ダイエットモニター
二次元世界の調教師:作

■ 11

「お、お姉ちゃん……恥ずかしいよ……」
「言わないで久美。私だって……」

 お姉ちゃんと私は強烈な羞恥と快感でともすれば萎えそうになるダイタンに露出した脚を奮い起こして、サロンからさほど遠くないコンビニまでの通りを進んでいました。失神してしまった私が意識を取り戻したのはちょうどお昼時で、マコト先生は私たちにお金を渡すとお弁当を買いに行かせたのです。

 これはもちろんただのお使いではなく、とても恥ずかしいマコト先生流のダイエットトレーニングメニューでした。朝着ていた自前のヒラヒラミニが恥ずかしいのはもちろんですが、一番恥ずかしいのは私たちに嵌められた首輪が短いチェーンで繋がれ、私の左手とお姉ちゃんの右手にまとめて手錠が掛けられていることです。これでは並んで体を寄せ合いながら歩くよりないのですが、首輪と手錠で繋がれているだなんて、どう見てもえっちなヘンタイプレイ中の女の子2人ではありませんか。それに超ミニスカで白い物がチラチラ見え隠れする上に、ノーブラの胸元はガッとはだけられて乳房の谷間がバッチリのぞけてしまっているのです。

「お、お姉ちゃん! 気持ちいいの、あ、あ、あ、もうたまらない……」
「久美、くじけちゃダメよ、頑張って」
「わかってるよ。わかってるけど……ううん、ダメ、ダメえっ!」

 そしてこのダイエット散歩の仕掛けは露出狂みたいなはしたない服装だけではありませんでした。何とお姉ちゃんも私も服の下に例の生ゴムウェアをピッチリと着用させられているのです。スカートの下にハイレグパンティをはいてるように見えますが、よく見ると生地が薄過ぎて黒いヘアやアソコの具までバッチリ見えちゃってます。

 さらに問題なのは股間にギチギチに食い込む生ゴムウェアが歩くたびに気持ち良くアソコを刺激してしまうことでした。おまけにクリちゃんの皮は剥かれているので、もうハンパじゃないオナニー同然の心地良さが股間を突き上げて来て、ダイタンに露出した生白い脚がワナワナと慄えまともに歩けません。

 でももっと凄いのはアナルでした。 外に出される前に、マコト先生は私たちを床に四つんばいにさせると、お尻にイチジク浣腸液をチュルチュルと注入して、丸っこい中太のプラグをフタとして挿入したんです。ところがこのプラグは電動で圧力が掛かると激しくバイブレーションを起こすと言うイヤらしい代物でした。それをオシリのアナに詰め込み生ゴムウェアで締め付ければ粗相の心配はないのかも知れませんが、狭くてきついアナルの圧力が掛かってしまいジジジーと小刻みに慄えてしまう心地良さはアナルバイブを入れられているのと変わりません。

「ああ、もうガマン出来ないよお姉ちゃん! お、オシリが凄いの……」
「ダメよ! こんな所で……」

 休日とあって駅前の人通りはかなりのものでした。たくさんの人が破廉恥なミニスカの上、首輪と手錠で繋がれた私たち姉妹に好色や嫌悪の視線を送って来ています。だけど目も眩むような恥ずかしさの中、アナルからジーンと背筋を這い上がる痺れるような快感がこらえきれなくなった私は、ウウッと呻いてしゃがみ込んでしまいました。当然お姉ちゃんも一緒に地べたに座らねばなりません。超ミニスカで脚を投げ出すともう生ゴムの「ハイレグパンティ」はモロ出しになってしまいました。

「お姉ちゃん、ごめんなさい……ホントにしなくちゃいけないの?」
「先生のお言い付けは絶対よ。契約したでしょ、私たち」
「ああ……」

――もう死んでしまいたい……

 マコト先生は、途中で立ち止まったりしゃがんだりしたら、その場でオナニーして気をやるように命令されたのです。ふと気付けば、私たちに注目している男の人たちのヒソヒソ話が耳に入りました。

「おい、見てもいいのか?」
「どうせAVの撮影だろ」
「スゲーな、スケスケパンツ丸見えじゃん」
「2人とも結構カワイイけど、ヘンタイなんだな」

――や、ヤだ……みんなに見られてる!

