アタシのかわいい○ンコちゃん
二次元世界の調教師:作

■ 8

――な、何だ、このムラムラは……うわ、もうガマン出来ねえ! 出したい!

 それは○ンコの本能なのだろうか? アタシはもう居ても立ってもいられない気分になると、次の瞬間シコシコと始めていた。柔らかい皮を戻してしごけば丁度良い擦れ具合になって素晴らしく気持ち良いことは、すぐに会得してしまった。

――アーッ! スゲー気持ちいいぞ、コレは……うお、出るっ!

 あっと言う間にビュッとセーエキが出たが、それを皮でキャッチして持っておけばこぼれないではないか。それからおもむろにもう片手にトイレットペーパーを持つと、皮をめくって中をフキフキすれば良いのだ。男の子ってこんな風な芸当が出来るのか! こうしてアタシは、女の子としてのオナニーより先に、男の子のオナニーの快感を知ってしまったのだった。

「オーイ、ヒナコっ! いつまで入ってるんだー!」

――ごめんね、パパ……

 アタシがそれから急いで後始末をし真っ赤な顔でトイレを出ると、パパも股間を手でしっかり押さえていて、アタシは素直な気持ちでパパに謝りたい気持ちになった。

 その日の昼休み、アタシ達はやはり体育館の裏で落ち合った。昨日までのことと今日自分の体に起きた変化を考え合わせれば、相手の体がどうなっているのか言わずもがなで話は早かった。

「オー、モッコリしてんな、ヒナ」
「るっせーよ!」
「イテテ……何キレてるんだよ」

 ノーテンキにお下品な言葉を口にし、さらに何とアタシのスカートにテントを張ってる「○ンコ」に手を伸ばしてナデナデして来たケースケのほっぺたを、アタシは思い切り引っぱたいた。当然だろう。これを隠すのにアタシがどんだけ苦労したと思ってるのだ。

「お前の○ンコはサルかっ! 四六時中モッコリしやがって!」
「そうゆう時はさ、ガマンしてないでとにかく出すんだ。出せばスッキリする」
「出してやってるよ! シコシコシコシコと……」

 勢いでしゃべってしまってから猛烈に羞ずかしくなったアタシは、顔を真っ赤にした。何が悲しくてオナニーなんかしたことのないアタシが、バカでかい○ンコをしごいて慰めてやらなきゃならんのだ。

「それをせんずりっつーんだよ。気持ちいいだろ?」
「気色悪いだけだ!」
「遠慮すんなよ」
「話にならんわっ!」
「俺、日に5回はせんずらないとダメなんだ」
「5回……マジで5回でいいのか?」
「最低な。まあ、よくありがちな回数だ」

 アタシが5回を聞き直したのは、多過ぎると思ったからではない。逆だ。

――ペースが早いぞ

 もう朝からその回数はちょうどクリアしてしまった。ケースケにはああ言ったが、何度しごいてもやっぱりとても気持ちがいいし、セーエキはだんだん少なくなったけどちゃんと出るので感心してたのだ。

――感心してる場合か、アホ……

 アタシは頭をめぐらせて、コイツの○ンコがいつも以上に元気が良い理由をだいたい推測していた。

――女の子に反応してるんだ、きっと

 そもそも、まずアタシと言うカワイコちゃん(笑)のカノジョのスカートの下、そしてショーツの中にいるだけで、ケースケの○ンコは落ち着かないのに違いない。出しても出しても、しばらくするとムクムクと回復して大人しくしてくれないのだ。さらに学校でダベってるのが女子ばかりと言うのも、○ンコにとってはよろしくない環境だ。

――特にアヤカ。あの子の乳はいかんわ……

 仲良しの彼女は休憩時間になるとアタシの席までやって来るんだけど、この子のムネの谷間が目に飛び込むともうダメ。途端に股間のボルテージが上がって、ドックンドックンと○ンコが生きてるみたいに脈動しちゃうのだ。このオッパイ星人め、大人しくしてろ! と叱りつけてもムダで、そのうちアヤカの声や、彼女が近付いて来た気配だけでムラムラしてたまらなくなり、トイレダッシュしてしまう有様だった。これは立派な浮気じゃないのか! 何でアタシよりアヤカの乳に反応すんのよ!

――体育の授業が怖い……

 ちょっと開けっぴろげ過ぎるけど、女子の体育のお着替えはオトコの夢だろう。みんなダーッと着替えるから、その気になれば白を初め、カラフルな下着がバッチリ拝めちゃうのだ。いつもカワイイのを着けてるアヤカのブラなんか見せたらマジで間違いを起こしそうなので、アタシは今日の体育は体調不良だと言って保健室で休んだのだ。何度もトイレに行っては赤い顔で帰って来るアタシを見れば、皆それを納得しただろう。

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