ダイエットモニター
二次元世界の調教師:作

■ 12

「歩きながらオナるのよ、久美。
 快感で痛みを忘れられるわ、ウウッ!」

 お姉ちゃんも痛いのか、そう呻き声を発すると、自由な手を股間に入れてまさぐり始めました。私も背に腹は替えられず、道行く人の視線を嫌と言うほど気にしながらも歩きながらのオナニーに挑戦しました。

――あん、いいっ! お姉ちゃん、気持ちいいよ!

 確かにそうやると一瞬でも強烈な快感で苦痛が引いてくれるのです。私はもう少しも途切れないようにせわしなく生ゴム越しにクリちゃんやワレメちゃんを指でスリスリと刺激しながら、必死で歩きました。途中で私もお姉ちゃんも何度かイッテしまいましたが、もう立ち止まることさえ恐ろしくて出来ません。灼熱の溶岩みたいな汚物がおなかの中で煮えたぎり、今にも噴出してしまいそうだったのです。

「マコト先生!」
「ただいま、帰りました」

 サロンの入口にマコト先生が出て待っておられるのが見えました。わざわざ出迎えて下さるのでしょうか。先生はおだやかな微笑みを浮かべておられて、私たちは幸せな気分を味わいましたが、ところが……

「い、イヤッ、ダメダメ、出ちゃううっ!」
「久美っ! もう少しよ、頑張って!」
「もう無理い〜っ! イヤあ〜っっ!!」

 後もう少しと言う所で、私のおなかはとうとう限界を超えてしまったのです。ストッパーの働きをしてくれていた振動プラグも、津波のように押し寄せる排泄物をせき止めることは出来ませんでした。下腹部から下品な破裂音が聞こえたかと思うと、生ゴムウェアの食い込むオシリから茶色い流動物がニュルニュルと噴出して、露出した内股を伝い落ちていくのを、呆然と立ち尽くした私は視線を下げて見つめるばかりでした。そして私の巻き添えで足止めを喰らったお姉ちゃんも、同じ屈辱を晒してしまったようでした。ですが白状しなければなりません。私は路上で大便をお洩らしすると言う、死にも勝る大恥をかきながら、それまでで最高の心臓が止まりそうな強烈なアクメを覚えていたのでした。

「ふふふ、ウンチしながら気をやるとは大したヘンタイ娘だね、あなたたち……」

 その後先生に連れられて奥の部屋に入って私たちは、並んで四つんばいにされ両手を背中で縛り直されると、床に置いたお弁当を犬のように口を付けて食べるように命令されました。そしてその間に、マコト先生は汚物まみれになった私たちの下半身を清めてくださったのです。屈辱的な食事と、汚物を処理する先生の生ゴム手袋の指がアナルの中でクニクニと蠢く快感の板挟みは、私を完全に打ちのめすのに十分でした。

「食後の運動に、久美ちゃんは自転車に乗っといで。その間お姉ちゃんはボディケアだよ、ふふふ……」

 その後乗せられたダイエット自転車は、これまでと違っていました。何とサドルのイボイボがジーッと小刻みな振動まで加えて来たのです。それに私の生ゴムウェアの股間では、クリちゃんが剥け豆状態にされアナルには新たに生ゴム巻きの小型バイブが仕込まれて動いていたのですから、マスクで隠した口にボールギャグが詰められていなかったら、大声でよがり狂って、他の女性の人たちを驚かせてしまったことでしょう。数限りない絶頂を極めた私は、自転車をこぎながら完全に気を失っていました。 

 次に私が意識を取り戻した時、すすり泣くように淫らな女性のよがり声とグチュグチュと言う水音と共に、信じ難い光景が視界に飛び込んで来ました。床に仰向けになった全裸の男性の上に、やはり全裸の女性がまたがって繋がりすごいスピードで腰を上下に動かしていたのです。

