変身
二次元世界の調教師:作

■ 4

(ああ〜っ!
 シンイチ、母さんはイキますうっっ!!)

 その瞬間俺の本体は押しつぶされそうな強い圧迫を感じ、母さんはドバッとえっち汁を放出してエロパンツをビショビショに汚す。女性の快楽エネルギーを吸って生きる俺は、母さんの絶頂によって少しだけ空腹が治まっていた。

(母さん、まだまだ食べ足りないな。
 もっと沢山イッテよ)
(ああ……
 も、もう……)

 実の息子が変身したおぞましい触手に責められての絶頂はさすがに強烈だったようで、母さんは弱音を吐いていたが、俺が大切な部分に入り込み全身に触手を張り巡らせている限り、おぞましい快楽から逃れる術はない。と、その時邪魔が入った。

「マチコさんや、シンイチは?」

 やっぱり心配になったばあちゃんが、見に来てくれたのだ。だがイソギンチャクのような触手に変身した俺の姿はベッドの上には見当たらない。ばあちゃんにバレないように口を塞いだチンポコ触手をさっと引っ込めた俺は、母さんのアソコの中に潜み体中に触手を張り巡らせているが、着衣の上からはわからないのだ。一体どうやってごまかすだろうかと思っていると、母さんはすっとぼけたことを言う。

「シンイチならさっき、久しぶりに外に出て行きましたよ」
「はて、あんな体でかの?」
「あんな体って?」

 ここで母さんとばあちゃんは言い争いを始めた。俺がイソギンチャクのような化け物に変身したと本当のことを言うばあちゃんに、悪い夢でも見てたんじゃないかと俺の異変を必死で取り繕おうとする母さん。

「わしゃまだ、もうろくしとりゃせん!
 シンイチは化け物になったんじゃ」
「ですからお母さん、それはきっと何かの間違いですよ。
 人間がイソギンチャクになったりするわけないじゃありませんか……」

 かわいそうなばあちゃんは、はぶててプイと出て行ってしまったが、俺は新しい楽しみを発見してホクホクしていた。それはまだ慣れてない俺が何もせずじっとしていたにも関わらず、母さんがばあちゃんを気にするあまり物凄く興奮して、あろうことか自ら俺の本体を万力のような強い力でギュウギュウ締め上げると、密かに2度目の絶頂に昇り詰めていたことである。母さんが必死で歯を食い縛り気分を出さないように苦悶しながら、どうしようもなく俺に巻き付かれた体がワナワナと慄えおののいて全身にビッシリと生汗をかき、遂には熟れた体が俺を欲しがってしまい自らチンポ触手を喰い締めるオナニー同然の行為に溺れて達してしまう、その一部始終を俺はしっかり体感することが出来たのだ。そして母さんの絶頂エネルギーを吸収した俺はますます邪悪にパワーアップするのだ。

(へへへ、母さん、ばあちゃんの目の前でイッテしまうのは最高だっただろ?)
(ああ……
 もう、知らない、知らない!……)

 まるで小娘のように羞じらい、触手にたかられたせいでどんどん淫らな姿を見せてくれる母さんの中に、俺はまだ居座ることを決意した。当然だろう、そのために俺はおぞましい触手に変身したのだから。

(母さん、今日父さんは早く帰って来るの?)
(そ、それがどうかしたの……)
(決まってるじゃない。
 父さんの前でえっちするんだよ、俺と母さんが)
(シンイチッ!
 アンタ、何て恐ろしいことを……)
(取り繕ったってダメだよ。
 母さんだって、もっとしたいんだろ、ホレホレえ〜)
(ああ〜っっっ!!!
 シ、シンイチ、又いっちゃうううっっっ!!!)

 ここで俺がすっかり母さんを歓ばせるコツを会得した触手責めで3度目の天国を味わわせてやると、母さんは面白いことを言った。

(お願い、シンイチ。
 父さんに、このことは黙っておいて……)

 父さんと心を通わせるつもりなど毛頭無い俺は、触手なのにしゃべれるわけないだろ、と思いながら、母さんが完全に俺にメロメロになって触手の軍門に下ったことを確信していた。

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