ダイエットモニター
二次元世界の調教師:作
■ 3
「わかりました。それでお願いします」
「それじゃさっそくですが、妹さんには着替えて頂きましょう。隣でトレーニングです。陽子ちゃんはその間ボディケアよ。いいわね」
「はい……」
――え!?
1か月も通ってるからもう慣れた仲なのか、マコト先生に下の名前を「ちゃん」付けで呼ばれたお姉ちゃんが、さっきスカートがめくれてしまった時のように真っ赤になって恥ずかしそうなので、私はちょっとビックリしました。
――そうか。そこのイスでボディケアなんだ……
小さな部屋のほぼ半分近く占拠する、歯医者の診察用のような大きなリクライニングするイスが置いてあったので、そこでボディケアをしてもらうことを、恥ずかしがり屋のお姉ちゃんは照れているのでしょう。やっぱり裸になってケアされるんでしょうから。
「じゃあ陽子ちゃん、妹さんがトレーニングウェアに着替えるのを手伝ってね」
「はい」
――ええっ!? どういうこと?
先生が真っ白くてペラペラに薄いボディースーツのような物を持って来てお姉ちゃんに声を掛けたので私はビックリしました。1人じゃ着られないないようなウェアなんでしょうか。マコト先生が説明してくれます。
「ごめんなさいね、モニター用の特別な服なのよ。他の人に手伝ってもらわないと、着るのが大変だから……」
「久美、恥ずかしがってないで服を脱ぎなさい」
――えーっ! や、ヤダあ……
私は他人の前で服を脱ぐのに正直抵抗がありましたが、仲の良いお姉ちゃんと素敵な女の先生だから、ま、いっかと思って、その「トレーニングウェア」を着せてもらうことにしました。ところがお姉ちゃんはさらにとんでもないことを言い出したんです。
「下着も脱ぐのよ」
「えーっ! な、何で?」
するとマコト先生が頭を下げて説明してくれました。
「申し訳ございませんが、これを着ると大量に汗をかいてしまうのです。ですから……」
先生の表情は真剣そのものだったので、私も仕方なく生まれたままの姿になってから、真っ白いウェアを着せてもらいました。するとこのウェアは普通のレオタードではなく、水仕事をする時手にはめる手袋みたいな強い弾力のある生ゴム素材だったのです。引っ付いていたウェアをメリメリベチベチという感じで引き剥がしながら、下半身からはかせてもらったんですけど、物凄い密着感! これはとても1人じゃ着られないと思いました。
「せ、先生、キツイです……」
「我慢して下さい。これもトレーニングですから」
ピチピチであまりに強烈な締め付けを私は訴えましたが、マコト先生にそう言われると耐えるよりありません。
「あら、お姉さんより巨乳ちゃんみたいね。これじゃ大変でしょうけど、頑張りましょう」
先生にそうからかわれてしまいましたが、私はお姉ちゃんよりおっぱいもお尻も大きいと思います。だからダイエットしたいんですけど、そのせいか胸と腰の圧迫感は息苦しくなるほどでした。そして最後に背中でジッパーを締められると、首から上を除いた上半身から腰までをピチピチの白いゴムに覆われてそれを脱ぐことも出来なくなったのです。
「ではトレーニング機に案内しましょう」
「久美、頑張って来てね」
お姉ちゃんに見送られ生ゴムの強烈な密着感に悩まされながら脚を踏み出した私は、すぐにちょっと困ってしまいました。
――アン、アソコが擦れちゃうよ……
あまりにウェアの締め付けがきついので、何と羞ずかしいワレメちゃんに生ゴムがギュッと食い込んで、歩くと微妙に擦れちゃうんです。別に痛くはなく気持ち悪いだけでしたが、数歩進むと恥ずかしいことにだんだん気持ち良くなってしまいました。
――や、ヤダ、変なトコ当たってる……
伸縮性に富む生ゴムが体にピトリと密着してる上に、アソコにはイヤと言うほどキリキリと食い込んでるんです。歩いてアソコが擦れてしまうのにイヤらしい快感を覚えてしまった私は、いつの間にか女の子の一番感じるイケないオマメちゃんを大きく膨らませていました。するとますます強く生ゴムに密着してズリズリと擦れてしまうんですから、これではとてもたまりません。
「さあ、こちらに来て下さい。どうしたんですか、山下さん?」
ついつい変な部分の快感にウットリしてしまい、視線を落としてじっと床を見ながら歩を進めていた私は、先に立つ先生がドアを開けて部屋から踏み出すと、トレーニングに励んでいた他の女の人たちの視線が集中して、この生ゴムレオタードがとても恥ずかしくなってしまいました。
――う、ウソお! これ、スケちゃってるんですけど……
ああ、何ということでしょう。早くもジットリと全身に汗を滴らせ始めていた私は、ムネの先っちょのピンクの乳首がウッスラと透けて見えてるのに気付き愕然としました。女子高生にしては巨乳過ぎるのもいけないのか知れませんが、いつの間にかクリちゃんと同じように両ムネの先端もはしたなくプックリと膨らんで、極薄の生ゴム生地をツンと押し上げているのです。近付いて見なければわからない程度とは言え、その恥ずかしさは私の顔を真っ赤に染めるのに十分でした。
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