屋上の王子様
二次元世界の調教師:作

■ 5

 それから私達は示し合わせて同じ時間に授業をサボり、屋上でSMデートを重ねました。いつも私が囚われのお姫様となり、いろいろえっちな悪戯をされてる所を、王子様となった大地君に救出されると言うイメージプレイです。

 大地君はとてもえっちで変態なんです。2回目の屋上デートで彼にバージンを捧げてしまうと、彼の仕掛ける行為はどんどんエスカレートして行きました。他人が見ればずいぶんとひどい事をされてるように見えたでしょうが、最後に助けてくれる「白馬の王子様」である大地君の優しいキスが欲しくて、私は何でも受け入れました。

 そして次第に、彼が仕掛けて来るとんでもない恥辱的な行為にさえ、私は全身が慄えおののく程の興奮を覚え、深い歓びを覚えてしまうようになったのです。

「今日は又すごくえっちなデザインの下着だね。」

 その日も屋上に上がって大地君と会った私は、羞ずかしくて真っ赤になりながら、まずブラジャーを外して手渡しました。白くて三角ビキニみたいなヒモ付きの下着です。サイズが小さいし、とても薄くてスケスケなので、昨日着けてみてからずっと興奮が治まらない私は、ピンと乳首を勃起させていました。

 それとなくセーラー服の中を覗いて見ると、グッとそそり勃った乳首が丸見えで薄いブラの生地を押し上げているという、余りにえっちな光景に自分でも頭がクラクラしそうでした。

 この所、こうして大地君に会うとまず着用している下着を奪われます。彼がとても喜ぶので、私もなるべくえっちなデザインの下着を着けてあげるようにしてるのですが、今日は特別にエロティックだったようです。 

「パンツもちょーだい。」

 ああ……

 ベトベトで下着であった痕跡もとどめていないようなショーツを自分で脱いで手渡すのは、もう穴があったら入りたいくらいの羞ずかしさで、顔から火が噴き出そうでした。

「凄いや。
 絞ったら水が出そうだよ、麻衣お姉さん。」

 大地君はとても嬉しそうに私の汚れたヒモパンをくんくんと匂っていました。彼との屋上デートに備えて会えない時私はいつも同じ下着を着けるようにしてて、羞ずかしいんですけどおしっこの後始末もしませんから、メチャクチャに汚れてます。

 それに大地君にいっぱい気持ち良いえっちを教えてもらった私の体はとても欲張りで、毎晩1人えっちしないではいられません。彼の黒縁メガネの子供っぽい顔を思い浮かべながら指を使うと、私は羞ずかしいおツユをタップリとパンツに吐きかけてしまうんです。

 今日は朝から授業中でも私のアソコは期待でざわめいて、さらにベットリと新鮮な染みを汚れパンツに付けてしまってましたから、こうして離れていてもプーンと汚穢にまみれた匂いが漂っています。でも大地君は、私が下着を汚せば汚すほど喜んでくれる変態です。

「暑くなって来たからかな?
 とっても臭いよ、麻衣お姉さん。
 こんな汚いえっちなパンツをお姉さんがはいてるなんて思ったら、僕チンチンが勃って来ちゃった。」

 私は思わずゴクリと唾を飲み込む羞ずかしい反応と共に、大地君が学生ズボンの前を大きくさせているのを見つめていました。でもこれはまだお預けです。

「今日は面白い物を持って来たよ。」

 そう言った大地君が見せてくれたのは、ぷっくりと真ん中が膨らんだ奇妙なプラグでした。これは私にどんな快感を与えてくれるものでしょうか。大地君はいつも私を歓ばせるために、いろんな道具を使ってくれるんです。

 私はもう言われなくても背中に両手を回して手錠を掛けてもらい、座ったまま動けなくなるよう首輪を繋いでもらいます。さらに、アイマスクと、ボール状の口枷も。初めて彼が「SMごっこ」を仕掛けて来た時と同じ道具一式です。

 そして今日彼が仕掛けて来た悪戯は浣腸でした。普通は1つで十分なイチジク浣腸を2つも入れてもらいます。私は放置されてる間にお腹にためてしまった汚物を、救い出してくれた大地君に向けて思い切り下品な音まで立てて出してしまうのでしょう。

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