――お姉ちゃん……マコト先生!? ……一体、どういうこと……

 盛大によがり泣きながら激しく腰を振っているお姉ちゃんの姿もショックでしたが、下で寝そべっているのがマコト先生だったことに、私は大きな衝撃を受けました。

――マコト先生って、おとこだったの……

 何だか悪い夢でも見ているような気持ちの私が目を覚ましたのに気付いた2人は、私が生まれて初めて見る男女の交わりをやめてくれました。そして食事の時と同じような、全裸で四つんばいの後ろ手錠姿だった私の顔の前にマコト先生が、立派な男性となって素晴らしいシンボルを屹立させて言いました。

「お姉さんのえっち汁を、あなたのオクチで清めなさい」

――陽子お姉ちゃんのおツユ、しょっぱい……

 私はそんな感慨を持ちながら、先生のおちんちんを頬張りクチュクチュと淫らな音を立てて舐めしゃぶりました。するとビクビクと脈動する熱い肉塊がググッと一段と大きく膨らんだような気がして、喉の奥にビュッと冷たい粘液が放出されたのです。処女の私でも、それが子供を作るための男性の大切な精液であることがわかりました。

「一滴残らずゴックンするのですよ」

 私はもちろん喉を鳴らして苦い液体を飲み干し、全然勃起が治まらないペニスからその残滓を残さず舐め取るべく舌と唇を使いました。

「ではお姉さんがしていたように、私の上でダイエット運動しましょう」

――私、バージンなのに!

 すると私の怯えをなだめるようにお姉ちゃんが背後から抱き締めて来ました。脇の下から差し込まれた両手がおっぱいを捕まえて優しく揉みほぐしながら、耳元に口を寄せ軽く噛まれると全身がゾゾッとなっておののいてしまいます。

「大丈夫、怖くないわよ、久美。こんなに濡れてるんだから、ちっとも痛くなんかないわ」

 そう耳元で囁くお姉ちゃんの片手が股間をまさぐり、私のワレメちゃんの唇をくつろげるようにするとドドッとおツユが滴り出ました。こうして私はお姉ちゃんに導かれて、仰向けで寝そべるマコト先生のオチンチンの上に腰を下ろしていったのです。

「こんなかわいいお嬢さんの処女を姉妹揃って頂けるなんて光栄です」

 お姉ちゃんが言った通り、一瞬血が出て痛みが走りましたがすぐに引き、次第に気持ち良くなってしまいました。何しろ先生のペニスは私をえっちに狂わせる生ゴムサックを被っているのですから。気がつけば私はさっき見たお姉ちゃんと同じ、いやそれ以上に激しく狂ったように腰を上下させ、初体験なのにセックスの快楽を心ゆくまで味わわせてもらっていたのでした。

 それから数日後。パパが早く帰宅したので、私たちは家族4人揃って食卓を囲んでいました。パパが嬉しいことを言います。

「陽子も久美も、やせてキレイになったんじゃないか?」

 私は陽子お姉ちゃんと顔を見合わせて微笑み、ついでに体を突き抜ける快感で軽くアクメを覚えていました。お姉ちゃんもお尻の位置をずらして、体を一瞬くねらせたのでイッテしまったのではないかと思います。今私たちはダイエットのために、2人で協力して生ゴムウェアを1日中着用しているのです。そして女の子の部分とオシリのアナに、2本のオチンチン型筒具をくわえ込み、四六時中前後でキュンキュン締め付けて快感を味わいながらトレーニングしています。時々脱ぐ時には滝のような汗と体液がたまってますから、シェイプアップ間違いないと思います。

「わかる、パパ?」
「そうだな。ダイエットでもやってるのか?」
「うん。駅前に渋谷マコトエステサロンって出来たでしょ……」

 するとママも興味を示してくれました。

「最近私おなかの脂肪が気になるのよね〜」
「ママもダイエットやってみる?」

 私たちが嬉しくなってママにもダイエットモニターを薦めると、ママは大いに乗り気のようでした。これでパパもきっと喜んでくれることでしょう。

――マコト先生、3人も相手にして大丈夫かな?

 それだけが心配です。

〜おしまい〜

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