私の彼はどヘンタイ
二次元世界の調教師:作

■ 6

 すぐにおしっこがシャーッと出たんですけど、ここでも私はオナニーしたいと言う欲求と戦わねばなりません。アソコを拭こうか拭くまいか。すごくハズカシイんですけど、私は陽介君を喜ばせるためあえておしっこの後始末をしないこともあるんです。迷った挙げ句トイレットペーパーをアソコに当てがった瞬間、私は(無理)と諦めました。「欲張り屋」とからかわれたえっちな私は、後始末をすると言いながら楽しんでしまうに決まってます。特に石みたいに固まったオマメちゃんに触れてしまったら、その瞬間弾けてしまってもおかしくありません。私はここでくじけては陽介君との素晴らしいえっちが台無しになってしまうと思い、やっとの思いで後始末をやめてそのままパンツをはきました。汚れパンツがますます彼好みのひどい状態になってしまったのは言うまでもありません。

 今日は何もかも特別な日です。彼にパンツが見えそうな超ミニにして来てよ、と言われてたので、私は大胆にガッとスカートを上げて腰で留めました。ママやパパに見られたくないので、コソコソ黙って家を出て自転車を置いてる場所まで歩きます。それまで経験したこともないすごいミニなので、下半身に風が当たってスースーし、まるで何もはいてないと錯覚を起こしそうでしたが、すぐにものすごくハズカシクなり顔から火が出そうなくらい真っ赤になってしまいました。 

(ああ、スゴイ!
 ミニスカってこんなにハズカシかったんだ……)

 たまに街でヤンキーみたいな子がすごいミニをはいてるのを見ることがありますが、想像以上のハズカシさでした。無理もありません。そういう子が必ず下にはいてモロに見せているパンチラ防止の黒いものを私ははいておらず、ベトベトに汚したイチゴパンツだけなのです。どこかが1本切れてるのではないかと疑われてもおかしくない格好でした。でも私は本当に頭がおかしくなってしまいそうなくらい猛烈にコーフンして、淫らな歓びがゾクゾクと股間を突き上げて来るのを感じていました。燃え上がる下半身に冷たい外気がとても気持ち良いのです。こういうのを露出狂って言うんでしょうか。完全にアブない人になってしまってる私は、もう立派なヘンタイだわと思いました。

 学校まで乗って行く自転車のサドルを見ると、おかしいくらいドキドキしちゃいます。陽介君とお付き合いを始めて、どんどんえっちになって行く私は、いつもサドルとアソコが擦れるのを楽しんでしまうのですが、ミニスカを気にしながらまたがった瞬間、いつになく素晴らしい感触を覚えて慄然としてしまいました。がんばってこぎ始めると、まるでオナニーをしているような心地良さに包まれて、途中で何度もイキそうになり慌てて止まらねばならない始末です。

 こんな所で彼との約束を破りイッテしまったのでは、これまでの苦労が水の泡と思い、私は歯を喰い縛って快感を堪えました。それにしても自転車のサドルに愛されるのはとても刺激的で、これなら明日からは登下校の間、自転車上で何度もイクことが出来るかも知れません。そんなことを考えてしまう私は、もう彼のことをヘンタイだなんてバカには出来ません。絶対人には言えないけど、ヘンタイって何てスバラシイのでしょうか。

 さて少し遅れてしまったけれど、まだほとんど誰もいない早朝の学校で、私は陽介君と落ち合います。いつもの校舎の陰で会うなり、彼は私の露出狂そのものの激ヤバミニスカを見てホメてくれました。

「マジで、そんな格好で来てくれたんだね、嬉しいなあ。
 とってもかわいいよ、コブタちゃん」

「陽介君……
 良かった、喜んでくれて……」

 本心からそう話す私の声はおかしいくらいに慄えてしまい、彼のギラギラした視線を痛いくらい感じるミニスカの裾を手で押さえたい気持ちに駆られました。これからとるえっちなポーズを考えれば無意味でしたが、好きな男の子の前で私のすり減った羞恥心が最大限に働いたのでしょう。紅生姜みたいに真っ赤に染まった顔も、爆発しそうにドキドキと高鳴る心臓も、露出した下半身が激しくワナワナと慄えちゃうのも、元には戻りません。

(ああ、死ぬほどハズカシイよ、陽介君。
 そんなに見ないで……
 ううん、ホントはもっと見て欲しいの。
 私のフトモモ、ムッチムチでおいしそうでしょ。
 それに陽介君の大好きなイチゴパンツ、もうベチョベチョなのよ……)
 ああ、見て見てっっ!!)

 私は叫びだしたくなるような激情に駆られながら、彼の前に中腰でしゃがみ込むとお相撲さんのようにガバッとおマタを広げるいつものえっちポーズを取りました。今日のスカートだと嬉しいことに、イチゴパンツがもう全開、モロ見えです。そしていつもの癖で股間に手をやってしまった私は陽介君に注意されてしまいました。

「ダメだよ。
 まだおあずけだ」

 私が慌てて手を引っ込めると、入れ替わるように彼の手がイチゴパンツに触れて来ました。

「あれえ?
 ビチョビチョじゃん。
 オナニーしない約束だったのに」

「してないよ、オナニーなんか」

「ホントにい?
 じゃなんでこんなビッチャンコなの?」

「そ、それは…… 
 自転車がすごく気持ち良くて……」

「コブタちゃんも立派なヘンタイになってくれたんだね、嬉しいよ」

「……ありがとう」

 陽介君に言われると、ヘンタイも悪くないかなと思っちゃうのが不思議です。

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