓朗とママ秀美の1人娘で、3人暮らし。

 私は背が高くて格好良くて、とっても優しいタクローちゃんが大好きです。でも前は仕事が忙しくて夜は私が寝た頃に帰って来るし、休日でも接待とかの仕事でほとんど家にいなかったタクローちゃんに、勉強を見てもらったりは出来ませんでした。

 だけど今は、会社での付き合いなどは全て断り、私達の「飼い犬」となるため早めに帰って来てくれるので、とても幸せな毎日です。タクローちゃんだってきっと喜んでると思います。

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