 駅前でせわしなく行き交う人たちは地べたに座り込んでミニスカの股間と緩めた胸元からセクシーな肌を露出している私たちにチラチラと視線を送って来ていましたが、首輪と手錠を見てアダルトビデオの撮影だろうと判断したのかだんだん遠慮がなくなり、男性を中心に人だかりが出来始めてしまいました。

――お、お姉ちゃ〜ん、死ぬほどハズカシイよう……

 私は救いを求めるかのように、唯一の心の支えである陽子お姉ちゃんの手をしっかりと握り締め、至近距離に寄せ合っている顔を見ました。すると陽子お姉ちゃんの日本人形みたいに整った色白の顔も真っ赤に火照り、私より余裕がありそうに思われたお姉ちゃんもやっぱり羞恥に苦悶していることがわかって、ますます追い詰められた気持ちになってしまいました。そしてお姉ちゃんは私の耳元で囁いたのです。

「さ、一緒にオナりましょ。お姉ちゃんだけに恥をかかせちゃイヤよ……あ、あ、いい、いい〜……」

――待って、私も一緒にオナニーするわ……

 お姉ちゃんが私と繋いでいない方の手を股間にやると、小声で快感を口にし始めました。私も清水の舞台から飛び降りるような覚悟を決めると、生ゴムウェアの食い込む女の子の部分に指を這わせます。先生の言い付けでは気をやるまでオナニーしなければいけないのですが、幸いと言うべきかアナルプラグの振動だけでも極めてしまいそうな快楽を味わってしまっていましたし、さんざん生ゴムの感触に責められプックリと大きく膨らんでいた剥け豆をウェア越しに指でスリスリすると、あっと言う間に天国が見えて来ました。

「おい、こいつらオナり始めたぞ」
「うわ、もうたまんねえな」
「俺もう我慢出来ねえよ」

 周りを取り囲んだ男の人たちの興奮した声が聞こえると、生ゴムで覆われた大事な部分に痛い程の視線が集中するのが感じられ、私はとうとう弾けてしまいました。

「アン、いくう! ……」

 お姉ちゃんも何か口にしてましたからイッタのだと思います。ところがもうノルマは達成したのに、私はジーンと甘美に痺れ切った腰を上げることが出来ず、恐ろしい欲求が込み上げて来るのに慄然としました。

――もっとシタイ……ああ、私こんな所で恥知らずにオナニーなんかしちゃうイケない子なの、お願い見て見てえ〜

 お姉ちゃんの体の慄えもビンビンに伝わって来て、私と同じ気持ちなのがわかります。こうして私たちは仲良く2度目の野外露出オナニーに突入してしまいました。見られてる、と意識すればする程際限なく興奮が高まって、体の中でえっちな欲情の炎がボウボウと燃えさかっているみたいでした。さらに二度三度と極めてしまった時の心地良さはもはやこの世のものとも思われぬ素晴らしさで、結局私はここで3回も絶頂を極めてしまったのでした。

 その後ごく近所のコンビニでお弁当を買い、サロンに帰って来るまでの道のりでも何度か同様の路上オナニーを演じなければならなかった私たちは、もうヘロヘロになって脚を引きずるように何とか歩を進めました。そして帰路の途中から、生ゴムによる発情よりもっと恐ろしい生理現象に襲われ始めた私たちは、サロンが見えて来た辺りで限界が近付き脂汗を滴らせて苦悶していました。

「お姉ちゃん……おなかが痛い……」

 出掛ける前マコト先生に注入された浣腸液が猛威を奮い、キリキリと下腹部に差し込むような激痛がやって来たのです。すると経験があるのか、お姉ちゃんはとっておきの手段を教えてくれました。

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